2013年04月
【3751】山桜いま満開の昼下がり
【3750】時雨くる中を燕の旋回す
◆燕
昨日は不安定な空模様でした。夕方近所の散歩に出たら、燕の姿をたくさん見ました。新しい巣を作るための素材集めに忙しい時か、と思っていたら、ある会社のガレージに次々と燕が入って行きます。中には等間隔に燕の巣がいくつも並んでいました。去年から作ってあった巣もあるのでしょう。毎年ここに戻ってきて子育てをするものもあるでしょうし、育った燕が新たに巣を引き継ぐ場合もあるでしょう。補修して毎年使っているのではないか、と思いました。
私が窓から見ていても、燕は全く躊躇せず頭の上すれすれに通って窓から巣へと向かいます。燕が人家に巣を作るのは、外敵から身を守ってもらうためでしょう。時々このガレージをのぞいて燕の子育ての様子を見せていただくことにします。

昨日は不安定な空模様でした。夕方近所の散歩に出たら、燕の姿をたくさん見ました。新しい巣を作るための素材集めに忙しい時か、と思っていたら、ある会社のガレージに次々と燕が入って行きます。中には等間隔に燕の巣がいくつも並んでいました。去年から作ってあった巣もあるのでしょう。毎年ここに戻ってきて子育てをするものもあるでしょうし、育った燕が新たに巣を引き継ぐ場合もあるでしょう。補修して毎年使っているのではないか、と思いました。
私が窓から見ていても、燕は全く躊躇せず頭の上すれすれに通って窓から巣へと向かいます。燕が人家に巣を作るのは、外敵から身を守ってもらうためでしょう。時々このガレージをのぞいて燕の子育ての様子を見せていただくことにします。

【3749】花屑を残し嵐の東へ去る
【3748】一陣の風に放ちぬ花吹雪
【3747】嵐の夜明けて山野に木の芽の色
【3746】花びらの舞い来る中を山へゆく
【3745】嵐来る前に桜を見に行かん
◆桜
天気予報では、6日から7日にかけて発達した低気圧が日本海を通り、西日本は大荒れの天気になるとのことです。桜はこれでほぼ終わりでしょう。朝からどんよりと雲っていましたが、最後のお花見に山へ行ってきました。桜はどんなに望んでももう一年先までこの状態を見ることはできません。手元で育てる園芸植物と違い、野生の桜は自然の中で花を咲かせ、山全体を彩りますからこの時期、この場所でしか見られないものです。
以前は海外旅行によく行きましたが、最近ではあまりそういうことをしたいと思わなくなりました。自分が生まれて育った風土の中に美しいものがあり、それをしっかり見たいと思うのです。今、目の前で咲いている桜を一年後も同じように見られるとは限りません。見られたとしても、自分は一年前の自分と同じではありません。それは桜に限らず他のすべてがそうです。人と会うことだけが一期一会ではなく、森羅万象すべて移ろいゆき、そのとき一回限りのものなのだと思います。

天気予報では、6日から7日にかけて発達した低気圧が日本海を通り、西日本は大荒れの天気になるとのことです。桜はこれでほぼ終わりでしょう。朝からどんよりと雲っていましたが、最後のお花見に山へ行ってきました。桜はどんなに望んでももう一年先までこの状態を見ることはできません。手元で育てる園芸植物と違い、野生の桜は自然の中で花を咲かせ、山全体を彩りますからこの時期、この場所でしか見られないものです。
以前は海外旅行によく行きましたが、最近ではあまりそういうことをしたいと思わなくなりました。自分が生まれて育った風土の中に美しいものがあり、それをしっかり見たいと思うのです。今、目の前で咲いている桜を一年後も同じように見られるとは限りません。見られたとしても、自分は一年前の自分と同じではありません。それは桜に限らず他のすべてがそうです。人と会うことだけが一期一会ではなく、森羅万象すべて移ろいゆき、そのとき一回限りのものなのだと思います。

【3744】満開の桜の上に朝の月
◆桜
今日は旧暦2月25日です。早朝、戸外へ出たら、東の空に月が出ていました。前の山のかなり急な斜面にもたくさん桜が咲き、家の周りもソメイヨシノが満開で、なんともいえない清浄な雰囲気でした。この時期は山にこれほど桜があったのかと驚きます。
増位山は国道312号から砥堀駅前を通って旧の国道へ抜けていくとき、正面に見えます。こちらも山中桜まみれといっていいような景色です。山を歩くと同様で、山道に桜の花びらが散っています。どこに桜があるのだろうか、と思いあたりを見回すと、木々のさらに上、はるかかなたに咲いているのが見えます。山桜は桜の中では長寿で、高木になります。各地で名木と呼ばれる桜もほとんど山桜です。
梅林の周囲にある山桜の巨樹たちが五分咲きから七分咲きくらいになってきています。山桜は同じ場所にあっても咲き方に差が出ます。ソメイヨシノは華やかですが、ここまで大きくなるほどの寿命はありません。梅の花がほとんど終わりを迎え、今はこれらの山桜を見に梅林へ行っています。

今日は旧暦2月25日です。早朝、戸外へ出たら、東の空に月が出ていました。前の山のかなり急な斜面にもたくさん桜が咲き、家の周りもソメイヨシノが満開で、なんともいえない清浄な雰囲気でした。この時期は山にこれほど桜があったのかと驚きます。
増位山は国道312号から砥堀駅前を通って旧の国道へ抜けていくとき、正面に見えます。こちらも山中桜まみれといっていいような景色です。山を歩くと同様で、山道に桜の花びらが散っています。どこに桜があるのだろうか、と思いあたりを見回すと、木々のさらに上、はるかかなたに咲いているのが見えます。山桜は桜の中では長寿で、高木になります。各地で名木と呼ばれる桜もほとんど山桜です。
梅林の周囲にある山桜の巨樹たちが五分咲きから七分咲きくらいになってきています。山桜は同じ場所にあっても咲き方に差が出ます。ソメイヨシノは華やかですが、ここまで大きくなるほどの寿命はありません。梅の花がほとんど終わりを迎え、今はこれらの山桜を見に梅林へ行っています。
