優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2018年01月

風邪
風邪をひいたようです。私の場合、風邪をひくと喉が痛くなってそれから鼻水が出てというパターンになります。今回は喉の痛みはほとんどなく、昨日あたりから鼻水が。昔は鼻水をただかんでいただけでしたが、最近では鼻炎用の薬を飲みます。

これで鼻水に悩まされる時間が随分短縮されるのです。鼻をかむティッシュはネピア 鼻セレブです。このティッシュは特殊な加工をされていて、頻繁に鼻をかんでも鼻の周りが傷んでひりひりするようなことはありません。
51UeuNsfFTL

春を待つ
寒い日が続いています。日差しは日に日に明るく、それだけにいっそう寒さが厳しく感じられます。この寒さのせいもあってか、インフルエンザが大流行しています。近所では学年閉鎖になったり、小規模校で学校閉鎖になっているところもあります。

世界遺産を筆ペンで描いています。知らなかったなあ、という世界遺産も数多くあり、興味深いです。昨日は先史時代の洞窟壁画で有名なラスコーを描きました。2万年前のクロマニョン人によって描かれたものです。

電灯などありませんから、洞窟内は真っ暗だったはずです。絵具もいまのように簡単に手に入らなかったでしょう。それでもこれほど生き生きとした絵を描きました。模写していると、2万年前の遠い人々の息吹が感じられるようで、不思議な気持ちでした。
Lascaux_painting_e

寒中
山を下りてくると、山陽本線・英賀保駅の近くです。近くの「こだわり専門店紅茶屋さん」へ行って午後のお茶とデザートをいただきました。さすがに紅茶専門店というだけあって、膨大な種類の紅茶があります。バニラキャラメルか何かそういう名前の紅茶を注文しました。まろやかで美味しかったです。

「おやつセット」は、シフォンケーキ、アイスクリーム、クッキーなどいろいろなお菓子が少しずつプレートに載って出てきて、こういうのはうれしいですね。こじんまりとした店ですが、ゆったりくつろげる雰囲気でした。facebookで「いいね」したら、好きなティーバッグを三ついただける、というので、その場でさっそく「いいね」。
IMG_5063


昨日登った荒川山塊に雪はほとんどありませんでした。夜の間に降った雪が日陰にうっすらと残っている程度で、歩いている間は日差しが降り注ぎ、快適でした。低い山なので、麓から登ってくる道がいくつもあり、そちらへ迷い込まないよう注意して歩きました。

道はよく踏まれて、行程のほとんどが見通しのきく岩尾根でした。送電線の鉄塔がいくつも立っていて、そこに道しるべが掲げられているところもあり、助かりました。

苫編山の山頂で昼ごはんにしました。かつてここにも鉄塔が立っていたのか、平らな部分にコンクリートの基礎が残っています。昼ごはんはいつものようにコンパクトストーブでつくったラーメンと持ち寄ったおやつとお茶です。この間に雪雲がやってきて霰を降らせました。
IMG_5064

厳寒
岡山県の佐伯天神山に登ろうと計画していました。しかし、起きてみるとうっすらと雪が積もっており、いっしょにいく友人たちから「どうする?」とLINEが入ってきました。そこで、車はやめて急遽電車で行ける姫路市内の低山を縦走することにしました。

姫路市街の西に荒川山塊と呼ばれる山並みがあります。北の鬢櫛(びんぐし)山から籾取(もみとり)山を経て苫編(とまみ)山まで、市街の展望を満喫しながら歩くことができます。出発は姫新線の播磨高岡駅、到着は山陽本線の英賀保駅です。

普段は車ででかけて山頂往復ということが多いので、縦走というのは新鮮でした。最高点が籾取山の200.3mという低山であり、夏場は暑くて登山には不向きですが、今日のような厳寒時にはふさわしい山です。

登り始めから東には姫路城が見え、途中からは南に播磨灘と家島群島が近づいてきます。北を遠く見晴るかすと、山の向こうは雪雲に覆われていました。
IMG_5060

霜柱
厳しい寒さが続いています。午後から増位山へ出かけましたが、蛇ヶ池の氷は溶けずに残っていました。山路の霜柱もそのままです。先日から山で軽くトレイルランニングをやっています。走ると足の下で霜柱が音をたてました。日中の気温は今日が一番冷え込んでいたのではないかと思います。
IMG_5045

氷柱
昨夜は冷え込みが厳しく、関東の大雪のあと、北日本でも暴風雪でした。姫路の昨日は、ちらほら雪が舞うことはありましたが、晴れて風の強い日でした。まだ寒波は続いているようです。今朝ベランダの蛇口につけているホースの先に氷柱ができていました。このあたりでは珍しいことです。
IMG_5043

寒の昼
昼食を食べた後、山の辺の道を歩いて桧原神社へ参拝しました。ここは大神神社の摂社であり、天照大神と崇神天皇の皇女である豊鍬入姫宮(とよすきいりひめのみや)を祀っています。

天照大神はかつては宮中で祀られていましたが、この皇女に託されて宮中を離れ、桧原の地で祀られ、その後に伊勢神宮で祀られるようになりました。そのため、この地は元伊勢と呼ばれ、豊鍬入姫宮は初代の斎宮とされています。
IMG_5031

寒晴
三輪山を下りたあと、近くの大美和の杜(おおみわのもり)へ行きました。ここの展望台からは大和三山が眺められます。三輪山では食べ物を食べることはできませんから、下山後、ここで簡単な昼食をとりました。周囲には枝垂桜やソメイヨシノがたくさん植えられていて、桜のシーズンにはさぞ美しいだろうと思いました。
IMG_5026

寒詣
一月は正月ということで、参拝客が多いようです。大神神社の拝殿は寛文6年(1664)に徳川家綱によって再建された重要文化財です。ほかの神社であればこの背後に本殿がありますが、ここにはそれがなく、拝殿をとおして御神体である三輪山を拝む原初の神まつりの姿を留めています。

登拝口に入る手前に御幣があり、それぞれ各自でお祓いをしてから登り始めます。入ってすぐに素足で下りてきた若い男性に会いました。頂上近くの高宮神社や奥津磐座で神職らしき男性につきそわれて熱心に祈っている母親と8歳くらいの少年を見ました。
IMG_5019
IMG_5020

このページのトップヘ