□◆□…優嵐歳時記(579)…□◆□
耳澄ます夜の底から残る虫 優嵐
10月もあと10日、今日はいいお天気でしたが、室内にいても
一枚上にはおりたくなる気温でした。秋が深まっています。
盛んに鳴いていた虫の声もいつのまにか少なくなり、夜が
ひっそりとしてきました。晩秋に入り、衰えてきたころの
虫の声を「残る虫」または「すがる虫」と詠みます。
コンビニには早くも年賀状印刷予約受付の貼り紙がしてあり、
もうそんな季節なのだ、とあらためて驚きます。一日一日は
何気なく過ぎ去っていくのに、ふとしたときにその歳月の流れ
の速さに驚くのは、何度経験しても不思議な気がします。
耳澄ます夜の底から残る虫 優嵐
10月もあと10日、今日はいいお天気でしたが、室内にいても
一枚上にはおりたくなる気温でした。秋が深まっています。
盛んに鳴いていた虫の声もいつのまにか少なくなり、夜が
ひっそりとしてきました。晩秋に入り、衰えてきたころの
虫の声を「残る虫」または「すがる虫」と詠みます。
コンビニには早くも年賀状印刷予約受付の貼り紙がしてあり、
もうそんな季節なのだ、とあらためて驚きます。一日一日は
何気なく過ぎ去っていくのに、ふとしたときにその歳月の流れ
の速さに驚くのは、何度経験しても不思議な気がします。