冬服
踏切で遮断機が開くのを待っていました。この踏切は駅に近く、踏切のすぐ前に信号があり、遮断機と信号機の間に車が二台しか入りません。線路をはさんで信号を待っていると警報機が鳴り出し、遮断機が下りたところで、待っていた信号が青になる、というパターンが一番残念な信号待ちです。

上り側にある踏切なので、下り電車が入ってくるときは比較的早く遮断機が開きますが、上り電車だと駅で停まって乗客が乗り降りし、それから電車が発車して踏切を越えて、ようやく遮断機が開きます。今日はそのパターンでした。やれやれ、と思いながら待っていると、目の前を電車が通り過ぎていきました。

車窓を通して電車の中に並ぶ人々の姿を見ているうちにこの句ができました。
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