晩秋
昼食に輪切りのバナナを入れたホットケーキを焼きました。ナッツ類を混ぜて焼くことがよくありますが、バナナもなかなかいいです。

ふだんメールソフトにはOutlookを使っています。今日の昼ごろメールソフトが開かなくなりました。原因は広告ブロックのために入れているAdblockPlusでした。私はWindows7のPCとWindows10のPCを使っています。Windows7のPCで開かなかったのでWindows10のPCでも試してみると、こちらは少し動作が遅くなりますが開きました。

Outlookには、メールの文面を読むサイドのところに広告を表示する部分があります。私はFireFoxを使っていて、そこに拡張機能としてAdblockPlusを入れていたのです。

Outlookメールを開くと、ここ1年ほどの間にこの広告コーナーに「広告ブロック機能を使用している可能性があります。受信トレイ内の領域を最大にするには、広告のないOutlookにサインアップしてください」との表示が出るようになっていました。

で、そこをクリックすると年間2500円ほどで広告機能のないOutlookを使えるというページが表示されます。メールが見られるのにわざわざそんなものにサインアップする必要などありませんから、そのままにしていました。そうしたら、今日のメールが開かない状態がやってきたのです。

Windowsユーザーですから、もとはIEを使っていました。しかし、IEは広告ブロックに対して消極的で、FireFoxに乗り換えました。Chromeを使っていた時期もありましたが、Windows PCとの相性が悪いのか、ある日突然開かなくなり、それ以来FireFoxを使っています。

OutlookはFireFoxでも見られます。Microsoftはなんとか広告表示したいと考えた末にAdblockPlusを使っていたらメールが開けないようにしたのでしょう。AdblockPlusを無効化したら、Outlookを開くことができるのです。Windows10で開けるということは、Windows10ユーザーはまだ優遇してもいいと考えたのかもしれません。

検索すると、AdblockPlusに変わる新しい広告ブロックがすでに利用できることがわかりました。AdblockPlus自身が企業からお金をもらって広告表示の基準を緩めていること、動作が遅くなることなどの問題から新しいプラグインソフトが開発されたようです。

uBlockというのがそれです。FireFoxのアドオン入手の中にあったので、uBlockを入手してAdblockPlusを無効化したところ、あっさりと広告は消えてこれまでのように普通にメールが使えるようになりました。サイドの広告欄は例の文字が残ったままですが、それは意識の中から消し去れば済むことです。

企業側はなんとか広告を見せたいとさまざまな手を駆使してくるでしょうが、それの先を行く機能もまた常に開発されます。広告を無理に見せられたくないというのは大きなニーズだからです。
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