埋火
灰の中に埋めた炭火のことを埋火(うずみび)といいます。火鉢などで火種を長持ちさせるために灰に埋めたり、火力を調節するために灰をかぶせたりします。

歳時記には炭火関連のこうした季語がいくつも載っています。昔は炊事や暖房に炭は欠かせないものでしたが、現代生活では縁遠いものになりました。

先日泊まった古民家はオール電化になっていましたが、囲炉裏は残してあり、そこに自在鍵で鍋をつるして牡丹鍋をつくりました。その炭火を囲んで話をし、寝る前に残っていた炭火に十能で灰をかけておきました。
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