◆強東風
強東風は「つよごち」と読みます。昨日、増位山の頂から南の播磨灘を眺めていて沿岸部の煙突の煙の流れる方向が冬とは逆になっていることに気づきました。冬は北西の季節風のため、煙は姫路から神戸大阪方面に向かって流れます。昨日は岡山方面に向かって流れていました。東風です。気温は低かったのですが、風の向きに確かに春と感じました。
空模様が一日の間にも微妙に変わり、ぼんやり曇ったようなお天気が増えたのも春らしいことです。最近、また図書館へよく行くようになりました。図書館のよさというのは、新刊書でも実にいろいろなものが並んでいることです。書店では大都会の巨大な書店でもない限り、並んでいる本はだいたい似たようなものです。
しかし、図書館ではベストセラー的なものは入ってもすぐに借りられて、そこに落ち着くのはかなり先です。逆に新刊書であまり書店では見ることがない類のものが並んでいます。その中からふいと手にとってなんとなく本が呼ぶようなものを借りてくるようにしています。こういう感じで選んで、意外におもしろい本に出会うことも多いのです。
<物語を生きる>
ぼくらは事実を生きているのではない
事実と物語によって織りあげられた
時空を生きている
だから「物語」によって
きみの人生はいろいろな色と形を持つ
まるで万華鏡のように
ちょっと傾ければ
さっきまでそこにあった形が
まったく異なるものになる
強東風は「つよごち」と読みます。昨日、増位山の頂から南の播磨灘を眺めていて沿岸部の煙突の煙の流れる方向が冬とは逆になっていることに気づきました。冬は北西の季節風のため、煙は姫路から神戸大阪方面に向かって流れます。昨日は岡山方面に向かって流れていました。東風です。気温は低かったのですが、風の向きに確かに春と感じました。
空模様が一日の間にも微妙に変わり、ぼんやり曇ったようなお天気が増えたのも春らしいことです。最近、また図書館へよく行くようになりました。図書館のよさというのは、新刊書でも実にいろいろなものが並んでいることです。書店では大都会の巨大な書店でもない限り、並んでいる本はだいたい似たようなものです。
しかし、図書館ではベストセラー的なものは入ってもすぐに借りられて、そこに落ち着くのはかなり先です。逆に新刊書であまり書店では見ることがない類のものが並んでいます。その中からふいと手にとってなんとなく本が呼ぶようなものを借りてくるようにしています。こういう感じで選んで、意外におもしろい本に出会うことも多いのです。
<物語を生きる>
ぼくらは事実を生きているのではない
事実と物語によって織りあげられた
時空を生きている
だから「物語」によって
きみの人生はいろいろな色と形を持つ
まるで万華鏡のように
ちょっと傾ければ
さっきまでそこにあった形が
まったく異なるものになる