優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2017年11月

樹氷
伊予富士の登り始めは急傾斜です。息がきれるころ、少し傾斜が緩やかになり、ミズナラなどの落葉樹林を通って、笹が増える中を登っていくと桑瀬峠に着きます。ここは伊予と土佐をつなぐ重要な峠道でしたが、今は愛媛側は廃道同然です。

右手には寒風山が見えました。こちらに登っていく人の姿もあります。ここで左手にとってひと足登ると、一気に展望が開けます。寒風山の向こうに笹ヶ峰やちち山が見えてきます。笹尾根の稜線の眺めを楽しみながら歩いて行きました。

南から日が差すため、高知側の樹氷はすでに溶けています。しかし、まだ陰の愛媛側は樹氷が残り、コントラストをなしています。登山道はそれらの木々の下を通っているため、樹氷のトンネルを楽しめます。細かな氷が頭上から降り注ぎ、樹氷越しに寒風山を振り返りました。
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樹氷
愛媛県の伊予富士(1756m)に登ってきました。いつもいっしょに山に登っている友人のひとりが愛媛県新居浜市出身で、実家がそちらにあります。グループの仲間でそこに宿泊させてもらい、年に一度近隣の山に登っています。石鎚山、剣山に登り、今回は伊予富士でした。

11日、12日の週末を利用して出かけました。11日は、雨はあがっていたのもの、雲が残っていて稜線をすっぽり覆っていました。12日は朝から晴れ、絶好の登山日和になりました。登山口は高知県です。伊予富士の稜線が愛媛と高知の県境になっています。町道瓶が森線の旧寒風山トンネル南口の手前に二十台ほど停められる駐車場があります。

登山口に向かってヘアピンカーブを登っていく途中、周囲の高い山の稜線が白く輝いているのが目に入りました。「雪?」と思いましたが、樹氷でした。昨日、稜線は雨の後の霧に覆われていました。それが夜の間に樹氷になったのです。
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冬空
お昼過ぎにベランダでコーヒーを沸かして飲んでいると、遠くからヘリコプターの音が聞こえてきました。今日は快晴で雲が全くありません。その真っ青な空の中を機体がぐんぐん近づいてきました。家の上を飛んで南西方向に向かっていきます。

その機体を見送ってしばらくすると、またヘリコプターの音が聞こえてきました。どうやら先ほどのヘリコプターが戻ってきたようです。自衛隊のヘリコプターのように見えました。姫路には陸上自衛隊の駐屯地があります。北から飛んできて、再び北へ戻っていくようでした。
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冬紅葉
周囲の山はコナラやアベマキが多く、瀬戸内沿岸でそれほど冷え込むこともないため、あまり見事な紅葉は見られません。それでも、昨日、少し離れたところの山の中腹に見事な紅葉があるのを見つけました。カエデの仲間で、かなり大きな木だと思います。毎年紅葉しているはずですが、今まで全く気がつきませんでした。
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冬の午後
雨は昨日一日であがり、今日は再び晴天が戻ってきました。しかし、わずかに空気は冷たくなっている感じです。やや風もありました。これがもう少し強い風なら木枯しです。

読む本のほとんどは図書館から借りてきます。ネットでおもしろそうな本を見つけると、図書館で検索し、あれば借りますし、なければ縁の無い本として忘れます。最近では本を買うことはほとんどなくなりました。手元におくとモノが増えますし、また読みたければいつでも借りればいいのですから。
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短日
日が短くなってきました。今日は雨だったために夕暮れがさらに早く感じられました。世界遺産の写真をネットで探し、それを筆ペンで描いています。ピラミッドのように非常に有名な世界遺産もありますが、日本では全く知られていないもの、まともな写真がほとんどもないものもあります。

絵を描くことと同時におもしろいのは、世界遺産について調べることです。文化遺産であればそれらにまつわる歴史を知ることができます。いろいろなところで、いろいろな民族の興亡が繰り返されてきたことを今更ながらに知ります。
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初冬
昨日の午後から少し雲が出てきていると感じていました。今朝起きると雨になっています。11月に入ってからはずっと快晴が続いていたので、そろそろ雨が降っていいころでした。これからは、ひと雨ごとに冬めいていく時期です。日中の時間が一番短い期間に入っていき、せわしない感じになります。
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立冬
冬の初日の今日も穏やかで暖かな一日でした。お隣の庭に柿の木があり、先日まで実がいくつも生っていました。いつのまにか採られたのか、今朝見るとほとんど実がなくなっています。柿の木に残っている実は、寒くなる時期の野鳥にとっては貴重な食料になります。今朝も何羽もの野鳥が来て残っている実を啄ばんでいました。
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冬に入る
立冬です。立冬や立春など、暦が変わってしばらくの間、まだその季節がはっきり姿を現していない時期に、身の回りでそれらの季節の兆しを見つける瞬間が好きです。

季節を楽しむにはその季節らしいイベント、たとえば、お花見、海水浴、紅葉狩、ウインタースポーツのように、その季節の真っ只中を楽しむ方法がメインかもしれません。

しかし、季節が移っていくときの、そこはかとない感覚、去っていく季節の名残を感じつつ、来る季節の気配を愛でる、そういうのがいい、と近頃は思います。こういう「移り変わり」の微妙な感覚を楽しむのは、俳句に親しむようになってから覚えました。
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冬隣
暑いころは日が長かったので、午後3時を過ぎてから山の散歩にでかけていました。最近は日暮れが早くなり、お昼前後にでかけるようになりました。今日の山頂は暖かく、播磨灘は霞んでいました。

お昼をすませた後、ベランダでコーヒーを入れました。ここで燃やす小枝は山の散歩で拾ってきたものです。三つの段ボール箱に小枝を入れ、ローテーションで燃料にしています。ひとつが空になると、山で小枝を拾い、デイパックに入れて持ち帰ります。2,3回拾えば段ボールひと箱がいっぱいになります。

湯を沸かしたあとも大きめの小枝をストーブに入れて炎をながめつつコーヒーを飲みます。炎がゆらめく様子を見ているのが好きです。この後、山へ散歩に行きました。
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