□◆□…優嵐歳時記(918)…□◆□
敗荷の下に蓮根育ちけり 優嵐
高松では栗林公園を訪れました。まだ紅葉にはやや早く、
手入れの行き届いた松の緑の美しさが印象に残りました。
国の特別名勝に指定されている公園の中では一番広く、
15世紀ごろから当地の豪族によって造営が始められ、
その後、歴代の藩主が徐々に広げていったようです。
最も大きな茶室である掬月亭で抹茶をいただきました。
北門近くの芙蓉沼には蓮が生い茂っています。真夏には
青々としていた大きな葉が晩秋の今は枯れ、茎も折れて
無残な姿です。「敗荷(やれはす)」はこの時期の蓮を
さす季語です。しかし、この時期、泥の下では蓮根が
急生長しています。
敗荷の下に蓮根育ちけり 優嵐
高松では栗林公園を訪れました。まだ紅葉にはやや早く、
手入れの行き届いた松の緑の美しさが印象に残りました。
国の特別名勝に指定されている公園の中では一番広く、
15世紀ごろから当地の豪族によって造営が始められ、
その後、歴代の藩主が徐々に広げていったようです。
最も大きな茶室である掬月亭で抹茶をいただきました。
北門近くの芙蓉沼には蓮が生い茂っています。真夏には
青々としていた大きな葉が晩秋の今は枯れ、茎も折れて
無残な姿です。「敗荷(やれはす)」はこの時期の蓮を
さす季語です。しかし、この時期、泥の下では蓮根が
急生長しています。