□◆□…優嵐歳時記(2334)…□◆□
残照に長月三日の月浮かぶ 優嵐
10月10日は旧暦の長月三日でした。夕方、西の空を見ると、低い位置に三日月が光っていました。まだ夕暮れの明りが空に残っており、山際はぼおっと発光しているように見えます。山の向こうに沈んだ太陽があの三日月の光を作り出しているのだ、とあらためて思い、頭の中で月と地球と太陽の位置を並べてみました。
10日はお昼前から晴れ、土曜日には見合わせられていた屋台の巡行がおこなわれていました。私が住んでいるあたりのお祭りは子ども会中心のささやかなものです。しかし、姫路で最も秋祭りが盛大におこなわれる灘・白浜といった地域では、お正月には帰省しなくても祭りには帰るという人もいるそうです。漁師の祭りに起源を持ち、屋台をぶつけあう荒っぽいもので、「けんか祭り」と呼ばれています。
<自由に>
スケッチの技法書を何冊も読んだ
彩色は透明水彩でというのが定番だ
いま万年筆とクーピーペンシルで
絵を描いている
絵は好きなように描けばいいと
ある有名な風景画家が書いていた
車の運転とは違うのだ
自分の好きな画材で
好きなものを好きなように描けばいい
自由に描いて自分の世界を作ればそれでいい
残照に長月三日の月浮かぶ 優嵐
10月10日は旧暦の長月三日でした。夕方、西の空を見ると、低い位置に三日月が光っていました。まだ夕暮れの明りが空に残っており、山際はぼおっと発光しているように見えます。山の向こうに沈んだ太陽があの三日月の光を作り出しているのだ、とあらためて思い、頭の中で月と地球と太陽の位置を並べてみました。
10日はお昼前から晴れ、土曜日には見合わせられていた屋台の巡行がおこなわれていました。私が住んでいるあたりのお祭りは子ども会中心のささやかなものです。しかし、姫路で最も秋祭りが盛大におこなわれる灘・白浜といった地域では、お正月には帰省しなくても祭りには帰るという人もいるそうです。漁師の祭りに起源を持ち、屋台をぶつけあう荒っぽいもので、「けんか祭り」と呼ばれています。
<自由に>
スケッチの技法書を何冊も読んだ
彩色は透明水彩でというのが定番だ
いま万年筆とクーピーペンシルで
絵を描いている
絵は好きなように描けばいいと
ある有名な風景画家が書いていた
車の運転とは違うのだ
自分の好きな画材で
好きなものを好きなように描けばいい
自由に描いて自分の世界を作ればそれでいい