優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2016年01月

春永 
春永(はるなが)とは、日の長い春の季節を意味し、年の初めを祝う言葉です。旧暦では新年と立春はほぼ同じ頃であったことから、末長いことを連想させる言葉として祝意をこめて使われたと思われます。

現在の暦であっても新年になると日が長くなっていることを感じられます。神戸でもっとも日の入りが早かったのは12月初旬の16時48分でした。今日の日の入りは17時4分でしたから、16分遅くなっています。今年は暖冬ですでに春の気配があちこちに漂い、旧暦の新年を彷彿とさせます。
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人日 
今日は七種の日、この日までが松の内のところもあります。関西は15日までが松の内なので、まだ一週間は注連飾りや門松が見られます。七日を人日(じんじつ)とも言います。「一日を鶏、二日を狗(いぬ)、三日を猪(いのこ)、四日を羊、五日を牛、六日を馬、七日を人、八日を穀となす」という中国の祝いの習俗によります。

先日、今年初めてテニスをしました。翌日、肘に軽い違和感があり、テニスエルボー予防のために次からはサポーターをつけてプレーしようと思いました。以前、テニス以外のことで肘を痛め、しばらくつけていたことがあります。新しいサポーターをAmazonで購入したら、さっそく届きました。
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小寒 
今日は二十四節気の小寒。寒の入りです。寒というと年中で一番寒さの厳しいときですが、梅が咲き、山野には霞が出て春のようなお天気です。ストーブもつけずに過ごしています。

増位山随願寺の本堂前を通って、今年の門松は去年までのものとちょっと違うのに気がつきました。竹の大きさが例年より小さく、その代わりに蝋梅が門松に加わって、華やかです。作られる人が変わったのでしょうか。
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大発会 
「大発会」はその年最初の証券取引の日を意味します。年末最後の日は「大納会」といいます。以前の大納会は官庁の御用納めと同じ12月28日でしたが、今は12月30日になっています。大発会は三が日明けの1月4日です。

大発会はご祝儀気分が手伝い上昇して終える確率が高いといわれています。過去20年で下落したのは7回だけです。しかし、昨日の大発会は年末年始にアメリカの株が下がった影響で、寄り付きから窓を開けての下落で始まりました。その後、中国株が急落したことが伝わり、暴落に近い下がり方で、日経平均の大発会の終値は、大納会の終値から500円、3%を越える下落になりました。

相場の格言に「申年は騒ぐ」というものがあるそうです。申年の相場は不安定という意味でしょうか。
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破魔矢 
明日は寒の入りです。大晦日の「紅白歌合戦」の視聴率が40%をきったそうです。私は随分前からほとんど見ていませんが、今でも40%ほどの人、つまり4800万人程度の人は見ているというのですから、凄いです。

「紅白歌合戦」が史上最高の視聴率を記録したのは昭和38年(1963)の91.4%です。翌年に東京オリンピックを控え、経済成長真っ只中の時代です。ヒット曲といえば国民全部が知っていた時代、流行歌が今とは比較にならないくらいインパクトを持っていた時代だったでしょう。

今から半世紀以上も前のテレビの企画が今も続いているというのは、驚異的です。息切れ、マンネリといわれながら、数字的にそれを凌駕する大晦日番組の企画はむずかしいというのも事実なんだと思います。
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四日 
今年は三が日の曜日の並びが金・土・日となったため、年末年始の連休は短いところが多いようです。増位山随願寺で干支の絵馬をいただいてきました。庫裏で甘酒をご馳走になり、「暖かいですね、梅がもう咲き出していますね」などとお話をしてきました。ドライブウエイの梅だけでなく、山上の梅林でも八重の紅梅が咲き始めています。

庫裏のかたわらにある蝋梅は満開、水仙も咲いています。各地の梅林や水仙郷などは、大変でしょう。一週間や二週間程度の遅速は、自然のものですから考慮のうちでしょうが、一ヶ月以上も早いとなると、本来の見ごろには花が散り果てていることになります。今日も非常に暖かく、梅が咲く時期に桜が咲き出すかもしれません。
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初霞 
「初霞」は新年にたなびく霞を意味します。霞は春の季語で厳寒の時期にあたる新年に見られることはあまりありません。しかし、昨日は播磨平野も播磨灘も霞で淡い桃色がかった景色でした。

紅梅が咲き始めているのに気づいたときは衝撃を受けました。梅は早春を代表する季語であり、長く厳しい冬がようやく終わる、という希望と安堵感を与えてくれる花です。それが、寒に入らないうちにすでに咲いているとは…。暖かい、暖かいとは思っていたけれど、これでもう今年の冬は終わり、と告げられたも同然です。
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お正月 
増位山へ行ったら、ドライブウェイのかたわらにある八重の紅梅が咲いていました。すでに三分咲きくらいですから、旧年中からほころび始めていたのでしょう。日がよくあたり、増位山の中でも最も早く咲く場所の最も早く開く品種ですが、12月中から咲きだしたのを見るのは初めてです。

今日も暖かく、山頂から見える播磨灘は霞に隠れ、厳冬期というよりはすでに春の雰囲気が漂っていました。いかに暖かな新年かがわかります。「初春」は旧暦の新年にこそふさわしい言葉ですが、今年に限れば新暦の新年でもおかしくない言葉です。
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二日 
AmazonのKindle無料アプリをパソコンに入れました。電子書籍を読むための専用端末が必要だった間は敷居が高かったのですが、アプリの存在に気づいて試してみることにしました。無料で読めるお試し版の本もいくつかあります。

パソコンにはKindle for PC (Windows)を、スマホにはKindle for Androidをダウンロードしました。電子書籍を購入すれば、アプリを入れている端末ならどれでも読めるようです。端末を選ばず読めるというのは画期的だと思います。

無料のお試し書籍を読んでみた結果、Windows版は全く問題がありませんでした。しかし、Android版は縦書き表示にうまく対応できておらず、「コーヒー」などの単語の「ー」がすべて横書き表示のまま出てきます。さらに、カギカッコの「」といったものの表示も崩れて違和感があり、使用に耐えません。

Windows10にはまだ対応しておらず、読めるのは今のところ、Windows7/8/8.1までです。そのため、私が読めるのは、Windows7のままのLet's noteのみです。OSのアップグレードを急ぐ必要はないというのが、こういうところでもうかがえます。Windows10がリリースされても、ソフトが対応するまでには時間がかかります。そのうちWindows10版のアプリは出るでしょうから、それが登場したら、HP StreamにもLenovo Miix 2 8にもアプリを入れようと思います。
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初風 
「初風」とは、元日に吹く風を意味します。今日は晴れて穏やかな元旦でした。近所の会社に掲げられている日の丸がほどよく風を受けて翻っていました。日の丸のデザインは、あらゆる国旗の中でも最もシンプルでユニークで美しいと思います。自分の国の旗だから美しいというわけではなく、もし他国の旗であっても美しいと感じたでしょう。

白地の真ん中に赤丸という単純でわかりやすいデザイン、「日本」つまり日の本、太陽を国名にいただく国のシンボルとしてこれ以上のものは考えられません。誰がデザインしたのだろうと調べてみましたが、古代からすでにこれに類する旗があったらしく、中世には勘合貿易で日本船の旗印として使われていたそうです。

澤穂希選手が、現役最後の試合となった12月27日の皇后杯で決勝ゴールをあげ、有終の美を飾りました。写真は2011年のワールドカップ優勝のときのものです。日の丸を背にピッチを走る彼女の向こうから光が差し、非常に印象深い美しい写真になっています。
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