優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2017年04月

藤の花
今日もいいお天気です。お昼は頂上へ行き、先客の男性とあれこれ話をしながら食事をしました。頂に来ると、週末なら誰かに会います。見知らぬ人とでもなんだかんだで話をしていると楽しいひとときを過ごせます。

山歩きを始めたばかりだと言われていましたが、ジェットボイルを持っておられ、「使いやすいですか?」などとたずねているうちにいろいろ話が弾みました。こういうとき、お互いの”世間話力”とでもいうものが生きてきます。

私は人見知りをしませんし、誰とでも機会があれば話をします。それでその場が楽しくなりますし、知らない世界の話を聞かせてもらえることもあります。ただ、そういうなんでもない話のやりとりが苦手という方もあるようです。
IMG_4476

春深し
明日から五月です。カスミザクラはまだ咲いていますが、他はすべて葉桜になりました。今年ももう三分の一が終わったんだな、と思います。一年の初めにたてた計はどこまで実行できているか…、振り返って考えてみます。

ほぼ計画どおり進んでいることもあれば、途中で計画を変えたもの、興味が失せたもの、新たに興味が湧いたものなどいろいろです。次の三分の一が終わるのは八月の終わり。まだまだ残暑が厳しいものの、身辺に秋の訪れを感じる頃です。
IMG_4460

八重桜
外にいて吹いてくる風を気持ちよく感じるようになりました。車に乗っても昼間なら窓を開けて走ります。八重桜が盛んに花びらを散らしており、山では藤の花の薄紫色が見え始めました。

クックストーブに使う小道具として、 焚火缶という吊り下げて使うアルミ鍋を買いました。
クックストーブにはケトルポットという専用の鍋があります。ストーブの口にぴたっとはまり、煙突効果で燃焼効率のいい鍋です。しかし、ケトルというだけあって、お湯を沸かすには都合がいいですが、調理には縦長すぎて不便でした。

焚火缶はその名前どおり、アウトドアで焚火の上につるして使う鍋です。焚火缶トライポッドという三脚もあわせて購入し、クックストーブの上に吊り下げて調理してみました。クックストーブは小枝を焚くので、その上に鍋をつるし、火の具合を見ながら小枝を補充できます。今日、ベランダで初調理。アルミで軽く、トライポッドは鍋をつるす高さを調整できてなかなかいいです。
IMG_4428

春雷
頂上でお昼ご飯を食べていたら、北西方向の空が急速に曇り、ごろごろという音が聞こえ始めました。頂上を離れたとき、空は暗くなって雷鳴も近づいてきていました。それでも降り始めるまでにはまだ時間があると考え、駐車場の車まではいつものコースを通って戻りました。車に帰る直前から雨が落ち始めましたが、夏と違いそれほど激しい雨にはなりませんでした。

山頂の周囲のコナラは、一週間ほどですっかり葉を茂らせ、今ではベンチの上に木陰を落とすようになっています。葉の色はまだ緑が薄いですが、これからすみやかに濃さも増していくでしょう。
IMG_4464

芽吹き山
ゴールデンウィークに入りました。明後日から五月、季語ももう「新緑」「風薫る」といった初夏のものがふさわしい雰囲気になっています。天気予報をみると、このゴールデンウィーク中は晴天が続くようです。

札幌では桜が咲き始めているとか。以前、北東北をゴールデンウィークに自転車旅行したことがありますが、あのときにつくづく日本は南北に長く、特に春は北と南では全く景色が違うと感じました。

昨夜の夕食で猪肉をみそ鍋にして食べました。猪鍋は「牡丹鍋」として、兵庫県では丹波地方でよく食べられます。そういうところの牡丹鍋も美味しいですが、家で市販のみそ鍋の素でも十分美味しくいただけると感じました。特に臭みも感じませんでした。
P4280582

たんぽぽ
気がつけば、明日からゴールデンウィーク。こどもの日が立夏なので春はあと6日です。すでに行楽地は混雑しているのではないでしょうか。いい気候ですが、どこへ出かけても大変な人出なので、近隣でのんびり過ごします。

今夜は冷凍の猪肉をみそ鍋で食べる予定です。以前、大量にいただいて冷凍してあるものを時々出してきては食べています。駆除で仕留められたもので、牛肉などとは違い身が引き締まっています。硬いという感じはありません。牛肉や豚肉は最近ほとんど食べなくなっていますが、猪ならジビエとしていいんじゃないか、と思います。
IMG_4463

春暁
昨日、Amazonでプリンターのインクカートリッジを注文しました。マーケットプレイス経由の注文で、インクカートリッジは定期的に注文するため、「ほしいものリスト」にあげていました。ほしいものリストの項目をあけると、その商品の値段がほしいものリストに入れたときよりも安くなっている場合はそのことを知らせてくれます。

昨日、そこを開けると75%引きになっていました。それで、とりあえず注文を入れることにしました。で、今朝、注文履歴を見ると、その出品者名のところが「このアカウントはのっとられています」となっています。どうやら、4月27日にのっとりがあったようです。75%も下がっていたのはその影響だったのです。

マーケットプレイスには保障制度があるので、申請すれば返金されるとは思います。2004年からAmazonを利用してきましたが、こんなことは初めてです。アカウントのっとりなんて、ほんとにあるんだ〜、と思いました。
P4280580

芽立
昨日は一日雨が降りました。山上公園まで車で行き、蛇ヶ池のそばの東屋の屋根の下で「にしんそばもどき」を作って昼食にしました。萌え出した緑の色を反映して明るく、やや気温は低めでしたがストーブの炎を見ながら食事ができました。

いいお天気だと散歩をしている人の姿を見かけますが、雨天だと誰もおらず、景色を独り占めできます。増位山の山上広場や随願寺境内には、いくつか東屋があり、これから日差しが強くなってきたら、こういうところでご飯を食べるのもいいなと思っています。
IMG_4455

げんげ田
ゲンゲは中国原産のマメ科の二年草で、別名で蓮華草ともいい江戸時代中期に渡来しました。牧草や緑肥として栽培され、野生化もしています。子どもの頃はあちこちにげんげ田があり、そこが遊び場でもありました。げんげ田の中に寝転び服に草の汁がついたりしたものです。最近は見かけることが減りました。
a0960_006415_m

日永
日永(ひなが)とは、春になって日が永くなることをいいます。冬至を過ぎると昼の時間は長くなっていきます。お正月を過ぎて大寒のころともなれば、それははっきりし、そのころの感覚を示す季語に「日脚伸ぶ」があります。春になれば「日永」となります。

趣味は何ですかと聞かれたら、焚火ですと答えそうなほど、最近はクックストーブで小枝を焚くことにはまっています。何がこれほどひきつけるのか、うまく説明できませんが、とにかくいいです。湯をわかしてコーヒーをいれたり、簡単な調理をするのもいいですが、炎を見るのがいいのかな、と思っています。
IMG_4435

このページのトップヘ