優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2013年02月

雨水
今日は二十四節気の雨水(うすい)でした。春の二番目の節気です。昨晩遅くから降り始めた雨が一日中降り続きました。日中はかなり強く降っていたときもありましたが、今は小降りです。雨水は降る雪が雨に変わり、積った雪が解けて土が潤い始めるころ、との意味です。雨の日が増えてきました。二三日おきに雨になっています。

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春雪
土曜から日曜にかけて気温が低く、六甲山では中腹以上で積雪だったようです。朝の電車から見た六甲山上の町は雪化粧をしていました。海と都会と山が同時に眺められるというのが神戸の魅力です。

アートワークのあと、のびのびになっていた忘年会(忘年会が新年会になり、それがさらに伸びて立春会になった)をやりました。豆乳鍋を食べつつ、アルコールも少し。参加者のうちのおひとりは現在ベジタリアンをお試し中とのこと。以前、砂糖抜きをやったら肩こりがとれたとおっしゃっていました。健康にいいとかいうものはいろいろ流行になります。しかし、何かを新しく摂取するよりも、今なら何かをやめてみた方が簡単かもしれないと思います。

食事会が始まる前に全員でプレゼントの交換会をやりました。通常のプレゼント交換というのとはちょっと違い、「自分が持っているもののうちで手放したいと思うものを持ち寄って交換しあう」というものです。不用品交換とも異なるのは、ちゃんとラッピングして、そこに象徴的意味を見出すという目的もあることです。私は茜色の素敵なワイングラスを頂きました。

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早春
昨日の大阪湾は晴れてよく見通しが効きました。明石海峡大橋のあたりから須磨までJR神戸線は海沿いを走ります。ほとんどの場合、沖は霞んでいます。しかし、昨日は堺、岸和田あたりの海岸線、和泉山脈が海に落ち込んでいく様子が眺められました。大小さまざまな船が湾を航行しており、日差しが海にあたってきらきらと輝いていました。明治以前はこのあたりは白砂青松が広がり、こういうお天気の日にはさぞかし美しい眺めであっただろうと想像できます。

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春寒
今朝はまた雨になっています。日曜日の昨日は大阪へアートワークに行っていました。姫路駅の新しい駅ビルの外観が完成し、高架ホームから全貌を望めるようになっています。駅周辺は大きく様子が変わり、全体が完成すると、かつて学生時代に行き来したころのイメージとは全く異なるものになるでしょう。新しく完成しつつある駅ビルの中に入って北に大修理を終えた姫路城を眺める日が楽しみです。

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春眠
増位山随願寺の放生池に以前からカルガモのつがいがいました。蛇ヶ池と行ったり来たりをしていましたが、最近は放生池にいることが多いようです。つがいだけだと思っていたら、ここ一週間ほどの間に三羽になっています。追い出されることもなく三羽で仲良く暮らしているようです。お昼前ごろ池の近くを通りましたが、三羽とも頭を翼の中に入れて眠っているように見えました。朝寝は鴨も楽しむのでしょうか。

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早春
生まれて初めて柘榴(ざくろ)を食べました。柘榴は秋の季語で、熟すと外皮が裂け赤い実がのぞきます。原産地はペルシャ地方です。観賞用、果実用として広く世界中で栽培されています。今日食べたのはカリフォルニア産の柘榴です。流通しているものですから、割れてはいません。どうやって食べるのかと思い、ネット検索しました。お尻に十字の切れ目をつけて皮を割り、水に漬けながら外皮を外していきます。白い皮の部分は水に浮き、赤い実は底に沈みます。皮から外したら水を切って鉢に盛り、スプーンですくって食べます。甘酸っぱい爽やかな味でした。

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春雪
寒いと思ったら、昼ごろ一時雪が舞いました。神崎郡の北部は雪になっているようです。笠形山の頂は雪煙の向こうに隠れて見えません。六甲山も雪のようです。播磨灘はよく晴れています。淡路の南部なら、多分もっと春は進んでいるでしょう。梅林の梅は、ゆっくりとですが、確実に膨らんできています。咲いている梅は毎日着実に開花度合いが大きくなっています。

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余寒
雨は一日であがり、今朝はよく晴れています。放射冷却のため冷え込んで霜が降りています。晴れているうちに洗濯をしました。お天気が一日単位で変わるので、晴れている日にはそれを逃さず晴天にするべきことをします。

Creemaに出品していた作品のひとつを買っていただき、昨日発送しました。買っていただくというのは、とてもうれしいものです。ありがとうございます。キャンバスに描くようになって、収納ということを考えるようになりました。以前、MDFボードに描いていたときも収納を考えました。キャンバスはMDFボードよりはるかに軽く、その点はいいのですが、木枠の分だけ厚さがあります。

アマチュアでたくさん絵を描かれる方は収納をどうされているのだろうか、と思います。私はF6程度の、キャンバスとしてはそれほど大きくないサイズの絵を描いています。中には30号や50号、100号などという巨大なサイズの絵を描かれる方があります。都会でこれだけの大きさのものを収納するのは大変だろうと想像します。

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春雨傘
初めて電子マネーを使いました。これまでイオンでの支払いはイオンカードを使っていました。電子マネーのメリットとして、小銭を出す必要が無いからレジでの支払いが早いというものがあります。クレジットカードでもサインレスで小銭を出す必要はなく、同じようなものだろうと思って今まで電子マネーを使っていませんでした。

レジで見ているとイオンの電子マネーWAONを使っている人は結構多い。クレジットカード一体型なら持ち歩く手間もいりません。食品類の買物先はほとんどイオンかマックスバリュというイオン系列の店でしたから、ものは試しと一体型に切り替えました。店舗内の機械でチャージします。クレジットカード決済のチャージなので、そのときの支払いは無しです。

電子マネーもいろいろ種類があり、ポイントのため方などにコツがあるようです。そういうことについて解説したサイトもあり、これを機会に電子マネーについて学ぼうと思います。

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春の雨
一日の晴天のあと、また雨になっています。乾燥した晴天が続く冬と違い、雨天が増えてくるのは春らしいことです。いつの間にか二月が半分終わり、週明けは二十四節気の雨水です。冬の間、電気炬燵を使わなかったら、電気代が三割ばかり減りました。もともとテレビを見ませんし、DVDなども見ません。電気製品そのものを使うことが少ないので、コタツの占める割合がこれだけ高かったということです。それで、節約したという感覚もありません。

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