優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2014年08月

山澄む
晴れて空が高く初秋らしさを感じる一日でした。WiMAXとパソコンとの接続に問題があり、ここニ三日、プロバイダーとパソコンのサポートセンターへ電話をかけていました。インターネットが「制限つきアクセス」と出てたびたび接続が切れるのです。その都度切断して再接続していましたが、結構わずらわしく、なんとかできないものか、と思っていました。

WiMAXのプロバイダーとパソコンのサポートセンター、どちらの回答も解決にはいたりません。ふと思い立って「Windows7 WiMAX 制限つきアクセス」で検索してみると、いろいろな解決法が出てきました。中にはサポートセンターで教えてもらったものもありました。非常にややこしそうな方法もあります。

簡単そうなものから試していって、今のところ、この方法で「制限つきアクセス」は出ずに済んでいます。このままうまくいってくれたら、ありがたいです。それにしても、サポートセンターよりも検索の方が有効とは、「集合知」はあなどれないですね。
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初秋
昨日からお天気が回復し、残暑も戻ってきています。曇り空が続いていたので、久しぶりに広がる青空は気持ちがいいものです。風はすでに秋らしく、空も高くなっています。姫路城は完全に修理用の大屋根がはずされました。新しくなった漆喰の白さが際立ち、そのあまりの白さに姫路市民も驚いています。「しらさぎじょう」ではなく、「しろすぎじょう」だという話もあります。遠くから見ても白さがわかりますが、間近で見るとそれをさらに実感します。

ただ、これはしばらくの間だけで、風雨にさらされているうちに前のような色合いになるそうです。この白さは今だけ。増位山ドライブウェイのポケットパークから姫路城と播磨灘に浮かぶ男鹿島が見えました。ふだん、男鹿島がこれほどはっきり見えることは少ないのですが、空気が澄んでよく見えました。
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つくつくぼうし
昨日はTomokoさんのOSHO禅タロット講座の第五回目、最終回でした。悩みとか、これが知りたい、というようなことが今は無いので、最初は「現状とこれから」についてカードをひき、それをリーディングしました。その次に七つのチャクラに関してカードをひき、それをリーディング。最後に「こうなりたい」と思うカードを目で見てカードの中から選び、そうなるにはどうすればよいか、との問いをたてて何度かカードをひいていきました。

三度リーディングをやって三度とも出たカードがありました。虚空に向って跳ぶ人を描いたTrust(信頼)です。いま時は熟していて、でも自分の中でまだ進みたくはない、ゆっくりしたいと思っている部分がある、ともカードは指摘します。「跳びなさい」ということでしょう。こんなに何度も出てくるということは。次に進む準備は内外ともに整っている、ということもずっと出ていました。

何か事が起きてしかたなく跳ばされるということはあります。巻き込まれ型の展開です。しかし、今はもうそういう時期ではないとカードが告げます。自分で選んで自分で飛び込む。何もかもは自分の内側にあって、自分で何を選ぶかだけの問題です。そのことはもう十分わかっているはずだ、とも言われています。

跳びなさい、と言われても具体的に大きな決断を迫られていることが何かある、というわけではありません。心構えの問題なんだろう、と思います。大きく見えることよりも、日々の小さな跳躍の積み重ねが大事だと思います。
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秋茄子
今朝はよく晴れています。長らくぐずついたお天気が続いたので、久しぶりの晴天はすっかり秋の空になっていて、新鮮です。

昨日、茄子を焼いて味噌だれをつけて食べました。「つけてみそ かけてみそ」という商品です。名古屋の味らしいですが、近所のスーパーでも売っていました。見かけは濃い茶色で塩辛いのか、と思いきや、食べてみると甘味とコクがあって美味しい。パッケージにはカツ、おでん、豆腐などにかけている様子が載っています。今度、冷奴にかけてみようと思います。
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初秋
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昨日、エアウィーヴが届きました。8月6日に京都高島屋の『Smile 浅田真央23年の軌跡展』へ行ったついでに買ったのです。浅田真央さんがブランドアンバサダーを勤めており、展示会場のすぐ隣に販売スペースがありました。フィギュアスケートのジャンプは腰に大きな負担がかかります。彼女は、ジュニア時代からシーズンに入って疲労がたまると腰に痛みを感じていました。それが、トレーナーに勧められてエアウィーヴを使うようになってからよくなったといいます。

