優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2015年01月

成人式
なみはやドームは6700席あるそうですが満員。もともと大阪は連休三日間の三回公演だった予定が、早い時期に主な席が売れてしまったため、追加公演が決まりました。その理由は、高橋大輔さんと浅田真央さんが出演するから、でしょう。会場を歩いていると、明らかに関西近辺ではないなまりで話している人を何人も見かけました。熱狂的なファンの中にはすべての公演を見に行くという人もあるようです。

生で高橋大輔さんを初めて見ました。これまで日本のトップクラスのスケーターはほぼ全員去年行った二つのアイスショーで見ていました。唯一見ていなかったのが怪我で休んでいた彼でした。実物は想像よりずっと細身で意外でした。滑りは色気がありましたねぇ。さすがでした。客席の盛り上がりが凄かったです。

私たちの隣には「D1SK」という彼のバナータオルを持ったファンの方がおられて、少し話をしました。昨年末に横浜で行われたクリスマス・オン・アイスに行ってこられたとのことでした。浅田真央さんとのペアコラボが話題になって、チケットは瞬時に完売でした。そのペアコラボの印象を尋ねると、初々しくて可愛かったとのこと。

浅田真央さんはショーのトリとして登場し、こちらも別格の拍手と歓声を受けていました。また、ショーのプログラムが終わった後、今年新成人になった村上佳菜子さんに花束が贈られました。彼女はショーに出たために成人式には出席できません。そのための粋なはからいだったのでしょう。このときの司会が織田信成さんで、花束の贈呈役が浅田真央さんでした。会場全体が暖かい雰囲気に包まれました。
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寒晴れ
スターズ・オン・アイスに行ってきました。会場のなみはやドームは地下鉄長堀鶴見緑地線の終点「門真南」のすぐ目の前にあります。全日本選手権やNHK杯も行われる会場です。12時開場、1時開演だったので、開場の一時間前に現地に到着し、施設内のレストランで昼食をとりました。牛焼肉弁当はボリュームがあって、なかなか美味しかった。

施設は内部構造がむき出しになったドームで、寒いと聞いていたため、帽子、ひざ掛け、手袋と防寒をしっかりしていきました。昨日は大阪公演の最終日で、グッズはすでにほぼ完売していました。入口そばには出演スケーターへのプレゼントを受け付けるコーナーがあり、人気スケーターのボックスには次々とプレゼントや手紙が届けられていました。

席は東側のアリーナ席でした。縦方向でアリーナ席にしてはリンクがやや遠い感じです。去年THE ICEを大阪市立中央体育館で見たときはアリーナ席横方向のほぼ中央最前列でした。スケーターが目の前で滑ってくれる。あんな席を一度経験してしまうと、いけません。それでも、双眼鏡を持ってきていたので、演技は堪能できました。
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寒の木
今日はこれから大阪、門真市のなみはやドームへスターズ・オン・アイスというアイスショーを見に行きます。去年、ソチ五輪後に初めて見に行ったのがこのアイスショーでした。去年は春に開催されましたが、五輪シーズンでない今年は新年早々の開催です。

去年初めて見に行ってスケーターのスピードに驚きました。陸の上で行われるさまざまなダンスとの一番の違いはあのスピード感です。自転車で全速力で走るほどのスピードの中で美麗なパフォーマンスを見せます。あの速度感は実際に見て初めて実感できるものかな、と思います。
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初登山 
宍粟50名山の高取山へ登ってきました。今年初めての山登りなので「初登山」。午前中は青空が広がり冬の低山歩きに最適のお天気でした。山頂で同じく単独行の方と会い、昼食をとりながら話をしました。そこで会った人とあれこれ話が弾むことがあるのも単独行の面白さです。低山のよさは、楽しむのにお金がかからないことですね、と話が一致しました。必要なのはガソリン代くらい。それでいて普段見られない眺めを満喫し、適度な運動になるうえに気分もリフレッシュ。コストパフォーマンスが高い娯楽です。
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寒の雲 
12月がとても寒かったためか、寒に入ってからはそれほど寒いと感じません。増位山の頂に立つと、雲の流れる様子も見渡せます。寒気に伴う雲は北西の方角から流れてきて、播磨灘、淡路島の方へと伸びます。写真に写っているのが真南の方角です。眼下に市川が蛇行して流れ、見通しが良い日には大鳴門橋が播磨灘の先に見えます。
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寒四郎 
寒に入って四日目を「寒四郎」といいます。九日目にも「寒九(かんく)」という名前があります。日本人が忌み嫌う数字である四と九にあえて名前をつけているのが面白いと思います。

