2018年07月
熊蝉の声に囲まる朝餉かな
◆熊蝉
台風が去った直後の昨日は涼しい一日でした。このまま少し涼しくなるかもというのは淡い期待に終わりそうです。天気予報では今週も35℃前後の最高気温が続くとか。日差しの傾きにはすでに秋らしさが漂っていますが、涼しさはまだまだ先のことになりそうです。
クマゼミは日本特産の大型のセミです。鳴く時間帯は主に日の出から正午までの午前中で、日が照って温度が上がる午前7時頃から午前10時頃まで最も盛んに鳴きます。この時間帯は、窓を開けていると周りからシャシャシャともセンセンセンとも聞こえる鳴き声が盛大に湧きあがってきます。
南方系のセミであるため、温暖な地域にしか棲息できません。分布は関東南部・東海・北陸以南の西日本です。最近は温暖化で動植物の分布が変わってきていると聞きますが、関東北部より北でクマゼミは生息し始めているのでしょうか?
台風が去った直後の昨日は涼しい一日でした。このまま少し涼しくなるかもというのは淡い期待に終わりそうです。天気予報では今週も35℃前後の最高気温が続くとか。日差しの傾きにはすでに秋らしさが漂っていますが、涼しさはまだまだ先のことになりそうです。
クマゼミは日本特産の大型のセミです。鳴く時間帯は主に日の出から正午までの午前中で、日が照って温度が上がる午前7時頃から午前10時頃まで最も盛んに鳴きます。この時間帯は、窓を開けていると周りからシャシャシャともセンセンセンとも聞こえる鳴き声が盛大に湧きあがってきます。
南方系のセミであるため、温暖な地域にしか棲息できません。分布は関東南部・東海・北陸以南の西日本です。最近は温暖化で動植物の分布が変わってきていると聞きますが、関東北部より北でクマゼミは生息し始めているのでしょうか?
涼しさを残し嵐の去りにけり
にわか雨降りだす匂い外を見る
入道雲高くあれども雨は来ず
夏の午後海風心地よくつづく
◆夏
播磨灘が比較的近いので、住んでいるあたりは海陸風(かいりくふう)を感じることができます。海陸風とは海岸地帯に見られる風であり、昼は海から陸へ、夜は陸から海へと風向が変化する風です。
海は暖まりにくく冷えにくい(比熱が小さい)、陸は暖まりやすく冷えやすい(比熱が大きい)ことにより、海陸風は起きます。日中、太陽に熱せられて暖まった陸地に向かって海から風が吹き、夜になると陸地は早く冷え、暖かさの残っている海に向かって陸風が吹きます。
これらが入れ替わる時間帯は無風となり、これが凪です。海風の方が強い風になります。晴天の昼間、窓を開けていると、かけているタオルなどが吹き飛ばされるほどの風が吹きぬけていくこともあります。夜は陸風が穏やかに吹き、これもまた涼しいのです。
播磨灘が比較的近いので、住んでいるあたりは海陸風(かいりくふう)を感じることができます。海陸風とは海岸地帯に見られる風であり、昼は海から陸へ、夜は陸から海へと風向が変化する風です。
海は暖まりにくく冷えにくい(比熱が小さい)、陸は暖まりやすく冷えやすい(比熱が大きい)ことにより、海陸風は起きます。日中、太陽に熱せられて暖まった陸地に向かって海から風が吹き、夜になると陸地は早く冷え、暖かさの残っている海に向かって陸風が吹きます。
これらが入れ替わる時間帯は無風となり、これが凪です。海風の方が強い風になります。晴天の昼間、窓を開けていると、かけているタオルなどが吹き飛ばされるほどの風が吹きぬけていくこともあります。夜は陸風が穏やかに吹き、これもまた涼しいのです。