優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2016年07月

土用
昨日は土用の入りでした。中国の五行説では、季節の終わりの18日間を土が支配する土用とします。従って、四季すべてに土用があるのですが、現在では土用といえば夏の土用のみを指すようになっています。節分が四季それぞれあるにもかかわらず、現在では節分といえば冬の終わりの日を意味するのと似ています。

立秋前の最も暑い時期であり、梅雨も明け、盛夏です。土用の鰻というのも、暑さを乗り切るための智恵です。昨夜はナイターでテニスをしました。風があり、球は少々流れますが過ごしやすく心地よいひとときでした。
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水遊び
梅雨明けの強い日差しが照りつけています。セミの声も盛んに聞こえ夏本番です。部屋は風が通って涼しいので、日中は扇風機さえ不要です。昨日行った摂津峡は涼しく、極楽でした。渓流がそこにあること、木陰があることで随分凌ぎやすくなるものです。天然のクーラーでした。大阪の中心部からそれほど離れているわけではないので、気軽に出かけられる場所として人気があるのでしょう。

渓流の入口のところには駐車場があって、駐車を待つ車の列ができていました。昭和の雰囲気が残る店がアイスや缶ジュースなどを売っています。最近ああいう店は近所では見かけなくなりました。子どものころはお小遣いを握りしめて買いにいったりしたものです。
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梅雨明け
九州から東海地方まで梅雨が明けたようです。大阪府高槻市の摂津峡へ行ってきました。摂津峡へ入る前に三好山に登りました。戦国時代に三好長慶が芥川山城を築いていたところで、標高は180mと低いのですが、高槻市内が一望でき、遠くには大阪都心部の高層ビル群やあべのハルカスが見えました。

摂津峡に入ると、あちこちで家族連れがバーベキューをしつつ水遊びに興じている姿がありました。東海自然歩道沿いにある白滝の近くで私たちも渓流に降りて川の水に足を浸しました。山登りと川遊びが同時に楽しめ、さらに川から出たあとは近くにある花の里温泉「祥風苑」へ行きました。

少しヌルヌル感のある天然温泉です。屋上の大露天風呂には、日陰で横になって休めるベンチがあり、風が通って心地よく、思わず長湯をしてしまいました。
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夏の林檎
野菜ジュースに甘味をつけるためにりんごを毎回半個入れます。りんごそのものがガン、心臓病、高血圧、アレルギーなどにさまざまな有効成分を持っています。ここ十年くらいで冷蔵技術が大幅に進歩し、りんごが夏でも店頭に並ぶようになりました。

それでも切ってみると中が傷んでいることもあるようで、そういう場合は交換します、と書いてあります。秋冬のころよりかなり値段が高く、大きな「ふじ」などでは300円ほどするものもあります。近所のイオンではニュージーランド産のふじを売っています。日本のものよりふたまわりほど小ぶりで形もいびつですが、南半球のニュージーランドでは、今が旬です。そのため、価格は日本のものより安めになっています。

もうすぐリオ五輪が開幕します。南半球は日本と季節が逆ですから、日本でいえば開幕時は2月頃の気候ということになります。マラソンにはいいでしょうね。次の東京五輪は真夏にマラソンをすることになりますから、熱中症で観客も倒れるのではと思ったりします。

考えてみると南半球の国は冬季五輪を開催することは難しいですね。スケート競技は室内でもできますが、スキーやスノーボード、そり競技は無理です。開催するなら北半球が真夏の今の時期ということになりますが、選手はシーズンオフです。ニュージーランドやオーストラリアは大きなスキー場もあり、治安もよさそうなので、冬の五輪を開催できる力はあると思いますが、季節という大きな障害があります。
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夏の蜻蛉
窓を開けていれば扇風機も不要で涼しい今日です。パソコンに向かっているとハグロトンボが入ってきました。ふわふわひらひらとはかなげに飛びます。トンボとしてはやや大型に属しますが、オニヤンマのような剛毅な雰囲気はなく、女形的なトンボです。

このままにしていると外へ出られず、部屋のどこかで死んでしまうので、窓を開けて外に出してやりました。朝は雨が降っていましたが、今はやんでセミの声が聞こえるようになっています。
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万緑
今日も比較的涼しく、梅雨明けはまだ先でしょうか。増位山では山を歩いている人以外に詩吟や歌、楽器の練習をしている人などにもよく会います。今日は法螺貝を吹いている人がいました。なかなかメロディーを奏でるのは難しいと思いますが、「聖者の行進」などのメロディーがなんとかわかりました。

