優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2013年12月

寒風
山を歩けば寒い日でも汗ばんできます。お昼ごはんにいなり寿司をつくって食べました。ごはんを炊いてすし酢をふりかけ、それを温めたいなり寿司用の味付け油揚げに詰めて、そのまま食べます。手巻き寿司のいなり版のような感覚です。手が揚げの汁でべたべたしますが、揚げもご飯も温かというのが、美味しさにつながります。これは『シェルパ斉藤のワンバーナー簡単クッキング』に載っていた海洋冒険家・白石康次郎さんのレシピです。この本、アウトドアのレシピ集ですから、ごく簡単な材料で手間要らずに作れるものが多く、重宝しています。

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落葉
寒い朝です。朝方は小雨が降っていました。今はやんでいますが、一日ぐずついたお天気になりそうです。全国の天気を見ると、東海・関東を除く各地は雨模様。日本海側は雪だるまマークが出ています。やはり、12月も半ばともなれば、本格的に冬らしい気候になってきました。最近は年賀状やクリスマスやおせち料理などの文字が10月末になると、もう街角で見受けられるようになっていますが、それでも年末の実感が身辺に漂うようになるのは今頃からです。

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大根
大きな大根をいただきました。大根葉もついたままのものでしたので、まず大根葉から料理。ツナといっしょに炒めて食べました。根の部分は、昨日、餅巾着との煮物というのがクックパッドにあって、それを作りました。美味しかったです。クックパッドは便利です。これこそインターネットらしいサービスだと感心します。大勢のレシピを集めて(集合知)、どんな専門家も及ばないレシピ集を作っています。今日はおでんを朝の間に作っておいたので、夕食はこれ。

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初雪
気温が低いと思っていたら、雪です。降り続くような雪ではありません。どこかから風に乗って飛ばされてきた雪雲からこぼれおちた雪です。風もあり、出会った人と寒いですね、と言葉を交わしあいました。全国の天気予報を見ると、秋田や新潟といった豪雪地帯では激しい雪のようです。以前、ゴールデンウィークに北東北を自転車で周ったことがあり、その時期でも小さな県道などの峠道はまだ雪のために通行止めになっていました。除雪車がなかった時代の雪国というのは、冬の間、一村が孤立してしまうような生活だったに違いないと思いました。

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山眠る
冬型の気圧配置が続き、兵庫県北部では雪になっているところもあるようです。兵庫県は瀬戸内海と日本海にまたがり、冬は特に脊梁山脈である中国山地をはさんで大きく気候が異なります。瀬戸内海側でも冬型になると、寒気の影響で雲が多く、風がでます。山々の木々は落葉を急いでいます。ここ数日で山の稜線が透けてきました。山を歩いていても足元の落葉の量がぐんと増えたと感じます。冬の山を季語では「山眠る」といいます。雪に覆われる地方の山では、雪は眠る山の蒲団のようです。雪の無い地方では、落葉樹が葉を落としきって裸木となり、真冬になります。

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冬の虹
昨日も今日も冬型の気圧配置になっています。雲が多く時雨がちで風があります。昨日、「天空の白鷺」から虹が見えました。朝方時雨があり、施設に登ったころには晴れて、南の播磨灘方面から日が差していました。今もお城周辺には高い建物がないため、天守から播磨灘が望めます。昔は海岸線がもっと北まであがっていたということですので、海はさらに身近に見えたかもしれません。白帆をあげて瀬戸内を進む船の姿なども見えたのだろうか、と想像しました。

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冬最中
昨日の姫路城では、幹に菰(こも)を巻かれた松の姿が印象に残りました。松につく害虫を冬の間にここに誘い込んで駆除する方法で、古くから行われています。しかし、取り外した菰にはマツクイムシよりもむしろ天敵であるクモなどの方がたくさん入っていて、逆効果ではないかという調査結果もあるようです。視覚的には、松がマフラーをしたように見え、暖かそうです。全国の庭園の中には菰巻をすでに中止したり、中止を検討しているところもあります。

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冬桜
「天空の白鷺」を出て大天守の下に来ると、冬桜が咲いていました。姫路城はたくさん桜が植えられていて、春の桜のシーズンには白亜の天守が桜色の中に浮かび優美です。三の丸広場には近々オープンする「軍師官兵衛大河ドラマ館」をPRする幟がずらりと並んでいました。三の丸広場の道路をはさんだむかい側、みやげ物店の隣にある広場に、白いテントで作られたその建物があるのが、「天空の白鷺」から見えました。来年は大天守が姿を現し、駅前広場の改修も完成し、大河ドラマでも盛り上がります。

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姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺」へ行ってきました。2011年3月26日から公開されていましたが、まだ一度も訪れていませんでした。見学できるのは来年1月までときき、友人に誘われて出かけました。「天空の白鷺」は素屋根で覆われた大天守の四層・五層部分を見学スペースから見ることができるようになっています。これまで遠くから仰ぎ見るばかりでしたから、ほぼ外観が完成した大天守の最上部を目の前で見るのは、不思議な感覚でした。

施設内では、修理工事の模様を映した映像が見られ、姫路城の築城の歴史、漆喰壁や屋根瓦の修理について解説したコーナーも設けられていました。また南と西には展望窓が設けられていて、そこから姫路の市街地、周囲の山々、播磨灘などを見渡すことができます。今日はよく空いていて、ゆったり広々と見学することができました。

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冬の雷
昨日の朝は晴れていましたが、しだいに天気が下り坂でした。「飛行機雲がはっきり残るようになると、お天気は崩れる」という観天望気の話どおり、朝の空には幾筋もの航跡雲が残っていました。午後はどんより、夜になって雨になりました。明け方雷が鳴っていました。夜が明けると雨はやんで青空が広がっています。冬型の気圧配置になっていて、北の空には雲が見え、風も少しあります。

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