2015年12月
川床の名残や冬の貴船川
◆冬
日曜日、鞍馬山からおりてきて西門を出ると、すぐに貴船川にかかる橋を渡りました。川の中には夏の川床に使われる杭が点々と残っているのが見えました。夏にはこの上に床を置いて、そこで夏の素材のお料理を楽しみます。冬の今は、その杭に流れてきた落ち葉がひっかかっていて、冬ならではの風情でした。
「川床」の読み方ですが、鴨川では「かわゆか」、貴船・高雄では「かわどこ」と読むそうです。鴨川では、川の上に高さ3.6mの高床(たかゆか)が敷かれるところから省略されて「かわゆか」と呼ばれるようになり、貴船は「京の奥座敷」との別名から床の間(とこのま)の意味合いで「かわどこ」と呼ばれるようになったとか。
そいうことなら、この句の読み方は「かわどこ」がふさわしいです。料理屋のひとつでは屋根に積もった落葉をブロワーで吹き飛ばす作業が行われていました。冬でも多くの観光客でにぎわっています。私たちは暖かい座敷で湯豆腐や稚鮎の天ぷらをいただきました。
日曜日、鞍馬山からおりてきて西門を出ると、すぐに貴船川にかかる橋を渡りました。川の中には夏の川床に使われる杭が点々と残っているのが見えました。夏にはこの上に床を置いて、そこで夏の素材のお料理を楽しみます。冬の今は、その杭に流れてきた落ち葉がひっかかっていて、冬ならではの風情でした。
「川床」の読み方ですが、鴨川では「かわゆか」、貴船・高雄では「かわどこ」と読むそうです。鴨川では、川の上に高さ3.6mの高床(たかゆか)が敷かれるところから省略されて「かわゆか」と呼ばれるようになり、貴船は「京の奥座敷」との別名から床の間(とこのま)の意味合いで「かわどこ」と呼ばれるようになったとか。
そいうことなら、この句の読み方は「かわどこ」がふさわしいです。料理屋のひとつでは屋根に積もった落葉をブロワーで吹き飛ばす作業が行われていました。冬でも多くの観光客でにぎわっています。私たちは暖かい座敷で湯豆腐や稚鮎の天ぷらをいただきました。