□◆□…優嵐歳時記(779)…□◆□
境内は老鶯のみを響かせて 優嵐
「老鶯」とは、夏の鶯のことです。年老いた鶯という
わけではありません。漢語では成長したものに「老」
という語をつけます。夏は鶯の繁殖期であり、見事な
囀りを聞くことができます。
増位山随願寺、人影の少ないお寺ですので、ひとりで
散歩をしていると、自分の足音と鶯の声しか聞こえて
こないということがあります。この静けさの中に響く
鳴声が、いっそう静けさを深めてくれます。
境内は老鶯のみを響かせて 優嵐
「老鶯」とは、夏の鶯のことです。年老いた鶯という
わけではありません。漢語では成長したものに「老」
という語をつけます。夏は鶯の繁殖期であり、見事な
囀りを聞くことができます。
増位山随願寺、人影の少ないお寺ですので、ひとりで
散歩をしていると、自分の足音と鶯の声しか聞こえて
こないということがあります。この静けさの中に響く
鳴声が、いっそう静けさを深めてくれます。