優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2016年04月

四手桜
昨夜は夜半を過ぎてから雨になりました。宵のうちは月が出ていてまさか朝に雨が降っているとは思いませんでしたが、目が覚めると雨音がしていました。雨は9時ごろにはあがり、そのうちに日も差してきました。

このままお天気は回復するのかなと思いつつ、増位山に散歩に出かけました。頂のかたわらでザイフリボクが白い花を咲かせていました。四手桜(シデザクラ)との別名があります。コバノミツバツツジもあちこちに咲いて自然歩道の周囲は薄紫からピンクに彩られています。

播磨灘には日差しが見えましたが、北の空は暗くまだ一雨きそうな空模様でした。案の定、午後からは再び雨が降り出し、今も強い雨音が聞こえています。
IMG_3219

IMG_3220


花びら
ヤマザクラがほとんど終わり、増位山ではコバノミツバツツジが山路を彩るようになっています。コナラも芽吹き始めました。山頂から見渡す周囲の山もほぼ桜の色が消えました。自然林の中では一番遅れて咲くカスミザクラがそろそろ満開です。

自然歩道を歩いているとあちこちでヤマザクラの花びらに出合います。花は頭上の高いところで咲いているのでなかなか山の中を歩いていても見えませんが、足元に散る花びらでその存在を教えてくれます。
IMG_3194


天気予報どおり今日は一日しっかりと雨が降りました。花散らしの雨と言っていましたから、かなり桜が散ったと思います。市川をはさんだ前の山のヤマザクラはもうほとんど姿を消しました。ソメイヨシノは週末くらいまではまだ残っているかもしれません。ぐんと暖かくなって、日も長くなり、今日は雨でしたが午後6時を過ぎても明るさが残っていました。
IMG_3190

楓の芽 
明日は雨になりそうで、満開の桜はこれが見納めかと思います。ヤマザクラはもうかなり散り、山の色が桜色から芽吹きの色に変わりつつあります。増位山の梅林のまわりにあるヤマザクラの巨樹から絶え間なく散る花びらがまわりを桜色に染めています。その隣にカエデの巨樹があり、見上げると日ごとに枝の周囲に若い緑色が増えています。
IMG_3184


土曜日は快晴でお花見には最高のお天気でした。日曜日は朝から曇ってお昼ごろから雨が降り始めました。暖かくヤマザクラは早く咲いていたものはもう葉桜に変わりつつあります。ソメイヨシノの開花は一気に進んで、次に雨が降ったらもう終わりという感じです。今年は、ソメイヨシノに関してはお花見の期間がほんの数日で終わってしまいそうです。
IMG_3174


四月に入り桜がぐんぐん開いてきています。増位山梅林にあるヤマザクラの巨樹も開き始め花の影を落としています。まわりにあるカエデは葉が出始めました。今日は快晴でお花見日和でした。

増位山の頂からは周囲の山が見渡せます。つい先日までは市川をはさんだ前の山のヤマザクラが咲いている程度でしたが、今日は北に連なる山々もすべて桜色を見せていて、春たけなわです。
IMG_3165

花見
ソメイヨシノがかなり開いてきました。昨日、増位山随願寺の庫裏で「黄金のタマゴサンド」をいただきました。先日テレビで紹介されていたのを見て、奥さまが買ってこられたそうです。刻んだゆで卵がパンの端までぎっしりサンドされています。

このゆで卵のゆで加減が絶妙でほんの少し半熟に傾いている感じが独特の味わいとオレンジ色の色彩を生み出して、目にも舌にも美味しい卵サンドになっています。目の前にはヤマザクラが咲いており、ウグイスも鳴いています。「目には桜 山鶯の 卵サンド」でした。
IMG_3152

このページのトップヘ