優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2013年08月

秋雨
誘われて昨日は、神戸国際会館こくさいホールで開かれた氷川きよしのコンサートに行ってきました。ライブの臨場感というのは、いいものです。舞台はもちろん素晴らしかったですが、客席の様子にびっくりしました。お客さんの大半が、手に手に星やハートの形をかたどったペンライトのようなものを持って、コンサートの間中歌にあわせて振っているのです。これをコンサート会場で販売しています。コンサートツアーにあわせて新しいタイプが発売されるようです。

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秋涼し
涼しくなり、絵を描くにもいい季節になってきました。暑くても描きますが、涼しい方が描きやすいことは確かです。ここしばらくキャンバスに描くことが多くなっていました。しかし、再び紙に戻ろうとしています。理由は、かさばることです。キャンバスは分厚さが2cm近くあります。作品の製作ペースがゆっくりしている人ならこれは問題にならないでしょうが、私は数日で一作描いてしまうので、この調子でいくと作品の保管場所に困ることに気がつきました。紙に描けば保管スペースの問題はあまりないでしょう。

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毎年この時期になると、鳥取県の東郷町から梨の生産農家の方がトラックに大量に梨を積んで販売に来られます。今朝、今年最初の販売があり、大きな二十世紀梨をさっそく買い求めて来ました。荷台のかたわらで切り分けた梨を味見しつつ、大きな採れたての梨を買いました。梨を食べると味覚からも秋が来たと思います。

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秋めく
週末の雨をきっかけに猛烈な残暑は去ったようです。今朝は晴れていますが、窓を閉めていても平気なくらいの気温です。まだ暑さが戻ってくる日があるかもしれませんが、先日までの恐ろしいような暑さの時期は終わりました。通常の八月末の気温になったと思います。クマゼミの声がかすかに聞こえますが、これも去っていく暑さの名残の声です。

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秋の雲
朝方は一時的に激しい雨が降りました。その雨も昼ごろにはやんで、午後から急速にお天気が回復し、今は青空が広がっています。昨日、今日と雨の影響で涼しく、すごしやすくなっています。日差しが戻ってくると蝉が鳴き始めました。それでも窓から入る風には確実に本当の秋が近づいていることを感じます。

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残る暑さ
今朝は強い雨で、大雨洪水警報が出ています。気象庁のレーダーを見ると、北九州から関東まで広い範囲で雨が降っています。お盆の前あたりから、かんかん照りの厳しい残暑が続いてきましたが、この雨を境に暑さがおさまりそうです。今は窓を閉めていても扇風機も不要な気温です。

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秋の百合
叔母の三回忌の法要に行ってきました。今日は朝から雨模様で、これまで続いた激しい残暑が和らぎありがたいお天気でした。こじんまりとした法要で、集まった親族でゆっくり話ができました。それぞれの人の近況や今興味をもってやっていることなどについて、あれこれ話すのはこういう機会をおいて他にありません。法要は故人のためにするものではありますが、残っているものにとっても意味深いものだと感じます。

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処暑
風があり、雲の流れが速くなっています。雨が降りそうな風です。日差しがほとんどなかった分、今日は暑さが控えめでした。増位山へは午後に散歩に行きました。これまでなら午後の日のある時間帯は暑くて歩けたものではありませんでしたが、今日は風もあり、快適でした。山を歩くのは運動というだけでなく、気分転換でもあり、俳句の材料を探すためでもあり、とりとめもなくいろいろなことを考える時間です。

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残暑
今日は二十四節気の処暑です。「暑さがやむ」との意味で、厳しい残暑もこのころになると衰え始め、朝夕に涼気が加わり秋らしくなります。今年は真夏以上に厳しい残暑が続いています。暦どおりにそろそろ涼しくなり始めてくれることを願います。そういえば、激しかったクマゼミの声がもう聞こえません。ミンミンゼミとバッタの声がしているだけです。今朝はうす雲が広がっていています。天気予報を見ると、これからお天気は下り坂で、土日は雨模様になりそうです。

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燕去る
ここ三日ばかりツバメがいないか、と気にして見ていましたが、姿はありません。どうやら本当に南へ帰ってしまったようです。例年、渡りの前は上空を群れになって飛び回っている姿を見るのですが、今年はそういう姿も見なかった気がします。いつの間にか消えていた印象です。やってきたときはすぐにわかりますが、いなくなったときはしばらくたたないと気づかないものです。この前の日曜日に電線に止まっていた一羽を見たのが最後でした。

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