2013年07月25日 【3915】朝食の窓辺に沸き立つ蝉の声 ◆蝉の声 蝉の声が盛んになってきました。朝方に特に大きく鳴くのはクマゼミです。ジュワジュワジュワと大きな声で、いかにも暑くなるぞと言っているようです。午前七時前ころから一斉に鳴きだします。午前いっぱいが主に鳴く時間です。
2013年07月24日 【3914】蓮の葉の裏より蜻蛉生まれけり ◆蜻蛉生まる 増位山の蛇ヶ池で蓮の花を見ていたら、蓮の葉の裏にいくつもトンボの脱け殻がつかまっているのに気がつきました。トンボの幼虫はヤゴといいます。トンボは卵→ヤゴ(幼虫)→トンボ(成虫)となる不完全変態の昆虫です。「蜻蛉生まる」は夏の季語です。トンボの羽化が最もよく見られるのが夏だからでしょう。春に羽化する春季種というものもあります。シオヤトンボは春季種だろうと思います。桜が咲くころ一斉に羽化した群れが頼りなげにふわふわ飛んでいるのを見ました。
2013年07月24日 【3913】月涼し畳に光投げかけて ◆月涼し 昨夜は明け方に雨が降ったようです。宵のうちから遠雷が聞こえていましたが、雨にはなりませんでした。雨が降っているなあ、と思いながら、半分夢、半分うつつという状態で雨の音を聞いたように思います。非常に登場人物の多い夢を見ていました。夢は誰が出てきてもそれはすべて自分自身なのだという話を聞いたことがあります。自分のある部分がその人に投影されて夢に出てくるということなのでしょうか。
2013年07月23日 【3912】段ボール畳んで捨てる大暑の日 ◆大暑 今日は大暑です。気温は高いですが、日差しが少し秋めいてきたことを感じます。生鮮食料品以外はほとんどインターネットの通販で買うため、段ボール箱がたまります。いつのころからか近所に回収ボックスが置かれるようになり、重宝しています。雑誌と段ボールはこの回収ボックスに好きなときに持っていっています。以前は月二回の自治体の粗大ゴミ回収日に捨てていましたが、これができて助かっています。
2013年07月23日 【3911】暑いねとそれだけ言いてすれ違う ◆暑し 今ごろの挨拶はまず「暑い」です。今日は二十四節気の大暑です。最も暑い時期であり、朝から戸外では蝉の声が盛んです。暑い時期の午前中というのは、好きな時間帯です。風が一番心地よいのもこの時間帯ですし、何をするにもいいです。
2013年07月22日 【3910】空蝉の割れし背中を風過ぎる ◆空蝉 蝉の声がしだいに増えてきています。蝉の脱け殻を空蝉(うつせみ)といいます。森を歩いていると、あちこちでこれを見かけます。成虫となった蝉が飛び立った後でも蝉の殻は枝などにそのまましがみついています。背中が割れており、そこから抜け出したことがわかります。晩夏から初秋の最も暑い時期が蝉のシーズンです。
2013年07月22日 【3909】たおやかに揺れ白蓮の咲き初めし ◆白蓮 増位山の蛇ヶ池で蓮が咲きだしていました。去年より二週間近く早い開花です。今年は梅雨入りも梅雨明けも早かったですが、この様子だと涼しくなり始めるのも早いかもしれません。一昨年も立秋近くなってから咲いたように記憶しています。蓮は夏の季語なのにここの蓮は夏の間に咲かないな、と思いながら見ていました。
2013年07月22日 【3908】片陰より煙草はさみし腕のびる ◆片陰 真夏の日中、建物のそばに陰ができます。それを片陰といいます。戸外にいる人はしばしその陰に入って一息つきます。蝉の声だけが響き、それ以外は動くものも少ない酷暑の昼間です。
2013年07月21日 【3907】河川敷に野球始まる夏の朝 ◆夏の朝 晴天が続きます。市川の河川敷では、午前中野球をしている人たちの姿を見かけました。最も暑さが厳しくなる正午前には切り上げる雰囲気でした。熱中症が気になりますから、この時期炎天下でのスポーツは注意が必要です。午前中なら暑さはまだましです。
2013年07月20日 【3906】天ぷらのからりと熱し夏真昼 ◆夏真昼 お昼ごはんを福崎町の「もちむぎのやかた」で食べました。7月・8月限定のセットを頼むと、もちむぎ素麺を中心としたセットの御膳が出てきました。もちむぎ素麺のひんやりとした味わい、熱々の天ぷらが美味しかったです。売店コーナーで売っている袋入りのもちむぎ、売れゆきがよくて品薄になっているのか、300g入りの袋が一人一袋限定でした。