春光
ごきげんな人は10年長生きできる』という本を読みました。第四章の「幸せになる方法(1)心のエクササイズ」を読んでいたら、自分の「強み」を発見するための診断テストが紹介されていました。人は誰でもそれぞれの「強み」を持っており、性格と深くかかわるそれらの強みを活かせば、自分自身が幸せを感じられるだけでなく、社会のためにも役立つといいます。

VIA-ISというこの診断ツールは、ペンシルベニア大学ポジティブ心理学センターのウェブサイトで公開されていて、誰でも無料で利用できます。人間の24の性格的強みに関して、「自分自身の最大の強み」が何かわかります。日本語訳もあるというのでさっそく試してみました。

結果は数分でわかり、24の強みについて順位がつきます。私の強みの第一位になったのは「創造性」でした。ここで言う創造性とは次のようなことを意味します。

---物事を行うのに目新しく、生産性の高いやり方を考える力。芸術的な成果を含むがそれに限定されない。新しいやり方を考えることは、創造性を強みとするあなたを表す重要な要素の1つとなっています。より良い方法が見つけられる限り、あなたは従来のやり方では決して満足することがない人です。---

自分の強みというのは意外にわからないものだ、とこの本の著者は述べています。なぜなら、強みと弱みは表裏一体だからです。「創造性ねぇ…、ふーん」と私も思いました。

ただ、ここで疑いを持つよりも、「ごきげん」であるためには、これを信じてしまった方がいいのです。「私の最大の強みは創造性だ!」と宣言してしまいます。私は創造力に満ち溢れているんだ、と思えば、気分はいいですし、自信も湧いてきます。何があったって、大丈夫さ。
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