海外遠征に出かけるときは、エアウィーヴの大小ふたつをカートに載せている姿が報道されています。大のものは、就寝時に使い、小のものは飛行機の座席に敷いて疲れを予防するためだとか。アスリートの愛用者は多く、テニスの錦織圭、スキージャンプの高梨沙羅、卓球の石川佳澄、ゴルフの宮里美香らの名前がパンフレットに載っています。

私が買ったのはエアウィーヴ・ライトという製品です。通常のエアウィーヴの半額ほどの値段で、布団の上に敷いて使うにはちょうどよく、収納にも便利です。一晩寝てみて、身体が沈み込む感じがなく、寝具の上に浮いているような感覚でした。また、マットレスパッドは釣り糸を絡めて編み合わせたような形態をしているため、通気性がよく涼しく眠れました。マットレスカバーがついていますが、これもメッシュのような感じであるため、ややざらついた肌触りです。普通の敷布団カバーをかけることにしました。

つくつくぼうし
昼ごろから雲がきれて今は太陽が出ています。蝉のうち法師蝉と蜩は秋の季語です。八月も後半に入ると、ツクツクボウシの声がよく聞えるようになります。ミンミンゼミなども鳴いていますが、しだいに秋らしさが増してくるにしたがい、ツクツクボウシが中心になっていきます。やがて、里では蝉の声が聞えなくなり、森でも一匹か二匹が細々と鳴くのみになります。蝉の声が途絶えると秋半ば。
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盆休み
前線が停滞してぐずついたお天気が続いています。先週末は台風でした。その前の週末も台風で、八月に入ってから丸一日晴れたという日がありません。夏らしい猛暑の日は三週間前の週末くらいでした。青空に立ち上がる入道雲の姿を全く見ないままです。この先の週間予報にも傘マークが並んでいるので、このお天気はまだしばらく続きそうです。
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茄子の馬
お盆、茄子や胡瓜に脚をつけて馬を作り、精霊棚に飾ります。送り盆には、それを川に流し、精霊はそれに乗って帰っていくとされてきました。環境問題があって、近頃では川に流すことが禁止されているところもあるでしょう。実家は市川のすぐそばにあり、今でも茄子の馬、食べ物、線香、供花を川辺に置いて精霊を送ります。環境問題的には望ましくないことでしょうが、素朴な信仰心のあらわれであり、今も禁止されてはいません。プラスチックやビニール類はそれぞれが心がけて取り除いています。
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午後からは雲が切れ、いまは晴れて蝉の声が聞えています。部屋の隅をするすると動くものが目に付きました。ヤモリです。全長15cmほどの可愛らしい個体でした。爬虫類は、トカゲでもそうですが、一時期にぱっと動いたあと、しばらく動きを止めます。このヤモリは、私が座っている傍らで同じポーズをとったまま10分余りもじっとしていました。脚の位置ひとつ変えませんでしたから、徹底しています。ヤモリは生きた虫を食べます。ハンターたるものああいう風にして気配を殺すのかもしれません。「守宮」は夏の季語です。
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墓参り
朝から雨が降り始め、11時ごろまで激しく降りました。実家へ行ってお墓参りをする予定だったので、叩きつける雨の中を車に乗りました。姫路は激しい雨でしたが、甲子園では雨は降っておらず、局地的な雨のようでした。不安定な空模様との天気予報でしたから、雨がやんだのを見計らってお墓へ急ぎました。そういう人が多かったのか、墓地はいつになく大勢の人出でした。
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