2016年02月
トレイルを歩き二月の池に出る
お抹茶をいただく余寒の高山寺
◆余寒
高山寺では、石水院でお抹茶をいただきました。境内の隣には日本最古の茶園があります。鎌倉時代初期、臨済宗の開祖・栄西が宗から茶の木を持ち帰り明恵に贈りました。明恵は栂尾の深瀬三本木にこれを植え、宇治などにも広く移し植えました。このことから、明恵は茶祖、栂尾は茶の発祥地とされています。
宇治の茶業家からは現在も毎年自家製の新茶を明恵の廟前に献供するのがならわしになっているといい、高山寺の茶園の管理も宇治の篤志家によっておこなわれています。
「栂の月」という丸いきんつばがいっしょに出てきて、その包装紙には高山寺に伝わる国宝・鳥獣人物戯画の一部があしらわれています。お茶券にも同様の絵柄が使われていました。板を四角く切って「高山寺」と焼印されただけの簡素なお盆にのって出てきて、これがいい感じでした。
高山寺では、石水院でお抹茶をいただきました。境内の隣には日本最古の茶園があります。鎌倉時代初期、臨済宗の開祖・栄西が宗から茶の木を持ち帰り明恵に贈りました。明恵は栂尾の深瀬三本木にこれを植え、宇治などにも広く移し植えました。このことから、明恵は茶祖、栂尾は茶の発祥地とされています。
宇治の茶業家からは現在も毎年自家製の新茶を明恵の廟前に献供するのがならわしになっているといい、高山寺の茶園の管理も宇治の篤志家によっておこなわれています。
「栂の月」という丸いきんつばがいっしょに出てきて、その包装紙には高山寺に伝わる国宝・鳥獣人物戯画の一部があしらわれています。お茶券にも同様の絵柄が使われていました。板を四角く切って「高山寺」と焼印されただけの簡素なお盆にのって出てきて、これがいい感じでした。
早春の人影まばらな高山寺
薪を割る音響きおり春の山
残雪の峠を越えて但馬へと
春浅き海辺の町へ蟹食べに
◆春浅し
かにカニ日帰りエクスプレスで佐津までずわい蟹を食べに行ってきました。かにカニ日帰りエクスプレスとは、JR西日本の特急列車を使って山陰、北陸方面へ日帰りで蟹を食べに行くという企画です。11時ごろに現地へ着き、ずわい蟹を刺身、焼蟹、蟹すきでいただきます。列車と食事がセットで姫路からなら1万円余りで楽しむことができます。
ずわい蟹は11月に解禁となり冬の季語です。かにカニエクスプレスはずわい蟹を本場で手軽に味わえることから人気があり、今日も平日でしたが、列車は往復ともほぼ満席でした。途中下車して城崎温泉の外湯に立ち寄るプランなどもあります。
ずわい蟹を都会の店で味わうこともできるのかもしれませんが、私は但馬の沿岸部以外で食べたことはありません。新鮮な蟹の刺身は淡白ながらほのかな甘味を感じます。
蟹を食べにいくと、全員が蟹の殻から身を出すのに熱中するため、しばし無言になります。満腹になったらようやく一息つき、最後に蟹のうまみたっぷりの出汁で雑炊を食べます。佐津では、春の彼岸のころまでずわい蟹を味わえるとのことでした。
かにカニ日帰りエクスプレスで佐津までずわい蟹を食べに行ってきました。かにカニ日帰りエクスプレスとは、JR西日本の特急列車を使って山陰、北陸方面へ日帰りで蟹を食べに行くという企画です。11時ごろに現地へ着き、ずわい蟹を刺身、焼蟹、蟹すきでいただきます。列車と食事がセットで姫路からなら1万円余りで楽しむことができます。
ずわい蟹は11月に解禁となり冬の季語です。かにカニエクスプレスはずわい蟹を本場で手軽に味わえることから人気があり、今日も平日でしたが、列車は往復ともほぼ満席でした。途中下車して城崎温泉の外湯に立ち寄るプランなどもあります。
ずわい蟹を都会の店で味わうこともできるのかもしれませんが、私は但馬の沿岸部以外で食べたことはありません。新鮮な蟹の刺身は淡白ながらほのかな甘味を感じます。
蟹を食べにいくと、全員が蟹の殻から身を出すのに熱中するため、しばし無言になります。満腹になったらようやく一息つき、最後に蟹のうまみたっぷりの出汁で雑炊を食べます。佐津では、春の彼岸のころまでずわい蟹を味わえるとのことでした。
播磨灘沖に早春の光
◆早春
午後から雪が舞うお天気になりました。昼前に増位山に行って山頂に立つと、北に雪化粧した山が見え、南の播磨灘の沖は春の光で輝いていました。
先日、東日本大震災の復興祈念としてNHK杯スペシャルエキシビションが盛岡でありました。トリで浅田真央さんが仙台の子どもスケーター8人とともに「ジュピター」を滑りました。その舞台裏を描いたドキュメンタリー『浅田真央 未来への光〜子どもたちとともに〜』が昨夜NHKのBSで放送されました。
テレビを持っていませんが、今朝には熱心なファンの方が鍵つきの動画をブログにアップしてくださっていたので、見ることができました(上のリンクをクリックするとブログのページで動画を見せていただくことができます)。エキシビションの演技も素晴らしかったですが、舞台裏をこうして見ると、「ジュピター」は、大勢の人がいろいろな思いをこめてかかわり作り上げられた作品とわかり、感動しました。
午後から雪が舞うお天気になりました。昼前に増位山に行って山頂に立つと、北に雪化粧した山が見え、南の播磨灘の沖は春の光で輝いていました。
先日、東日本大震災の復興祈念としてNHK杯スペシャルエキシビションが盛岡でありました。トリで浅田真央さんが仙台の子どもスケーター8人とともに「ジュピター」を滑りました。その舞台裏を描いたドキュメンタリー『浅田真央 未来への光〜子どもたちとともに〜』が昨夜NHKのBSで放送されました。
テレビを持っていませんが、今朝には熱心なファンの方が鍵つきの動画をブログにアップしてくださっていたので、見ることができました(上のリンクをクリックするとブログのページで動画を見せていただくことができます)。エキシビションの演技も素晴らしかったですが、舞台裏をこうして見ると、「ジュピター」は、大勢の人がいろいろな思いをこめてかかわり作り上げられた作品とわかり、感動しました。