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暮遅し
春分を過ぎて、日没の位置がかなり北へあがってきています。間もなく部屋からは日没が見えなくなります。夕暮れ時が遅くなり、近所の新興住宅地の子どもたちが縄跳びをしているのが見えました。以前、大きなお屋敷が一軒あり、取り壊された跡地に住宅が数軒建っています。そこに住んでいる人たちの車しか通らないため、その道は子どもたちの遊び場になっています。
近隣は水田が多かったのですが、次々と住宅地になっています。かつては山を造成して大規模な新興住宅地がつくられましたが、人口が減るこれから先の時代、ああいう住宅地は高齢化が進みます。平地の交通の便がいいところへと住む場所が集約されていくでしょう。
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