2018年06月
雲厚き空なり栗の花匂う
樹にあるは森青蛙の卵かな
金糸梅雨一日であがりけり
幕末史読みふけりつつ梅雨に入る
◆梅雨に入る
近畿、東海、関東甲信越が今日梅雨入りしました。初夏が終わり、雨の季節が始まりました。梅雨が明けるともう晩夏です。
昨日から半藤一利の『幕末史』を読んでいます。慶応丸の内シティキャンパスでの講義をもとにした本です。460ページを超える分厚さですが、平易で読みやすく、どんどん読み進んでしまいます。著者は「明治維新」を、勝った側、薩長側からの歴史であると述べ、別の角度から幕末を見ようとしています。視点を変えると、違ったものが見えてくるので面白いのです。
近畿、東海、関東甲信越が今日梅雨入りしました。初夏が終わり、雨の季節が始まりました。梅雨が明けるともう晩夏です。
昨日から半藤一利の『幕末史』を読んでいます。慶応丸の内シティキャンパスでの講義をもとにした本です。460ページを超える分厚さですが、平易で読みやすく、どんどん読み進んでしまいます。著者は「明治維新」を、勝った側、薩長側からの歴史であると述べ、別の角度から幕末を見ようとしています。視点を変えると、違ったものが見えてくるので面白いのです。
六月の空に小さき雲生まれ
法螺貝が青葉若葉に響きおり
緑陰の山城跡にお弁当
◆緑陰
昨日のハイキングでは城山の頂上でお昼にしました。そこへ行くまでの途中、ひとりで歩いている白人女性から「この道を上がっていけば湖に出るか?」ときかれました。布引貯水池のことと思われます。
布引貯水池は布引の滝のさらに上流にあります。私たちはそちらの道へ行かず、左の脇道を登って城山へ向かっていました。間違っているから引き返した方がいいですよ、と言いました。
瀧山城の瀧は布引の滝を意味しているのでしょう。城は地形を活かした山城で難攻不落だったようですが、織田軍の攻撃を受けて落城。城の石材は兵庫城築城のために持ち去られ、建物は何も残っていません。石碑の前のベンチはほどよい木陰になっており、涼しく快適でした。
昨日のハイキングでは城山の頂上でお昼にしました。そこへ行くまでの途中、ひとりで歩いている白人女性から「この道を上がっていけば湖に出るか?」ときかれました。布引貯水池のことと思われます。
布引貯水池は布引の滝のさらに上流にあります。私たちはそちらの道へ行かず、左の脇道を登って城山へ向かっていました。間違っているから引き返した方がいいですよ、と言いました。
瀧山城の瀧は布引の滝を意味しているのでしょう。城は地形を活かした山城で難攻不落だったようですが、織田軍の攻撃を受けて落城。城の石材は兵庫城築城のために持ち去られ、建物は何も残っていません。石碑の前のベンチはほどよい木陰になっており、涼しく快適でした。
六甲から晴れたる六月の海を
◆六月
六甲山のハイキングに行ってきました。六甲山は縦横無尽にハイキングコースがある山です。今回はJR新神戸駅から城山、市章山・碇山のコースを歩いてきました。神戸の中心部のすぐ裏手にあるコースで、最高地点が城山の標高300mです。鎌倉末期から戦国期にかけて瀧山城という山城がありました。
ここは見晴らしはありませんでしたが、市章山の展望台は市街地が一望できる場所でした。今日は快晴で、目の前の神戸中心部、東には大阪市街、西の明石に連なる市街地、さらに大阪湾の対岸の堺泉北臨海工業地帯のコンビナート群、あべのハルカス、PLの塔、友が島、淡路島などがくっきりと見えました。神戸港に出入りする船も見え、帆船がいままさに入港しようとしているところでした。
六甲山のハイキングに行ってきました。六甲山は縦横無尽にハイキングコースがある山です。今回はJR新神戸駅から城山、市章山・碇山のコースを歩いてきました。神戸の中心部のすぐ裏手にあるコースで、最高地点が城山の標高300mです。鎌倉末期から戦国期にかけて瀧山城という山城がありました。
ここは見晴らしはありませんでしたが、市章山の展望台は市街地が一望できる場所でした。今日は快晴で、目の前の神戸中心部、東には大阪市街、西の明石に連なる市街地、さらに大阪湾の対岸の堺泉北臨海工業地帯のコンビナート群、あべのハルカス、PLの塔、友が島、淡路島などがくっきりと見えました。神戸港に出入りする船も見え、帆船がいままさに入港しようとしているところでした。