優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2014年08月

虫の闇
今日も雨が降ったりやんだりの一日でした。残暑というほどの暑さもなく、低い雲が広がってはそこから雨粒が落ちてくるという空模様です。いつの間にか雨がやみ、それに代わって周囲は虫の声に満たされています。小中学校の夏休みは間もなく終わります。八月下旬ともなれば、夏の名残はかなり少なくなってきています。
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秋涼し
涼しい日が続いています。ここ数年の初秋は残暑が厳しかったので、今年が涼しく感じられるのでしょうか。夜明けごろまで雨が降っていたようです。

炊きたてのご飯に寿司酢を入れて、パックになっている稲荷寿司用の揚げに詰めれば、熱々の稲荷寿司を食べられます。これは、海洋冒険家の白石康次朗さんが『シェルパ斉藤のワンバーナー簡単クッキング』の中で紹介していたメニューです。アウトドア料理というのは、簡単にできて、後片付けも手間がかからないという特徴があります。具が入っていれば美味しさが増しますが、ご飯に寿司酢だけでも十分美味しく食べられます。揚げに味付けがしてありますから、ご飯そのものだけでも十分かもしれません。
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秋初め
土砂降りの雨になっています。今年の八月は変なお天気でした。梅雨と台風シーズンが混ざったようで、雨量は多いけれど日照時間が少なかったのではないか、と想像します。あちこちで豪雨災害が起きました。

午前中、薄曇りの空の下、河川敷で犬を連れた人の姿を見ました。投げられたフリスビーを犬がキャッチしています。フリスビーというのは、登録商標で一般名詞ではフライングディスクと言います。あまりにもおなじみで一般名詞のように使われるのは、クレパスやマウンテンバイクを思わせます。

1940年代にイェール大学の学生がパイ皿を投げて遊んだのが始まりだそうです。このパイ皿がフリスビー・パイ・カンパニー(Frisbie Pie Company)のものだったことから、こう呼ばれたのでしょう。商標登録の際にはFrisbieのスペルがFrisbeeに変えられています。日本語だとどちらも同じですが、この点英語は便利。日本語ならひらかな、カタカナ、漢字、アルファベットいずれかで違いを出すでしょうか。
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秋蝉
薄雲って風の涼しい日です。朝方はクマゼミの鳴く声がよく聞えます。それでも、うるさいほどに響いていた夏と違い、間もなくいなくなるぞ、という音量に変わりつつあります。広島の土砂災害は死者・行方不明者あわせて88人という大変な規模になっています。豪雨もさることながら、無理な宅地開発が災害の背景にあるようです。

日本は雨が多く、地盤がもろいところも多く、平地が少なく、人口が大都市圏に集中しています。山地のぎりぎりまで切り開いて宅地にしているというのも、それをせざるをえない事情があってのことでしょう。そういう場所に住まないという知恵を個人個人が持たなければ、災害は防げないと思います。
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処暑
髪を切ってきました。今日は薄曇りのお天気です。WiMAXにしてタブレットもdocomoの契約が切れたため、最初から入っていたナビが使えなくなっており、Yahoo!カーナビをダウンロードして使うことにしました。ちょっと前までGoogle Playで探せるカーナビアプリは全部有料でしたが、最近Yahoo!カーナビが無料で提供されていることを知りました。Google Playで見ると、有料だった他のカーナビも軒並み無料になっています。気になるのは、WiMAXの場合、過疎地でどの程度まで通信可能なのか、ということです。
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秋口
今日は二十四節気の処暑。夏至からほぼ二ヶ月がたち、日が短くなってきたのを実感します。太陽の南中高度が低くなり、正午をすぎてしばらくたつと、南向きの窓から日差しが部屋の中へ少し入ってくるようになりました。冬になると、日差しは部屋の奥深くまで入るようになり、午後はカーテンを閉めて過ごすようになります。一日一日は同じように見えても、同じ一日というのはありません。微妙に変わっている。そのことをあらためて思います。
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つくつくぼうし
午後いったん曇りましたが、雨にはならず夕方には晴れてきました。先日、たくさん切干大根をいただきました。煮物にするのがいいでしょうが、今はまだ暑く、煮物という気分ではありません。切干大根のサラダというレシピを見かけたので、お昼にそれを作ってみました。切干大根と乾燥若布を水で戻し、ドレッシングをかけるだけです。これがけっこう美味しい。切干大根は食物繊維とカルシウムが豊富です。ちょっと一品が欲しいときにこれからも作ろうと思います。
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秋めく
今日はまた不安定な空模様になっています。午前中に一度にわか雨があり、その後、晴れましたがお昼過ぎからまた曇ってきています。再度にわか雨になるかも知れません。この週末もぐずついたお天気になりそうな予報です。

明日は二十四節気の処暑。暑さが少し和らぎ身辺に秋の気配が漂ってくるころとされています。増位山の蛇ヶ池の蓮はお盆が過ぎてもまだ咲いています。それでも花が終わって残る花托が目に付くようになってきました。
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残暑
朝、自然歩道を歩いていると、この時期は蜘蛛の巣にたくさん出会います。通路の真ん中に張られているため、気がつけばストックで払いのけますが、気がつかないと、顔にべったりはりついたりします。

今、ネット上でALS Ice Bucket Challengeというものが流行っていて、有名人が氷水をかぶる動画があふれています。これはALS(筋萎縮性側索硬化症)への認知を高めるためのチャリティイベントです。2012年に発症したボストン大学の元野球選手がfacebookで呼びかけて始まったものだとか。芸能人やスポーツ選手だけでなく、経済界などさまざまな分野の有名人が参加しています。

指名された人は氷水をかぶるか100ドル寄付をするかを選び、さらに新しく3名を指名します。有名人のほとんどは氷水をかぶることと寄付の両方を行うようです。効果は絶大でALS協会には例年の10倍以上の寄付金が寄せられているということです。

こういう方法でチャリティイベントを考えるとは、うまいなあと感心しました。氷水をかぶるというのは、特別な技能も多大な時間も不用です。それでいて、映像的には非常に面白く、彼らのリアクションを動画で楽しめます。さらに3人を新たに指名するというねずみ算によってイベントが爆発的に広がります。

ブラジルのワールドカップで負傷したネイマールが、負傷させたスニガを指名し、スニガはそれを受けて氷水をかぶっていました。これなど、チャリティに加えて和解の役割も同時に果たしてしまっています。こういう方法を使えば、世界中でいろいろなことができるでしょう。有名人が積極的に参加したいと思う方法を編み出し、それをネットを使って拡散させれば、誰でも世界の問題解決のために役立つことができる、そう思いました。



燕去る
秋らしい空になってあらためて空を見上げていると、ツバメの姿が消えていることに気がつきました。お天気がぐずついている間に南へ去ったのでしょう。八月上旬には、小集団で飛び回る若いツバメたちをあちこちで見たものでした。

インターネットの接続はその後順調です。WiMAXで使う周波数帯を40MHから20MHに変更しただけです。くわしくはわかりませんが、40MH帯だと、電波干渉が起きるのでしょう。40MH帯は20MH帯の2倍の通信速度とのこと。しかし、20MHにしても特に不自由は感じません。通信が途切れなくなったので、不便なところが解消されました。
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