2012年09月
【3312】早朝の空気に鵙の高鳴ける
【3311】行くほどに雲をはらいて月の舟
【3310】芋虫の尻に立てたる角ひとつ
【3309】雲去れば空の青さや桐一葉
【3308】秋分の夜更けて雨となりにけり
【3307】澄む秋や切られし松の香りけり
◆澄む秋
フラワーセンターは飯盛山という小山と亀ノ池との間の土地を利用して作られています。もともとアカマツが生えていたところのようです。そのため、遊歩道のかたわらであちこち枯れた松が切り倒されています。前に来たときに飯森山展望台まで上がりました。
高いところにはシャクナゲ、ツツジ、ツバキなどがまとまって植えられていますが、いまは季節外れです。やや小高いところから池のそばのばら園まで戻ろうと叢を通ったら、下半身にいっぱいひっつき虫がついて取り除くのに手間取りました。家に戻ってからwebで調べると、アレチヌスビトハギのようでした。北米原産の帰化植物です。
ヒガンバナを見かけないと【3305】で書きましたが、フラワーセンターのある加西市では畦いっぱいに咲いているところを見ました。微妙な気温の差があるのかもしれません。
フラワーセンターは飯盛山という小山と亀ノ池との間の土地を利用して作られています。もともとアカマツが生えていたところのようです。そのため、遊歩道のかたわらであちこち枯れた松が切り倒されています。前に来たときに飯森山展望台まで上がりました。
高いところにはシャクナゲ、ツツジ、ツバキなどがまとまって植えられていますが、いまは季節外れです。やや小高いところから池のそばのばら園まで戻ろうと叢を通ったら、下半身にいっぱいひっつき虫がついて取り除くのに手間取りました。家に戻ってからwebで調べると、アレチヌスビトハギのようでした。北米原産の帰化植物です。
ヒガンバナを見かけないと【3305】で書きましたが、フラワーセンターのある加西市では畦いっぱいに咲いているところを見ました。微妙な気温の差があるのかもしれません。
【3306】噴水に秋のダリアの色冴えて
◆秋
加西市にある兵庫県立フラワーセンターへ行ってきました。前回行ったときに年間パスポートを購入したので今回からは入園無料です。年間パスポートは1,000円で、入園料は一回500円ですから、二度来れば元はとれます。駐車料金が無料なのもありがたい。今日から四季の花壇でダリア展が始まっていました。ダリアは夏の季語ですが、蒸し暑い日本の夏は苦手で、盛夏は花の質が落ちます。涼しくなってからも咲き、こちらの方が見事な花になります。
今日は日差しが強く、木陰を選びながら散策しました。ばら園も花がちらほらと咲いています。その隣の亀ノ倉池には黒鳥がいます。ばたばたばたっと大きな音が聞こえるので、何事かと思ってみていると、黒鳥が水面をけって離陸のための助走をしていました。しかし、風切り羽根が切られているのでしょう、飛び立つことはできず、池の端まで行って諦めて水に浮かんでいました。
池の中央にはカイツブリのつがいがいて、さかんに潜水しています。そこから少し離れたところで別の水鳥も浮かんでいました。カルガモかと思いましたが、くちばしが不釣合いなほど大きく、ハシビロガモのメスでしょう。ハシビロガモは冬鳥として日本に渡ってきます。10月ごろからやってきますが、帰りそびれて残っているものかもしれません。
加西市にある兵庫県立フラワーセンターへ行ってきました。前回行ったときに年間パスポートを購入したので今回からは入園無料です。年間パスポートは1,000円で、入園料は一回500円ですから、二度来れば元はとれます。駐車料金が無料なのもありがたい。今日から四季の花壇でダリア展が始まっていました。ダリアは夏の季語ですが、蒸し暑い日本の夏は苦手で、盛夏は花の質が落ちます。涼しくなってからも咲き、こちらの方が見事な花になります。
今日は日差しが強く、木陰を選びながら散策しました。ばら園も花がちらほらと咲いています。その隣の亀ノ倉池には黒鳥がいます。ばたばたばたっと大きな音が聞こえるので、何事かと思ってみていると、黒鳥が水面をけって離陸のための助走をしていました。しかし、風切り羽根が切られているのでしょう、飛び立つことはできず、池の端まで行って諦めて水に浮かんでいました。
池の中央にはカイツブリのつがいがいて、さかんに潜水しています。そこから少し離れたところで別の水鳥も浮かんでいました。カルガモかと思いましたが、くちばしが不釣合いなほど大きく、ハシビロガモのメスでしょう。ハシビロガモは冬鳥として日本に渡ってきます。10月ごろからやってきますが、帰りそびれて残っているものかもしれません。
【3305】秋分や曼珠沙華のまだ咲かず
【3304】菊芋に居りしかまきり我を見る
◆菊芋
増位山随願寺の庫裏横にキクイモが咲いています。キクイモはキク科ヒマワリ属の多年草です。9〜10月に菊によく似た花をつけ、その後地中に塊茎ができます。北アメリカ北部から北東部を原産地とする外来植物です。日本には江戸時代末期に飼料用の作物として伝来し、以後全国的に広まり要注意外来生物に指定されています。市川の河川敷にもたくさん咲いています。
庫裏横でキクイモを見ていたら、花のひとつに枯葉色のカマキリがいました。花にやってくる昆虫をねらっているのでしょう。じっとこちらを見ているので、移動したら、首を回して視線で追ってきました。逆三角形の頭に大きな目、思わず相手になってちょっかいを出したくなります。
増位山随願寺の庫裏横にキクイモが咲いています。キクイモはキク科ヒマワリ属の多年草です。9〜10月に菊によく似た花をつけ、その後地中に塊茎ができます。北アメリカ北部から北東部を原産地とする外来植物です。日本には江戸時代末期に飼料用の作物として伝来し、以後全国的に広まり要注意外来生物に指定されています。市川の河川敷にもたくさん咲いています。
庫裏横でキクイモを見ていたら、花のひとつに枯葉色のカマキリがいました。花にやってくる昆虫をねらっているのでしょう。じっとこちらを見ているので、移動したら、首を回して視線で追ってきました。逆三角形の頭に大きな目、思わず相手になってちょっかいを出したくなります。