2008年03月
【春分】
□◆□…優嵐歳時記(1406)…□◆□
春分の激しき風雨聞く朝 優嵐
きのうからの嵐が今朝まで続き、朝は窓を打つ雨の音に
目覚めました。こういう荒れたお天気もこのころの特徴
のひとつです。お天気が変りやすく、晴天は長続き
しません。
今日を境に夜より昼の時間が長くなります。もう随分
日が長くなっています。緯度の高い地方ならなおさら
それを感じられるでしょう。
春分の激しき風雨聞く朝 優嵐
きのうからの嵐が今朝まで続き、朝は窓を打つ雨の音に
目覚めました。こういう荒れたお天気もこのころの特徴
のひとつです。お天気が変りやすく、晴天は長続き
しません。
今日を境に夜より昼の時間が長くなります。もう随分
日が長くなっています。緯度の高い地方ならなおさら
それを感じられるでしょう。
【春嵐】
□◆□…優嵐歳時記(1405)…□◆□
春嵐わが身のうちを呼び覚ます 優嵐
朝から雨でした。午後から少しずつ風が出て、夕方には
かなり強い風が窓に雨を吹き付けていました。春の嵐
です。風は暖かく、雪深い地方では雪崩をひきおこしたり
します。
嵐といっても、やはり季節ごとに受ける印象は違います。
春の嵐は何かを揺り起こすような、目覚めを促すような
そんな雰囲気を持っています。
春嵐わが身のうちを呼び覚ます 優嵐
朝から雨でした。午後から少しずつ風が出て、夕方には
かなり強い風が窓に雨を吹き付けていました。春の嵐
です。風は暖かく、雪深い地方では雪崩をひきおこしたり
します。
嵐といっても、やはり季節ごとに受ける印象は違います。
春の嵐は何かを揺り起こすような、目覚めを促すような
そんな雰囲気を持っています。
【春耕】
□◆□…優嵐歳時記(1404)…□◆□
春耕の畦へななめにトラクター 優嵐
今朝も鶯の声が聞こえました。昨日より少し多めに囀って
くれ、「おお、鶯」と感じました。これから日々囀りが
上達し、桜のころにはかなり整っているでしょう。
新緑を風が渡ってくるころともなれば、開け放した窓から
終日その鳴声が聞こえ、いいものです。そのころには、
リクライニングチェアを出して、リラックスです。
春耕の畦へななめにトラクター 優嵐
今朝も鶯の声が聞こえました。昨日より少し多めに囀って
くれ、「おお、鶯」と感じました。これから日々囀りが
上達し、桜のころにはかなり整っているでしょう。
新緑を風が渡ってくるころともなれば、開け放した窓から
終日その鳴声が聞こえ、いいものです。そのころには、
リクライニングチェアを出して、リラックスです。
【初音】
□◆□…優嵐歳時記(1403)…□◆□
初音かと耳を澄ませし朝の窓 優嵐
十日ほど前から、そろそろ初音が聞こえてもいいころだ
と思っていました。秋から冬にかけてのウグイスは
特徴的な囀りをやめ、チャッチャッと鳴いています。
春になると、繁殖期を迎えてホーホケキョと鳴き始め
ます。最初はまだたどたどしく、「え?ウグイス?」と
いう感じです。今朝のものもほんの一度それらしく
鳴いただけで、あとはもう聞こえませんでした。
これからしだいに囀りが整ってくるとあの美声が楽しめる
ようになります。ヤブの中に住んでおり、姿は地味です。
初音かと耳を澄ませし朝の窓 優嵐
十日ほど前から、そろそろ初音が聞こえてもいいころだ
と思っていました。秋から冬にかけてのウグイスは
特徴的な囀りをやめ、チャッチャッと鳴いています。
春になると、繁殖期を迎えてホーホケキョと鳴き始め
ます。最初はまだたどたどしく、「え?ウグイス?」と
いう感じです。今朝のものもほんの一度それらしく
鳴いただけで、あとはもう聞こえませんでした。
これからしだいに囀りが整ってくるとあの美声が楽しめる
ようになります。ヤブの中に住んでおり、姿は地味です。
【春】
□◆□…優嵐歳時記(1402)…□◆□
夕映えにさくら色して春の富士 優嵐
姫路へ戻る新幹線の車窓から富士山がきれいに見えました。
五合目あたりまで雪を被り、夕暮れの明りの中にほんのり
頬を染めた初々しい少女のように立っていました。
東京は晴天で少し歩くと暑さを感じるほどでした。東京
では桜の開花も早いですから、再来週あたりには咲き
始めているかもしれません。
夕映えにさくら色して春の富士 優嵐
姫路へ戻る新幹線の車窓から富士山がきれいに見えました。
五合目あたりまで雪を被り、夕暮れの明りの中にほんのり
頬を染めた初々しい少女のように立っていました。
東京は晴天で少し歩くと暑さを感じるほどでした。東京
では桜の開花も早いですから、再来週あたりには咲き
始めているかもしれません。
【芳春】
【春の雨】
□◆□…優嵐歳時記(1400)…□◆□
地下鉄を出れば都心の春の雨 優嵐
東京に来ています。起床時、姫路では激しい雨になって
いました。しかし、駅に向かうころには雨がやみ、傘は
とりあえず鞄に入れて持っていきました。滋賀県あたりで
また激しい雨になり、それからまた雨はやみました。
新幹線の車窓からはあちこちに咲いている梅が眺められ
日が差すことさえありました。東京に着くとまた雨模様
でした。都会では雨でもほとんど濡れずに移動すること
ができます。地下鉄の階段を上り終えたところで、
ようやく傘を取り出しました。
地下鉄を出れば都心の春の雨 優嵐
東京に来ています。起床時、姫路では激しい雨になって
いました。しかし、駅に向かうころには雨がやみ、傘は
とりあえず鞄に入れて持っていきました。滋賀県あたりで
また激しい雨になり、それからまた雨はやみました。
新幹線の車窓からはあちこちに咲いている梅が眺められ
日が差すことさえありました。東京に着くとまた雨模様
でした。都会では雨でもほとんど濡れずに移動すること
ができます。地下鉄の階段を上り終えたところで、
ようやく傘を取り出しました。
【春の夕】
□◆□…優嵐歳時記(1399)…□◆□
切られける丸木かおりし春の夕 優嵐
増位山の山頂付近は国有林です。檜が植林されている
北側の斜面では、予算がないのでしょうか間伐も
ほとんどされないままになっています。昔はおそらく
広葉樹林だったのでしょう。
杉や檜は広葉樹に比べると根の張り方が浅く、倒れ
やすいようです。谷には、台風で倒れた木がそのままに
なっているところがところどころ見受けられます。
自然歩道の上にも倒れかかっている木が数本ありました。
先日、通路の上の木がチェーンソーでカットされており、
真新しい檜の香りが満ちていました。
切られける丸木かおりし春の夕 優嵐
増位山の山頂付近は国有林です。檜が植林されている
北側の斜面では、予算がないのでしょうか間伐も
ほとんどされないままになっています。昔はおそらく
広葉樹林だったのでしょう。
杉や檜は広葉樹に比べると根の張り方が浅く、倒れ
やすいようです。谷には、台風で倒れた木がそのままに
なっているところがところどころ見受けられます。
自然歩道の上にも倒れかかっている木が数本ありました。
先日、通路の上の木がチェーンソーでカットされており、
真新しい檜の香りが満ちていました。