優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2013年09月

今日の月
今夜は中秋の名月です。そういえば、と思い、窓際へ行ってみたら、もう月が山の端を離れていました。陰暦8月15日の月を名月といいます。暦と実際の月とは微妙にずれがあり、この日が必ずしも満月になるわけではないとか。この3年間は満月でしたが、来年からは異なり、次に名月が満月になるのは2021年の9月21日です。

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秋の雲
今日も快晴です。昨夜はテニスをしてきました。テニスコートから月がきれいに見え、しだいに昇っていく月を眺めながらテニスをしました。明日の夜が十五夜です。夜になるとさらに涼しく、すでに上着を着てプレーしている人すら見かけました。いくらなんでも私にはまだ暑い。

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野分晴
快晴です。一片の雲もなく晴れ上がり、空気は澄み、爽快なお天気です。台風が空気中の塵を洗い流しました。台風は被害ももたらしますが、水資源として貴重です。あらゆることでメリットだけデメリットだけ、というものはありません。台風も昔は何百人、何千人という死者を出すようなことがありました。しかし、今では予報や水防の対策がとられ、亡くなる人は随分少なくなっています。

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野分
台風が近づいてくるまでの数日間は蒸し暑い日が続きました。台風が去り一転して涼しくなっています。昨日の午後は晴天になったので増位山の森へ行きました。森でも蝉はほとんど鳴いていませんでした。風も日差しもすっかり中秋です。台風の後ではいつものことですが、朽木が何本か自然歩道に倒れてきていました。山頂から播磨灘を見ると、海の色が変わっていました。市川や加古川が流れ込む河口付近から沖に向かって広い範囲が濁流の色になっています。川が運んだ泥が沖へと広がっているのです。すでに空は晴れ、空気は澄んで大鳴門橋が見えました。

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秋の蝉
朝方の激しい雨があがり、お昼前にはすっかり晴れました。今は「台風一過の秋晴れ」になっています。雨があがるやいなやミンミンゼミの声が聞こえました。しかし、ちらっと鳴いただけで、あとはほとんど声が聞こえなくなり、今は耳を澄ましても蝉の声は聞こえません。山へ行けばまだしばらくはツクツクボウシやミンミンゼミの声を聞きますが、里での蝉のシーズンは終わりに近いのでしょう。

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秋の夜
台風18号は昨夜愛知県豊橋市付近に上陸しました。姫路市は台風の進路からはかなり外れていましたが、それでも昨日は夕方から夜じゅう激しい雨が降りました。気象レーダーを見ると、雨の地域は東海から関東、東北、北海道方面にかかっており、西日本は晴れてきています。先日の台風崩れの熱帯低気圧のときと同じくらいに川は増水しています。

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台風
夜のうちに雨が降りだしました。台風は今夜から明日にかけて東海地方に上陸し、関東から東北へ抜けるコースを取る模様です。台風が来る前に、なのか、今朝も鳥取から梨の販売に来られました。大きな「鶴の舞」という二十世紀梨の特選品です。形のよいものは贈答品として高値で販売され、こういうところに売りに来られるのは、それ以外の規格はずれのものでしょう。しかし、味は同じです。生産者は産地直送で売ることができ、消費者もおいしい梨を安く食べられる、双方お得です。

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台風
台風18号が接近しています。しかし、風はまだほとんどありません。今日も蒸し暑い一日でした。進路予想図を見ると東海から関東にむけての進路をとりそうです。明日は雨になるでしょう。週末の雨は四週連続ということになります。今週、来週は月曜日が祝日というカレンダーが続きます。

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彼岸花
蒸し暑い日が続きます。増位山の山上広場に向かう道のかたわらで彼岸花が咲き始めています。9月20日が彼岸の入りです。山を走るのはやめました。もともと山を歩くのは運動のためというよりは、気分転換です。ぼーっと頭を遊ばせていろいろとりとめもなく思いをふらふらさせるために歩いています。走るとそういうことができなくなります。俳句が降りてくるのもこういうぼんやりしたひとときなので、貴重な時間なのです。

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秋暑し
今日は雲が多いお天気ながら気温は高く、蒸し暑い一日でした。残暑は、立秋を過ぎてからの暑さ、秋暑はいったん涼しさを感じてからの暑さというニュアンスの違いがあります。窓を開けて扇風機をつけて、なんとなくインターネットの動画をだらだら見てしまいました。たまにはこういうのもいいです。ネットのニュースやサイトをあまり見ないようにしているのは、ついつい引きずられていろいろなところを見てしまうからです。うまく人を誘うような見出しがつけてあるものだといつも関心します。

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