2019年09月17日 秋茄子のまだ小さきが葉裏にあり ◆秋茄子 秋になってから生るナスを秋茄子といい、特別な品種をさすわけではありません。夏のものよりはこぶりになりますが、種が少なく実がしまって美味しくなることが多いといわれています。暑さがやわらぎ食欲の秋を迎えるころにふさわしい味です。
2019年09月16日 まっすぐな道の両側豊の秋 ◆豊の秋 兵庫県の人口は瀬戸内沿岸部に集中しています。播磨地方も同様で、特に東播磨の内陸部には広々とした田園地帯が広がっています。稔りの秋を迎え、この三連休は晴天にも恵まれて早稲の稲刈が進んでいることと思います。
2019年09月15日 昇り来る陽が照らしおり鱗雲 ◆鱗雲 鱗雲は巻積雲の俗称で、鰯雲、鯖雲などとも呼ばれます。秋空に出る代表的な雲のひとつです。一週間後は秋分。秋も半ばです。夏が本当に暑くなるのは夏至以降、冬が本当に寒くなるのは冬至以降、秋が秋らしくなるのは秋分以降といえるかもしれません。 タグ :#鱗雲
2019年09月15日 驚きぬ苅田の鳶の大きさに ◆苅田 稲が刈り取られた直後の田んぼには野鳥がやってきます。刈り取った田をすき起こすトラクターが入っていると、掘り起こされた土にいる虫を狙って、こちらも野鳥が集まります。先日、ひときわ大きな姿の鳥の群れが田んぼに下りていました。近づいてみると、トビでした。空高く旋回している姿はよく見ますが、これほど至近距離で見るのは珍しいです。そばの電線にも数羽がとまっています。トビはワシ・タカの一種であり、近くで見るとそれがよくわかりました。 タグ :#トビ
2019年09月14日 ひとりなることが役目の案山子かな ◆案山子 稲田が広がるところを走っていたら案山子に出会いました。最近ではあまりみかけなくなっており、いいなあと思いました。ぴかぴか光る鳥威しに比べたら動かない案山子は鳥への効果が薄いのでしょうか。でも、稔りの秋の風景には欠かせません。
2019年09月14日 十五夜の明け雲ひとつなき快晴 ◆十五夜 昼間はやや雲があったものの、夜には晴れてきれいな名月を眺めることができました。江戸時代以前はお月見というと一大イベントだったようです。観月会が開かれるところもあるようですが、昔に比べると地味な気がします。 今朝は全天雲ひとつない秋晴れが広がっています。湿気が下がり、気温も下がり、さわやかな秋晴れの季節の到来です。三連休で稲刈りが進むところも多いのではないでしょうか。
2019年09月13日 赤々と鶏頭燃えている畑 ◆鶏頭 先日の雷雨以来、涼しくなりました。8月末ごろに一時期涼しかったことがあり、それからまた残暑がぶりかえしていました。その残暑をを吹き払う雷雨でした。ぽつぽつと刈られる田が目につき始め、かたわらの畑では鶏頭の赤さが際立っています。
2019年09月13日 小望月雲に隠れておりにけり ◆小望月 今夜が十五夜です。昨夜は雲が多く、月は見えませんでした。明け方、雨になったようです。十五夜の前夜を待宵といい、その月を小望月と呼びます。今日も午前中は雨で午後から曇りとの予報になっていて、名月が仰げるかどうかは微妙です。
2019年09月12日 快晴にまず刈られたる田一枚 ◆稲刈 昨日の午前中に車で走っていたら、稲刈りに出会いました。午後から雷雨との予報が出ていましたから、その前にと大急ぎで刈られていたものと思います。これまではずっと晴天で稲はよく乾き、稲刈りにいい条件が整っていましたから。
2019年09月12日 秋の雷暑さを連れて去りにけり ◆秋の雷 昨日はお昼すぎから雷鳴がし始めて暗くなり、強い風が吹いて、景色が霞むほどの激しい雨になりました。夜にかけても雨が降りました。おかげで気温が下がり仲秋らしい気温になってきました。