優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2016年08月

八月尽
今日で八月が終わります。台風の遠い影響なのか午前中は風がありました。生野菜をジュースにして昼と夕に飲むようになってから三ヶ月ほどたちます。にんじんを毎回2本ずつ入れていたら、掌がオレンジ色っぽくなっているのに気づきました。

にんじんに含まれているカロテノイド色素の影響です。冬にみかんをたくさん食べると掌が黄色くなりますが、あれと同じで柑皮症といいます。病的なものではありませんが、少しニンジンの量を減らすことにしました。一回に入れるのは1本にします。

生野菜ジュースの影響はほかにもあり、血圧が下がりました。もともと血圧が高いわけではありません。収縮期血圧が120〜130mmHg、拡張期血圧が70mmHg程度でした。ところが、先日測定したら収縮期が100〜110mmHg、拡張期が60mmHg前後になっていました。こんなに低かったことは最近ありません。

生野菜ジュースを始めてから食事の塩分量も減っています。これらをあわせて、生野菜ジュースによって摂取するカリウムが増え、減塩でナトリウムが減っていることの影響が大きいと思います。高血圧の方、生野菜ジュースはおすすめですよ。
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秋涼
昨日は一日雨が降り続きました。夜にはあがって今朝はさらに気温が下がり、肌寒いほどでした。また残暑が戻るとは思いますが、今朝は窓を開けずに扇風機もなしで過ごしています。八月には珍しい気温です。

台風10号は関東地方からも遠ざかり、今日の夕方に岩手県の沿岸部に上陸する予報になっています。その後東北地方を横断して北海道をかすめ、日本海に抜ける見込みです。
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台風
朝から雨でした。上空にある寒気と台風からの湿った空気の影響でかなり激しく降ったところもあるようです。台風10号はまだ太平洋の沖にいます。海の上でさまようようにうろうろし、針路が定まりませんでした。明日には東北地方の太平洋沿岸に接近し、そこから東北地方を横断して日本海に抜けるようです。

通常、台風は太平洋高気圧の縁に沿って進み、日本近海までくると偏西風に乗って列島を南西から東北に向かってかすめたり上陸したりします。日本近海に来ると進行方向がはっきりし、速度をあげます。ところが今回の台風はそうならず、観測史上初めての迷走ぶりです。太平洋高気圧の張り出しが東に偏っていること、西日本の上空に寒冷渦ができていることが関係しているそうです。

西日本の雨は今夜までで、明日は快晴との予報になっています。台風が接近する東日本ではこれから風雨が強まることでしょう。
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葡萄
昨日から暑さがぐっと和らいでいます。西日本の上空にはこの季節には珍しいほどの低温の気流が流れ込んでいるといい、その影響です。

鳥取から梨の販売にこられました。今年は鳥取では梨が少ないそうです。おまけとしてベリーAをひと房ずついただきました。葡萄は値段が高くなかなか積極的に買おうという気になれないので、今年の初物です。これから冷していただきます。
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秋の朝
立秋のころはまだ盛んに鳴いていた朝のクマゼミの声がすっかりなくなり、静かな朝です。夜になると虫の声がしますが、虫の声というのは蝉の声と異なり、静けさをいや増します。秋が深まるとこの声も消えて全くの静寂になります。

最近、風邪をひいたときにいただきもののネピア 鼻セレブ ティシュを使って驚きました。頻繁に鼻をかむとこれまでの普通のティッシュでは、鼻のまわりが荒れてひりひりしてきたものですが、このティッシュにはそういうことが全く起こらないのです。さらに、肌にやさしいのにかなり丈夫です。他のメーカーのティッシュはもう使えないなと感じました。

ティッシュなんてどこのものでもたいして変わらないと思いこんでいました。ネピアさん、ごめんなさい。身近でありふれた製品でこれだけの差を出せるとは、どういう技術が使われているのでしょうか。花粉症で鼻をかむことが年中かかせないという人も多くなって、需要が高まったのでしょう。それを実現してしまう日本企業の技術力に感嘆します。

