優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2019年07月


渓谷の入口から数百メートルほど歩いたところに龍鎮神社があります。一風変わった造りで、道沿いの鳥居から石段を降りていき、拝殿の前に出ます。IMG_3880
深谷川沿いに歩いてきていますので、目の前には深谷川が流れています。御祭神が祀られているのは川の流れをはさんだ対岸です。拝殿の上流側には龍鎮の滝があります。IMG_3881
この日は台風の翌日ということもあって、水量が多く滝壺も濁っていましたが、晴天が続いた後ならば、滝壺の水は翡翠色に澄んでいるそうです。IMG_3882
宇陀市にある海神社の系列神社であり、祀られている「高龗神」(たかおかみのかみ)は水をつかさどる龍神です。この流れを前にしていると、龍神の響きが実感を持って感じられました。IMG_3891


緑陰
室生ダムのダム湖に沿って歩き、宇陀川の支流の深谷川方面へと入っていきます。舗装の途切れるところに深谷川にかかる赤い欄干の龍鎮橋があり、まっすぐ進めば東海自然歩道経由で榛原へとつながっています。
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左折すると龍鎮渓谷です。ここに車は入れませんので、橋の手前に何台かの車が停まっていました。渓谷に入ると、深谷川の渓流に沿って歩く道となり、周囲の緑と渓流が空気を冷やします。心地よい渓谷の道を進んで行きました。IMG_3876


炎天
宇陀川をせき止めて作られた室生ダムのほとりまで行きました。ダムの口にかかる橋を渡りそのまま道なりに進んで行くと龍鎮渓谷です。ダム湖は梅雨や台風の雨をいっぱいにたたえており、放水口から勢いよく水が噴き出していました。IMG_3875
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葛切
今日は室生寺に行くつもりで来たものの、いっしょに行く大阪の友人たちが「龍鎮神社に行きたい」というので、そちらへ行くことに。龍鎮神社のある龍鎮渓谷を遡って行けば、室生寺の方へ出られる道があるようなのですが、駅の案内所の女性曰く、「道がどうなっているかはっきりとは言えないので、引き返した方が無難」とのこと。

地図もなく、そこで教えていただいた方角を頼りに歩いて行きました。最初は大野寺の前から宇陀川に沿って行きます。大野寺の近くに葛切りの看板が出た茅葺の建物がありました。IMG_3873
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夏川
梅雨も明け、7月28日(日)には、奈良県宇陀市の龍鎮渓谷でハイキングをしてきました。出発は近鉄大阪線の室生口大野駅です。ここから宇陀川のほとりにたつ弥勒磨岸仏の前を通っていきます。

高さ33mの垂直の巌に高さ13.8mの切込みを入れ、仏身11.5mの弥勒仏の立像を線刻しています。表情はうかがい難いですが、衣の様子は対岸からでもはっきりわかります。土曜日は台風が接近して雨が降ったことから、宇陀川は水量を増しており、川の水と石仏の対比がいい雰囲気でした。
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梅雨空
東京テレポートに戻るまでの間にパレットタウン大観覧車のそばも通りました。昨日の鎌倉はとバスツアーでこの観覧車が見え、ガイドさんが「シースルーのゴンドラが4台あるのですが、わかりますか?」と言われました。無事、発見。

この観覧車は高さ115m、ゴンドラ数64で1999年の建設当時には世界最大の観覧車としてギネスに登録されました。現在は日本で二番目。日本最大の観覧車は大阪府吹田市の「EXPOCITY」にある高さ123mのレッドホイールオオサカです。IMG_3807

夏の潮
スカイダックは有明テニスの森駅の下も通り、ゆりかもめが発車していくところに出会いました。ここは、テニスの会場になります。IMG_3799
スカイダックは着水したところから上陸しました。係員が待っていて、ホースで潮を洗い流します。こうしないと錆びてしまうのです。チームラボのアートミュージアム、チームラボ・プラネッツの隣を走り、東京テレポートへと戻りました。IMG_3804



東京五輪の競技場が最も集積するのが江東区だそうです。現在お台場でも体操競技場などの建設が進んでいます。このスカイダックの見学コースの現在のセールスポイントは、建設中の競技場を間近で見られるということです。IMG_3801
ただ、潮の加減がうまくいかないと東雲運河と旧防潮堤をはさんで建設現場に最も近い水域に入ることができないそうで、午前中の運行では入れなかったとのことでした。今回は水位がうまくいき、建設の様子を間近で見ることができました。IMG_3800
体操競技場が木造建築で、オリンピック終了後は数年間使われた後、取り壊される予定だそうです。来年、体操競技を見たら、ああ、あの建物だと思い出すでしょう。


遊船
スカイダックが海に入る瞬間は盛大な水しぶきがあがります。ガイドさんの合図で要客たちは「スカイダーック!」と叫んでそれを楽しみます。IMG_3790
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東雲運河を通り、豊洲市場を見ながら、そこをジョギングする人と同じくらいのスピードで進みます。遠くかすかにスカイツリーが見えました。東京タワーはもっと近くに見えます。レインボーブリッジを眺めていると、向こうから屋形船がやってきました。IMG_3796
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夏の海
ピカチュウ仕様のスカイダックは注目を集めながら進み、豊洲市場の前を通り、豊洲西小学校や昭和大学江東豊洲病院、芝浦工大付属中高校の前から海へと入ります。ガイドの女性が添乗していて、目に入る建物などの解説をしてくれました。IMG_3785
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