寒詣
寒詣(かんもうで)とは、寒中に神社仏閣に参詣することで、寒参(かんまいり)ともいいます。
寺伝によれば、補陀落山松尾寺は養老2年(718)天武天皇の皇子・舎人親王が42歳の厄除けと「日本書紀」編纂の完成を祈願して建立したと伝わっています。日本最古の厄除け霊場です。

南惣門から入って行くと、坂を登って急な石段のある広場に出ますが、ここから本堂前へその石段で登ることはできません。北惣門までまわって、ゆるやかな石段で本堂前の広場に入りました。

ハイキングのグループが昼食を食べている横を通り、三重塔、さらに上にある松尾神社へと参拝しました。途中「厄除け」と赤地に白く染め抜かれた手ぬぐいのようなものを首からかけた人に多く出会いました。大厄の厄除け祈願の人たちでしょう。
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