私がいただいたのはネピア鼻セレブ ITSUMOというソフト包装版の鼻セレブでした。100枚入りで通常のポケットティッシュの四倍の量が入っています。

ティッシュの折り方に工夫がなされ、次のティッシュが連続して出てこないようになっています。持ち運ぶことを前提に考え抜かれていると感じました。通常のティッシュと同じ幅なので鞄の中でも見つけやすく、それでいてコンパクト。ペンギンの雛があしらわれ可愛らしいパッケージです。ティッシュを取り出す切り込みは中央ではなく、雛のおなかの部分にあります。こういう細やかなところにも心配りがされている、さすがのMADE IN JAPANです。
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秋風
スタンディングデスクを試みています。腰痛のある人がそれを緩和するために使うという話をききます。椅子に腰掛ける姿勢は腰に最も負担を強いるのだとか。私の場合は左足の親指の不快感解消のためです。立ったり歩いたりしていると症状は出ないのですが、足に加重がかからない状態になると、違和感が現われます。

あまり気にならない日もありますし、母趾と第二趾の間にはさむ器具でその感覚が和らいでいることもあります。足に体重がかかるといいようなので、しばらくスタンディングデスクを使ってみようと思います。スタンディングデスクといっても特別に購入したものではありません。前からあった古いテーブル式のこたつの上に折り畳める簡易デスクを載せただけです。軽いので上げ下ろしも簡単です。

片足をこたつテーブルの上にあげるとちょうどいいですし、立ちっぱなしに疲れてきたら椅子に座って一息いれます。同じ姿勢をとり続けないことが身体にはいいのではないか、と思います。
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秋燕
仕事で播磨科学公園都市に行っていました。西播磨の丘陵地帯を切り開いてつくられた学術公園都市で、佐用町、新宮町、たつの市にまたがりますが、それらの住所に光都(こうと)がつきます。大型放射光施設Spring-8はここにあります。国内外の著名な建築家・ランドスケープデザインの専門家らの指導のもと、時間とともに成長する森の中の都市をコンセプトに都市計画がなされました。

広々とした高原の中に建物が点在しています。播磨の西の端にあたり、地理的には吉備高原の東端です。建物を出て歩きながら周囲に目をやるとなだらかに連なる山並みが見渡せました。その目の前に一羽のツバメが飛んできました。自宅の周囲ではすでに去ったツバメがまだここには残っていたのか、と思いつつその姿を目で追いました。
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つくつくぼうし
いいお天気でした。昼ごろに路面がわずかに濡れるほどのにわか雨がありました。よく晴れて気温があがってももうあきらかに真夏とは違う感じがあります。朝のクマゼミの合唱は消え、自宅周辺では蝉の声もしだいに少なくなってきています。

昨日の風のせいなのか、空気が澄んで青空の色に秋を感じました。この光の感じ、季節の移り変わりを最もはっきり示してくれるのが光です。これは生身の肉眼で見て感じるもので、写真や動画では感じられないものです。この光の感覚を味わい、季節の遷移を感じるときが好きです。
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処暑
今日は二十四節気の処暑。暑さがしだいに薄れて朝夕涼しく感じることが多くなります。夜にテニスをしました。かなり風があり、そのせいもあってほとんど汗をかきませんでした。

リオ五輪閉会式の東京のセレモニーをもういちどゆっくり見直してみると、いろいろしゃれた演出がなされていて、素晴らしいと感じました。映像もパフォーマンスも見事で、日本の伝統と現代の美が融合していました。中でも印象深かったのはスタジアムの床に日の丸が浮かび上がってくるシーンでした。

無花果
イチジクをいただきました。イチジクの実として食べているものの中に花も実もあります。やわらかい独特の歯ざわりが美味です。

リオ五輪が終わりました。閉会式の一部、日本と東京をアピールするアトラクションの部分をネットで見ました。マリオやドラえもん、キャプテン翼といったキャラクターが重要な役割を演じていて、マリオに扮した安部首相の土管のパフォーマンスもおもしろかったです。

小池知事の鶴の模様の着物姿もいいなと思いました。女性知事ならではの華やかな演出。土砂降りで濡れた着物の手入れが大変でしょうけれど。
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