年末にジャケットをベストにリフォームしてもらいました。取り外した袖の部分はレッグウォーマーにしてもらい、今日受け取りに行ってきました。膝から下にぴったりです。衣服を工夫すれば、かなり暖かく過ごせます。
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初打ち 
今年初めてテニスをしてきました。「初打ち」というのは、手元の『カラー版 新日本大歳時記』(講談社)には載っていません。新しい年を迎えていろいろな稽古事を初めておこなうことには「稽古始」「初稽古」という季語があるものの、テニスにはしっくり来ません。「打ち初め」という季語もありますが、これは打楽器を初めて鳴らすという意味です。新年特有の季語はたくさんあります。しかし、今の生活ではもうほぼ死語と思うものがかなりあります。言葉もしだいに変わっていくので、「初打ち」で詠むことにしました。それほど寒くはなく、二週間ぶりのテニスを楽しみました。

テニスコートの画像を探していたら、こんな動画を見つけました。世界で最も高いところにあるテニスコート、ドバイのバージュ・アリ・アラブ・ホテルに作られているもので、地上211mの高さにあるとか。この動画では、アンドレ・アガシとロジャー・フェデラーがプレーしています。途中からはテニスではなく、眺めを楽しんで遊んでますが。高所恐怖症の人にはプレーどころか、足を踏み入れるのも恐ろしいようなコートです。


寒気が入って寒くなると天気予報は言いますが、それほど寒くありません。12月の寒波で身体が慣れてしまったのか、実際にそれほどの寒気でもないのか、よくわかりません。お正月は風が強く雪も降って本当に寒いという感じがありました。しかし、昨日も今日も風はほとんどなく、日差しには明るさが蘇り、寒に入ってしまえばあとはもう春を待つだけという気分です。
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湯たんぽ 
今朝は冷えるのかと思っていましたが、それほど冷え込んではいません。12月半ばごろの寒波のときから湯たんぽを使い始めました。湯たんぽは布団の中に先に入れておきます。そうすると、布団に入るときには布団が暖かくなっていて、心地いい。電気毛布などの暖房器具は、暑すぎて今まで使ったことはありませんでした。

夏に買ったエアウィーヴ、これもいいです。身体を支えるマットとしての寝心地もいいですが、夏は涼しく冬は暖かいという触れ込みにも誤りはありません。釣り糸を絡め合わせたような構造をしているため、中に空気が含まれています。敷布団の上に重ねているので、下からの冷えを絶つ断熱効果が大きいようです。冬になってマットの上に厚めの敷きシーツを敷いて湯たんぽも特に問題なく使っています。
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小寒 
今日は寒の入りです。これからの一ヶ月間が真冬、一年中で一番寒い頃です。今朝は雨になっていて、気温は高めです。雨があがると寒気が入り込んで明日は寒くなりそうです。この冬は12月からずっと雨の後寒くなるというパターンで来ています。

テレビを持ってはいませんが、年末年始の番組はそれでもいくつか見る機会がありました。こういう時期はアスリートに競技とは違うけれどもその競技独特の技術を使って何かをさせるという企画番組がいくつかあります。サッカー選手に走るバスの窓にボールを蹴って入れさせたり、フィギュアスケーターに狭い幅を片足で滑らせたり。

ああいうのを見ると、改めて彼らの持つ技術の凄さに驚きます。テレビで見ている試合の場面では、周りがみんなそういう凄い人たちばかりだから、どれほど凄いかがわかりにくい。こうして素人が理解できそうな場面まで引きおろしてそれを見せられると、超人的な技術だといまさらながらにわかります。

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