優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2019年08月

炎暑
車で走っていると、救急車によく出会います。「救急車が通ります。進路を明けてください」といいながら走ってくるのは、なかなか進路を明けない人がいるからでしょう。

先日は、新生児専用救急車を見ました。開業医で極小未熟児などが生まれた場合、専門設備が整った病院に搬送します。専用救急車なので、未熟児専用の設備が整っていて、スタッフも専門の人が乗り、救命に効果を発揮するのだと思います。IMG_3904


百日紅
日本ではいろいろなところで六体の地蔵が並んだ六地蔵が見られます。地蔵菩薩は、仏教では釈迦入滅後、弥勒菩薩が現れるまでの仏不在の期間に衆生を救う存在とされています。

村の入口など人の生活の身近にあり、「お地蔵さん」と親しみを込めて呼ばれます。特に子どもの守り神的存在でもあり、赤いよだれかけをした地蔵尊の姿がよく見られます。IMG_3907


原爆忌
74年目の広島原爆の日です。台風の影響で今朝は雲が多いですが、台風が接近していなければかんかん照りが続いていたことでしょう。あの日の朝は真っ青に晴れ上がっていたとききます。それが一瞬で真っ暗になった。

昨年11月に広島へ行き、平和公園や原爆ドームも見てきました。今年は沖縄の平和祈念公園にも行きました。戦争の記憶を伝えていくことがとても大事だと感じます。IMG_0346



酷暑
梅雨明け後の猛暑が続いています。梅雨明け以前は冷夏気味だったものが、梅雨明けと同時に一転して激しい暑さになったため、熱中症で搬送される人が急増しているようです。

近所の病院でドクターヘリを見ました。救急車は患者を迅速に医療機関へ搬送するのが第一の目的ですが、ドクターヘリは医師を患者の元に派遣し、一刻も早く治療を開始することが最大の目的です。救急では一分一秒が生死を分けますから。DSC_0002

ひまわり
酷暑が続いています。快適なのは早朝の7時ごろまでで、クマゼミが鳴き始めるとぐんぐん気温があがり、9時ごろにはすでにぎらぎらの猛暑です。特にお昼すぎは、外出するのはできれば避けようと思うほどの日差しです。

近所の河川敷でひまわりが咲いています。梅雨や冷夏ではぱっとしませんが、強烈な暑さこそこの花の真骨頂という気がします。IMG_3840

熊蝉
冷夏気味でしたが、梅雨明けから一転して酷暑になっています。毎朝午前六時ごろになると、家の周りでいっせいにクマゼミの大合唱が始まります。今日も暑くなるぞ〜、と大声で告げているようです。熱中症にはくれぐれもご用心を。
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土用鰻
先週の土曜日は土用の丑でした。龍神丸でひととおり鰹のタタキを食べた後、締めとして、やっぱり鰻を食べたいということになりました。ひつまぶし、これも美味しかったです。IMG_3900



天王寺まで戻り、MIOプラザにある「土佐わら焼き龍神丸」へ夕食を食べに行きました。友人に連れられて一度食べに来たことがあります。その友人のお勧めは鰹のたたきです。

塩とタレがありますが、絶対に塩。前回もとても美味しかったので、迷わず注文しました。来るなり食べてしまって写真はありません。写真はマグロのカマ。これも美味しかったです。IMG_3899

万緑
引き返そうと決め、来た道を戻りましたが、同じように渡渉せねばならず、トレッキングシューズと靴下をその都度脱ぎ履きするのは面倒で、途中から裸足に靴を履いて歩きました。沢登りでもしない限り、こういうことはあまりないでしょう。

室生ダムの近くまで戻ると、音楽が聞こえてきました。道沿いにいくつも幟が立っていて、今日は第10回の「室生へまぁーより祭」が行われているようです。IMG_3898
大野寺まで帰り、せっかくなので拝観することにしました。境内には枝垂れ桜の巨樹が何本もあり、桜の時期は見事でしょう。観光客も多数訪れると思いますが、葉桜の今、境内に人影はなくひっそりしていました。

境内のなかに、宇陀川対岸にある弥勒磨崖仏を正面から拝観できるところがありました。この石仏は、鎌倉時代初期、承元3年(1209)に後鳥羽上皇が開眼供養のため、大野寺に御幸したとの記録から、建造年代がはっきりしています。
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途中、室生寺と荷阪方面を分ける分岐点を通り、道としては間違っていませんでした。しかし、道そのものがしだいに怪しくなっていきました。何度も深谷川を渡りますが、その橋が劣化し渓流に埋没するようになってきたのです。IMG_3888
川の中の飛び石を伝って行けるところもありましたが、昨日の台風の雨で水嵩が増えており、沈下橋状態となっていて、靴を脱がなければ通れません。何度か そうして川を渡った後、とうとう、渡るのが難しそうな場所に出会い、引き返すことにしました。IMG_3890
ここまでの道はなだらかで歩きやすく、川を渡る部分さえ整備しなおせば素晴らしいハイキングコースになると思います。後でGoogleマップで確認したら、室生寺まであと2kmほどの所までは来ていたようです。

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