2018年03月
頂に立ちて探しぬ初桜
初燕フロントガラスを横切りぬ
上弦の月紅梅の上に出て
本堂にアートを飾り彼岸寺
◆彼岸寺
最近は、増位山へ散歩に行くと、梅林を通ってひととおり梅の花を眺めてから本堂前へ出て駐車場へ戻るコースを歩いています。本堂前に出ると書をベースにしたアートの展覧会が本堂と開山堂を使って行われていました。
誰でも見られるようでしたので、中に入ってみました。雄渾な書、文字を組み合わせて絵のようにした作品(それが詩にもなっています)、ライトなどを書で覆った三次元的な作品などいろいろありました。作者は小林勇輝さんという方で、開山堂にいらっしゃったので、少しだけお話することもできました。
ニューヨークでも作品展をされており、千羽鶴をモチーフにした作品が伊勢志摩サミットのカップ&ソーサーの図柄として採用されています。書の作品は二ヶ月くらいずっと同じ字を書き続け、そこから作品を選ばれるとのことでした。文字全体から身体の動き、呼吸、作者の勢いが伝わってきます。
お寺(本堂は重要文化財)で展示されることで、作品とお寺の建造物とが響きあって独特の空間を作り出しているのも素敵でした。普段は入れない本堂の奥まで作品が展示されていて、いっしょに楽しむことができました。26日まで展示されているとのことなので、もう一度行こうと思っています。


最近は、増位山へ散歩に行くと、梅林を通ってひととおり梅の花を眺めてから本堂前へ出て駐車場へ戻るコースを歩いています。本堂前に出ると書をベースにしたアートの展覧会が本堂と開山堂を使って行われていました。
誰でも見られるようでしたので、中に入ってみました。雄渾な書、文字を組み合わせて絵のようにした作品(それが詩にもなっています)、ライトなどを書で覆った三次元的な作品などいろいろありました。作者は小林勇輝さんという方で、開山堂にいらっしゃったので、少しだけお話することもできました。
ニューヨークでも作品展をされており、千羽鶴をモチーフにした作品が伊勢志摩サミットのカップ&ソーサーの図柄として採用されています。書の作品は二ヶ月くらいずっと同じ字を書き続け、そこから作品を選ばれるとのことでした。文字全体から身体の動き、呼吸、作者の勢いが伝わってきます。
お寺(本堂は重要文化財)で展示されることで、作品とお寺の建造物とが響きあって独特の空間を作り出しているのも素敵でした。普段は入れない本堂の奥まで作品が展示されていて、いっしょに楽しむことができました。26日まで展示されているとのことなので、もう一度行こうと思っています。


倒木や彼岸嵐の過ぎしあと
春分の雨降るなかを図書館へ
連日の雨と風との彼岸かな
春の陽に船を散りばめ大阪湾
◆春の陽
今朝は雨です。昨日の、特に午前中はいいお天気で、朝、山に向かう車窓から明石海峡大橋、大阪湾が見えました。朝日を浴びて穏やかな海面がきらきら光り、そこにいくつもの船が浮かんでいました。
マウスが動かなくなり、買い換えました。これまでは、腕をいためたのをきっけにエルゴノミクスマウス
という特殊な形態のマウスを使っていました。普通のマウスは上からおさえるように持ちますが、これは高さがあり、横から握りこむようにして使います。ところが一部のボタンが不用意に手に触れて画面が切り替わってしまう難点がありました。
思いついてこれを左手で使うようにしたら、逆方向から握りこむため、不都合なボタンが掌の内側に隠れ、意図しない操作を回避できました。数年これを使い、右利きながらいまではマウス操作は左手でするのが普通になっています。
今回買ったのは左手用のトラックボール マウス
です。以前、右手用のトラックボールマウスを使っていたこともありました。エルゴノミクスマウスでは、カーソルを動かすのにマウス自体を動かしますが、トラックボールマウスでは、親指でトラックボールを回転させることで、カーソルが動きます。まだ慣れなくてカーソルが動きすぎるきらいがありますが、すぐに慣れると思います。

今朝は雨です。昨日の、特に午前中はいいお天気で、朝、山に向かう車窓から明石海峡大橋、大阪湾が見えました。朝日を浴びて穏やかな海面がきらきら光り、そこにいくつもの船が浮かんでいました。
マウスが動かなくなり、買い換えました。これまでは、腕をいためたのをきっけにエルゴノミクスマウス
思いついてこれを左手で使うようにしたら、逆方向から握りこむため、不都合なボタンが掌の内側に隠れ、意図しない操作を回避できました。数年これを使い、右利きながらいまではマウス操作は左手でするのが普通になっています。
今回買ったのは左手用のトラックボール マウス

春陽背にずらり役行者像
◆春陽
大阪府と奈良県の境にある生駒山に登ってきました。出発は近鉄生駒線の元山上口駅からです。緑ヶ丘の住宅街の中を通り、千光寺を目指しました。鳴川山千光寺は役小角(えんのおづぬ)によって大峰山(山上ヶ岳)に先立って開かれました。
修験道の祖である役小角(えんのおづぬ)は、舒明天皇6年(634年)元日、出雲の国の高賀茂問賀介麿(まかげまろ)と賀茂役氏の娘の白専女(しらとうめ)の子として、大和国葛木上郡茅原の郷に生まれました。
ここは、小角が二上山、葛城山、友ヶ島、熊野へ向かうに先立って修行していたところです。そのため「元山上」と呼ばれています。駅の名前はこのお寺に由来していたのでした。母はここで修行を続けたため、女人禁制の山上ヶ岳に対し、女人山上として栄えました。境内には杖を手にした小角の像が並んでおり、法螺貝の音が響いていました。

大阪府と奈良県の境にある生駒山に登ってきました。出発は近鉄生駒線の元山上口駅からです。緑ヶ丘の住宅街の中を通り、千光寺を目指しました。鳴川山千光寺は役小角(えんのおづぬ)によって大峰山(山上ヶ岳)に先立って開かれました。
修験道の祖である役小角(えんのおづぬ)は、舒明天皇6年(634年)元日、出雲の国の高賀茂問賀介麿(まかげまろ)と賀茂役氏の娘の白専女(しらとうめ)の子として、大和国葛木上郡茅原の郷に生まれました。
ここは、小角が二上山、葛城山、友ヶ島、熊野へ向かうに先立って修行していたところです。そのため「元山上」と呼ばれています。駅の名前はこのお寺に由来していたのでした。母はここで修行を続けたため、女人禁制の山上ヶ岳に対し、女人山上として栄えました。境内には杖を手にした小角の像が並んでおり、法螺貝の音が響いていました。
