2013年12月
【4206】県外のナンバー増えし小晦日
【4205】天水桶氷の下の緋鯉かな
【4204】年の暮二つの峰をたどりゆく
◆年の暮
来年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』の主人公、黒田官兵衛は姫路生まれです。姫路はドラマの放映が近づくに連れていろいろなイベントが企画され、盛り上がってきています。「黒田官兵衛ゆかりの地スタンプラリー」に紹介されている24ヶ所を全部たずねてみようと考え、今日は1番の広峯神社と2番の増位山随願寺に行ってきました。増位山の東尾根コースを登って、山頂経由で随願寺に行き、尾根続きの弥高山を踏んで広峯神社に行き、近畿自然歩道から増位山西尾根コースで下山という経路を歩いてきました。寺社はいずこも迎春準備の最中でした。

来年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』の主人公、黒田官兵衛は姫路生まれです。姫路はドラマの放映が近づくに連れていろいろなイベントが企画され、盛り上がってきています。「黒田官兵衛ゆかりの地スタンプラリー」に紹介されている24ヶ所を全部たずねてみようと考え、今日は1番の広峯神社と2番の増位山随願寺に行ってきました。増位山の東尾根コースを登って、山頂経由で随願寺に行き、尾根続きの弥高山を踏んで広峯神社に行き、近畿自然歩道から増位山西尾根コースで下山という経路を歩いてきました。寺社はいずこも迎春準備の最中でした。

【4203】樒入る墓前の花筒初氷
【4202】雪積んで北より車の来たりけり
【4201】手をつなぐ母子歳暮の交差点
【4200】頂の切り払われし年の暮
【4199】ワイパーににじむ年の瀬の光
◆年の瀬
雨はやんでいます。少し風があり曇っています。一年の終わり、十二月も押し詰まったころを「年の瀬」といいます。年末から年始にかけては季語が多く、その時期だけにしか用いないものがあり、それを活かした句を得たい、と毎年思います。昔に比べれば年末年始の行事は簡素なものになっていますが、それでもやはりお正月を迎えるというのは、日本人にとって特別なことです。
この時期に新年が来るタイプの暦を「冬至正月」と言います。立春が新年となる「立春正月」タイプの暦もあります。旧暦の太陽太陰暦ではこの立春正月に近く、お正月を新春とか初春とか言うのは、その名残です。新暦のお正月は「春」とはほど遠い気候の中です。クリスマスがキリスト教国でない日本で広く受け入れられているのは、「冬至」という暦の節目に近いからである、という話を聞きました。冬至は太陽が最も衰えるときとして、あらゆる民族の中に太陽の復活を願う祈りの行事があります。イエスがこの日に生まれたというわけではなく、もともとあった土俗の冬至祭をキリスト教が布教にとりこんで、キリスト教の祭日としたのでしょう。

雨はやんでいます。少し風があり曇っています。一年の終わり、十二月も押し詰まったころを「年の瀬」といいます。年末から年始にかけては季語が多く、その時期だけにしか用いないものがあり、それを活かした句を得たい、と毎年思います。昔に比べれば年末年始の行事は簡素なものになっていますが、それでもやはりお正月を迎えるというのは、日本人にとって特別なことです。
この時期に新年が来るタイプの暦を「冬至正月」と言います。立春が新年となる「立春正月」タイプの暦もあります。旧暦の太陽太陰暦ではこの立春正月に近く、お正月を新春とか初春とか言うのは、その名残です。新暦のお正月は「春」とはほど遠い気候の中です。クリスマスがキリスト教国でない日本で広く受け入れられているのは、「冬至」という暦の節目に近いからである、という話を聞きました。冬至は太陽が最も衰えるときとして、あらゆる民族の中に太陽の復活を願う祈りの行事があります。イエスがこの日に生まれたというわけではなく、もともとあった土俗の冬至祭をキリスト教が布教にとりこんで、キリスト教の祭日としたのでしょう。

【4198】数え日の河原を濡らす静かな雨
◆数え日
クリスマスが過ぎると、いよいよ今年も大詰めに入ってきたという気分になります。スーパーへ行っても、前日までクリスマス関連の食材が並んでいたのが、クリスマスを境に迎春食材へとがらっと変わっています。おせち料理用のかまぼこや黒豆などが目に付くところに積まれ、いつもの食品が、別のところに移動していたりします。今年も残すところいくばくもない、指で数えられるほどの日数、という感慨がこめられているのが「数え日」という季語です。
今日は朝から細かな雨が降っていました。夕方になって雨は本格的になってきたようです。日暮れが早い時期、雨が降るとさらに暗くなるのが早く、午後四時ごろには車はみんなライトを点けて走っていました。

クリスマスが過ぎると、いよいよ今年も大詰めに入ってきたという気分になります。スーパーへ行っても、前日までクリスマス関連の食材が並んでいたのが、クリスマスを境に迎春食材へとがらっと変わっています。おせち料理用のかまぼこや黒豆などが目に付くところに積まれ、いつもの食品が、別のところに移動していたりします。今年も残すところいくばくもない、指で数えられるほどの日数、という感慨がこめられているのが「数え日」という季語です。
今日は朝から細かな雨が降っていました。夕方になって雨は本格的になってきたようです。日暮れが早い時期、雨が降るとさらに暗くなるのが早く、午後四時ごろには車はみんなライトを点けて走っていました。
