2013年06月
【3871】緑陰を吹く風のよし山路ゆく
【3870】泰山木咲く夕闇のゆっくりと
【3869】頂へ烏揚羽に迎えられ
【3868】新馬鈴薯を煮てほくほくと食べにけり
【3867】鴉の子まだ甘えては餌ねだる
◆鴉の子
昨日、近所の屋根の上で二羽のハシボソガラスを見ました。一羽が食べ物らしきものをくわえています。もう一羽はそれにむかってカアカアと何度も鳴いていました。身体の色や形はほぼ同じでしたが、どうやらカラスの親子のようでした。親は餌をねだる子ガラスにすぐには与えず、ちょんちょんと逃げてじらしています。子ガラスはそれを追いかけて前に行き後ろに行き、鳴いては餌をくれるよう要求しています。何度かそんなことがあった後、ようやく餌は子ガラスの嘴に渡りました。
カラスは春に高い木に巣をつくります。産卵期は3〜6月で、卵数は3〜5個、抱卵日数は20日、巣立ちまでの日数は30〜35日です。成鳥の口の中は黒いのですが、雛と幼鳥は赤いのが特徴です。餌をねだっていたカラスの口の中はまだ赤かったのでしょう。非繁殖期には家族群を単位に集団ねぐらを持ちます。近所の山がそのねぐらになっていて、秋には近隣のカラスが大集団を作り、集まって暮らすようになります。
昨日、近所の屋根の上で二羽のハシボソガラスを見ました。一羽が食べ物らしきものをくわえています。もう一羽はそれにむかってカアカアと何度も鳴いていました。身体の色や形はほぼ同じでしたが、どうやらカラスの親子のようでした。親は餌をねだる子ガラスにすぐには与えず、ちょんちょんと逃げてじらしています。子ガラスはそれを追いかけて前に行き後ろに行き、鳴いては餌をくれるよう要求しています。何度かそんなことがあった後、ようやく餌は子ガラスの嘴に渡りました。
カラスは春に高い木に巣をつくります。産卵期は3〜6月で、卵数は3〜5個、抱卵日数は20日、巣立ちまでの日数は30〜35日です。成鳥の口の中は黒いのですが、雛と幼鳥は赤いのが特徴です。餌をねだっていたカラスの口の中はまだ赤かったのでしょう。非繁殖期には家族群を単位に集団ねぐらを持ちます。近所の山がそのねぐらになっていて、秋には近隣のカラスが大集団を作り、集まって暮らすようになります。
【3866】雨音に目覚める朝や梅雨最中
【3865】夏萩の花の揺れるを見ておりぬ
【3864】夏草の刈られし広場風通る
【3863】ほととぎす背中に聞いて山に入る
◆ほととぎす
日曜日は姫路市の伊勢山に登ってきました。詳細はこちら。低い山なのですが、山上の「神坐の窟」という場所にはびっくりしました。伊勢山西峰の北端直下にあり、西側が大きく開けて洞窟の中から周辺の景色を一望できるのです。昨日はあいにくの小雨でしたからほとんど見通しは効きませんでした。秋のよく晴れた日にもう一度登りたいと思わせる山です。
日曜日は姫路市の伊勢山に登ってきました。詳細はこちら。低い山なのですが、山上の「神坐の窟」という場所にはびっくりしました。伊勢山西峰の北端直下にあり、西側が大きく開けて洞窟の中から周辺の景色を一望できるのです。昨日はあいにくの小雨でしたからほとんど見通しは効きませんでした。秋のよく晴れた日にもう一度登りたいと思わせる山です。