2008年09月
【つゆくさ】
□◆□…優嵐歳時記(1576)…□◆□
旅立ちの朝つゆくさの青すがし 優嵐
週末、久しぶりに句会のために東京へ行ってきました。
姫路ではまだ稲刈りはほとんど始まっていませんが、
早稲の作付け面積が多い近江平野までくると、稲刈りの
最中の田、すでに刈田となっているものなど、いろいろ
ありました。
こちらは晴れていましたが、静岡県あたりでは曇っており
富士山はほとんど見えませんでした。昼間なのに新幹線の
車窓から富士山が見えないというのは、ちょっと損を
したような気になります。
旅立ちの朝つゆくさの青すがし 優嵐
週末、久しぶりに句会のために東京へ行ってきました。
姫路ではまだ稲刈りはほとんど始まっていませんが、
早稲の作付け面積が多い近江平野までくると、稲刈りの
最中の田、すでに刈田となっているものなど、いろいろ
ありました。
こちらは晴れていましたが、静岡県あたりでは曇っており
富士山はほとんど見えませんでした。昼間なのに新幹線の
車窓から富士山が見えないというのは、ちょっと損を
したような気になります。
【秋の蝶】
□◆□…優嵐歳時記(1575)…□◆□
秋の蝶ゆっくり翅を開閉す 優嵐
昼間、窓を開けているといろいろな昆虫が入ってきます。
蜂が多いですが、蝶がやってくることもあります。
カーテンにとまって口吻を伸ばし、何か探っています。
食べ物など何も無いと思うのですが、しばらくそうして
窓のそばにいました。蝉やトンボは入ってきたことが
ありません。飛ぶ高さの関係でしょうか。
秋の蝶ゆっくり翅を開閉す 優嵐
昼間、窓を開けているといろいろな昆虫が入ってきます。
蜂が多いですが、蝶がやってくることもあります。
カーテンにとまって口吻を伸ばし、何か探っています。
食べ物など何も無いと思うのですが、しばらくそうして
窓のそばにいました。蝉やトンボは入ってきたことが
ありません。飛ぶ高さの関係でしょうか。
【柿】
【三日の月】
□◆□…優嵐歳時記(1573)…□◆□
松の影透かす夕空三日の月 優嵐
俳句では単に月といえば秋の月、特に陰暦八月の月を
さす約束になっています。このときの十五夜が名月です。
昔の人は名月を待ち、それに向かって太っていく月を
夜毎眺めて句を詠んだのでしょう。
テレビも夜間照明も無かった時代の月は、今よりずっと
存在感の大きな天体だったと思います。すでに想像する
ことも難しくなっていますけれど。
松の影透かす夕空三日の月 優嵐
俳句では単に月といえば秋の月、特に陰暦八月の月を
さす約束になっています。このときの十五夜が名月です。
昔の人は名月を待ち、それに向かって太っていく月を
夜毎眺めて句を詠んだのでしょう。
テレビも夜間照明も無かった時代の月は、今よりずっと
存在感の大きな天体だったと思います。すでに想像する
ことも難しくなっていますけれど。
【秋の夜】
□◆□…優嵐歳時記(1572)…□◆□
雷鳴を聞きつつ眠る秋の夜 優嵐
昨夜はテニスコートにいるときから俄か雨が降って
きました。砂入り人工芝のコートなので、少し濡れても
プレーにはそれほど支障はありません。
深夜になってから激しい雨になり、雷鳴も轟きました。
蒸し暑いと思っていたら雷か、と思いつつ眠りに
つきました。
かなり降ったらしく、今朝は市川の水が濁って水量が
増えています。
雷鳴を聞きつつ眠る秋の夜 優嵐
昨夜はテニスコートにいるときから俄か雨が降って
きました。砂入り人工芝のコートなので、少し濡れても
プレーにはそれほど支障はありません。
深夜になってから激しい雨になり、雷鳴も轟きました。
蒸し暑いと思っていたら雷か、と思いつつ眠りに
つきました。
かなり降ったらしく、今朝は市川の水が濁って水量が
増えています。
【残る燕】
□◆□…優嵐歳時記(1571)…□◆□
ただ一羽残る燕が青空へ 優嵐
久しぶりに燕を見ました。主な一団はすでに南へ去り、
それに遅れたのでしょうか。ただ、燕は鴨や白鳥などと
異なり、単独で渡るようです。渡りのときには、一日に
300km以上飛ぶ素晴らしい飛行能力を持っています。
日本で繁殖する燕の越冬地はマレー半島、フィリピン、
台湾、オーストラリアといわれています。南半球まで
飛んでいくのかと驚きます。途中にある島伝いに飛んで
いくのでしょう。
ただ一羽残る燕が青空へ 優嵐
久しぶりに燕を見ました。主な一団はすでに南へ去り、
それに遅れたのでしょうか。ただ、燕は鴨や白鳥などと
異なり、単独で渡るようです。渡りのときには、一日に
300km以上飛ぶ素晴らしい飛行能力を持っています。
日本で繁殖する燕の越冬地はマレー半島、フィリピン、
台湾、オーストラリアといわれています。南半球まで
飛んでいくのかと驚きます。途中にある島伝いに飛んで
いくのでしょう。
【二百十日】
□◆□…優嵐歳時記(1570)…□◆□
おもしろし二百十日の朝晴れて 優嵐
昨日は二百十日でした。このところぐずついた空模様が
続いていましたが、台風の要注意日とされるこの日は
朝から晴れて秋らしい青空が広がりました。
みんみん蝉も法師蝉もあとわずかの時間をしっかりと
鳴いていました。夜になると虫の音が聞こえるように
なっています。
今日も秋晴れの美しい一日です。少し暑さがぶり返して
いるようではありますが、風は爽やか、空は高く、いい
気候になってきました。
おもしろし二百十日の朝晴れて 優嵐
昨日は二百十日でした。このところぐずついた空模様が
続いていましたが、台風の要注意日とされるこの日は
朝から晴れて秋らしい青空が広がりました。
みんみん蝉も法師蝉もあとわずかの時間をしっかりと
鳴いていました。夜になると虫の音が聞こえるように
なっています。
今日も秋晴れの美しい一日です。少し暑さがぶり返して
いるようではありますが、風は爽やか、空は高く、いい
気候になってきました。