通話ができる携帯電話は今もガラケーですが、Wi-Fiでつなげるスマホを持っています。ナビを使うために買いました。Amazonで最も安い機種を探し、HUAWEIという中国製のものを買いました。今日、思いついてGoogleカレンダーのアプリを入れたら、パソコンと簡単に同期できました。便利ですね。
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涼風
家ではUQWiMAXでインターネットに接続しています。一週間ほど前に急に接続速度ががっくり落ちて、問い合わせたら、契約から二年が過ぎていて、更新の時期にあたるとのことでした。そのため、七月に入って7Gをオーバーしたので、速度制限がかかったのです。機種変更をして契約も更新し、新しいルーターを送ってもらうことになりました。

新しいルーターが届くまでは、亀状態になったUQWiMAXのルーターと外出時に使っている3G/LTEのルーターを兼用してしのぎました。3G/LTEの方はUQWiMAXのような速度は望めず、動画などは見られませんでした。高速のネット環境に慣れてしまっていると、こういうのはストレスになります。

今日、新しいルーターが届き、さっそく設定してスムーズなネット環境を取り戻しました。前のルーターと大きさは同じくらいですが厚みが半分くらいになっています。

昨日は何度も驟雨がくる不安定なお天気でした。今日は朝から涼しくて熱中症はどこの話、という感じの気温です。
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トマト
トマトの原産地は南米アンデスの高地です。ヨーロッパへは16世紀に渡り、日本には江戸時代前期の1670年頃に伝わりました。もともと涼しく乾燥した場所の植物であるため、日本の梅雨は苦手です。日本ではピンク色をした生食系のものがたくさん栽培されていますが、これらは日本で品種改良されたものです。最近のトマトは特に甘くなりました。

トマトはリコピンと呼ばれるカロテノイドが多く含まれています。リコピンは高い抗酸化作用があり、活性酸素を取り除くことから抗がん作用、血糖降下作用、高血圧防止作用、アンチエイジング、疲労回復などさまざまな効果があるといわれています。
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青紫蘇
昼食にもちむぎ麺を食べました。もちむぎは大麦の一種で姫路市の隣の福崎町が特産品として売り出しています。そのまま白米に混ぜて炊くほか、これを原料に麺にしたり、カステラやどら焼といった商品も開発されています。もちもちとした食感が特徴で、このもちむぎ麺もコシがあって美味しいです。

麺類は減塩という点からはあまり望ましい食品ではありません。麺を練るときに塩が使われており、それはパンも同様です。減塩を心がけるならご飯が一番です。今は白米にもち麦や玄米を混ぜて炊いています。こうすると食感が変わり、白米よりもしっかりした食べ応えがあります。

もちむぎ麺は以前にいただいていたものです。減塩&減獣肉&野菜ジュース生活を始める前に買ったりいただいたりしていた食品がいくらかあり、それらを少しずつ食べています。もちむぎ麺には昨日いただいた青紫蘇を入れました。麺類の汁は飲みません。汁には塩分が多いので、塩を減らしたいと思っている人は麺類の汁を飲まないだけで、かなり塩分カットが可能です。

お好み焼ソースなどは開封していないものがありましたが、捨ててしまいました。お好み焼きは塩分が多いです。市販のお好み焼き粉の成分表示をよく見ると、一食あたり3g以上の塩分が含まれています。そのうえにお好み焼ソース、マヨネーズなどをたっぷりかけたりしていたら、簡単に一食で5g以上の食塩を摂取してしまうでしょう。
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紫蘇
青紫蘇をいただきました。紫蘇はシソ科の一年草でエゴマの変種です。枝のままなので、家へ帰ってバケツに挿したら夕方にはしゃきっとしてきました。このまま薬味に使えますし、野菜ジュースに入れるのもよさそうです。

梅雨明けはまだですが、各地で気温があがり熱中症の危険度が高い日でしした。水分補給は大事です。野菜ジュースを600〜800mlくらい毎日飲んでいるので、それだけでも結構な水分量かと思います。
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