彼岸
昨日の夕方から久しぶりにまとまった雨が降りました。三月になってから、時雨程度の雨はありましたが、晴天が続いていました。春は本来雨の多いシーズンなのですが、これからもう少し雨が増えるでしょうか。雨の日も、今日のような静かな雨であれば、どちらかのベランダは濡れません。

南西側のベランダが乾いていたので、そこで午後のお茶を入れました。ご飯を炊くこともできます。小さなコッヘルのセットで重ねられるものを持っているのですが、それを使ってご飯を炊きました。飯盒で炊くのと同じ要領です。

1)一合のお米を洗って一時間ほど水に浸しておきます。
2)火をおこし、その上にコッヘルをのせます。
3)お米がぐつぐついいはじめるまで、お米をスプーンなどで混ぜます。
4)ぐつぐついい始めたら、小さいコッヘルを上にかぶせます(普通の蓋でもかまいません)。
5)その後は極力とろ火程度になるようにコッヘルを動かします。
6)10分たったら終了し、コッヘルを逆さまに向けてタオルでくるんで蒸らします。
7)そのまま10分程度放置すれば、美味しいご飯のできあがりです。

3)でお米を混ぜるのは、底に焦げ付かないようにするためです。とてもおいしくご飯が炊けます。逆さまに向けなくても美味しく炊けるのかもしれません。普通の蓋なら、その方が簡単ですね。細かな火の調整は難しいので、自分の手と火との距離を見つつコッヘルを動かして炊きます。これがまた面白い。手を保護するためにクックストーブを使うときは耐熱グローブをはめています。

一合以上のご飯になると、片手で持ち続けるのはしんどいでしょう。このストーブの唯一の難点は小枝から煤が出るため、コッヘルが真っ黒になってしまうことです。これ専用と割り切って使うのがいいですね。
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