2019年11月24日 山茶花にいま差し初めし朝日かな ◆山茶花 増位山随願寺ではサザンカが咲き始めています。サザンカはツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹です。寒い時期の花というイメージですが、自生のものは四国・九州あたりが北限の暖かい地方の花です。園芸種のサザンカは品種改良されて寒さに強くなっており、このサザンカも冬中咲いています。 タグ :#山茶花
2019年11月23日 冬紅葉いよよ紅さを増しにけり ◆冬紅葉 増位山随願寺境内のイロハモミジの紅葉がきれいです。これだけきれいでも人影はあまりなく、ゆっくり散策して紅葉を楽しむことができます。 今日は暖かく、この写真を撮っていると、トレイルランニングの男性が来られました。これから広峰山まで走られるそうです。増位山と広峰山は峰続きで、稜線は険しいところもなく走るにはいいコースでしょう。 タグ :#冬紅葉#増位山随願寺
2019年11月23日 冬菊のほのかに紅をまといけり ◆冬菊 暖かい姫路では冬に入っても菊がきれいに咲いています。増位山ドライブウェイの入口近くのお宅の玄関先に白い小菊がたくさん咲いていました。白菊ですが、近づいてよく見ると所々に薄紅が兆しています。真っ白のものよりも少し温かみを感じます。 タグ :#冬菊
2019年11月22日 小雪のしろだもにあり花も実も ◆小雪 今日は二十四節気の小雪です。冬の二つ目の節気です。立冬の節気はまだ秋の名残が強かったですが、しだいに冬らしさが増してきます。日はすっかり短くなりました。 増位山随願寺境内の放生池の横にシロダモが生えています。シロダモはクスノキ科シロダモ属の常緑高木です。赤い実の横に白っぽいものが伸びていますが、これは花です。雌雄異株で、この木は実をつけているので雌株です。花の後にできた実は一年かけて熟し赤くなります。花と実を同時に見られるという珍しい木です。 タグ :#小雪#シロダモ
2019年11月22日 法螺貝の音が響きし冬の山 ◆冬の山 増位山山上駐車場から蛇ヶ池のほとりを歩いていると、法螺貝の音が聞こえてきました。増位山随願寺は天台宗で護摩を焚いたり、火渡りの行事があったりと山伏との関係も深いです。法螺貝はそうした関係者が吹かれているのかもしれません。 タグ :#増位山
2019年11月22日 茶の花の次々咲いてよき日和 ◆茶の花 増位山梅林の一画で茶の花が咲いています。一本だけだと思っていたら、奥にもう一本ありました。ツバキに似た白い小さな花が下向きに咲きます。花に比べて雄蕊がとても大きな面積を占めるのがこの花の特徴です。 タグ :#茶の花#増位山梅林
2019年11月21日 光あふれ冬の紅葉のあるところ ◆冬の紅葉 増位山随願寺の榊原政邦夫妻の墓所の前にあるイロハモミジが鮮やかに色づいてきました。イロハモミジは自生しているものであれば、15mを超える高さにまで生長します。この木もはるかに高いところで葉を繁らせており、紅葉はそこだけ日差しを浴びて輝いています。 タグ :#イロハモミジ#増位山随願寺#榊原政邦
2019年11月21日 頂に見るや小春の凪の沖 ◆小春凪 穏やかな晴天で増位山の頂からは播磨灘全域が見渡せます。南南西方向に市川の河口があり、その左岸にパナソニック液晶ディスプレイの四角い工場が見えます。その沖合いにあるのが家島諸島の一部クラ掛島です。無人島ですが、釣りをする人があるようです。 タグ :#小春凪#クラ掛島
2019年11月21日 冬浅き朝に響きし鵙の声 ◆冬浅し キィーッ、キィーッとモズの鋭い鳴き声が快晴の朝に響きます。双眼鏡でどこにいるのか探してみたら、すぐ近くの電線に止まってあたりを見回していました。この鋭い声はモズの縄張り宣言だといわれています。しばらくこうして睥睨し、さっと飛び立っていきました。 タグ :#モズ
2019年11月20日 頂に寝て小春空ゆく雲を ◆小春空 増位山の頂にはベンチが二つあります。前の方のベンチに寝転がって上を見ると、コナラの枝が見えます。コナラはそれほど鮮やかには色を変えず、地味な黄葉です。コナラの美しいのは春の芽立ちのときです。銀色を帯びた薄緑色の新芽の美しさはコナラ独特のものです。 タグ :#小春空#増位山