優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2020年02月

春浅し
先日、母の入ったサ高住からGoogleMapの案内で家を目指していると、目の前に姫路セントラルパークの大観覧車ジャイアントホイールが現れました。高さ85mで建設当時の1984年には世界最大の観覧車としてギネスに登録されました。

現在では、高さ123mで日本一(世界でも第五位)のエキスポシティにあるレッドホース・オオサカ・ホイールのように、100mを超える高さのものが全国に六つあります。現在の世界一はラスベガスにあるハイローラーの168mで、1984年の世界一のほぼ倍です。物理的にどこまで大きな観覧車が建設可能なのでしょうか。
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春眠
夢から覚めるときは、夢の中で困った状況に置かれているということがよくあります。「こんなことになってしまって、いったいどうしたらいいのか」と焦っていて、まごまごしていると、目が覚めて「夢だったんだ」とほっとするという状況です。悪夢というわけではないですが、いい夢というわけでもなく、「困惑夢」とでもいえばいいでしょうか。
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春早し
仏壇を送り出した後、耐火金庫も別の業者にひきとってもらいました。いずれもお金がかかる「粗大ごみ」です。その後、あれこれと片付けをして陽のあるうちに家に戻りました。

夜になって母が入所している施設から電話がかかってきました。その施設には週に二度近所の総合病院の医師が往診に来られます。今日がその日で、母も診察を受けたところ熱があり、病院で血液検査をしたら白血球の値がかなり高く、肺炎でも起こしたら大変、と入院になったので、病院まで来るようにとのことでした。

余寒のなか車を走らせて30分、病院では肺炎の兆候はないとのことでしたが、白血球が高いということは何らかの感染症の疑いが濃いです。入院にあたっての数多の書類を再び書きました。母は受け答えもはっきりし、通常とそれほど変わった感じはありませんでした。
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余寒
昨日、実家の仏壇と神棚を供養処分業者に引き取っていただきました。仏壇は押し入れの片方を占めて鎮座していました。仏壇が去るとそこがぽっかり空間として残りました。業者はネットで探しました。今はネットで検索すれば昔は考えられなかったような情報でもすぐに得られます。

業者の方に「お仏壇を処分される方は多いですか?」と尋ねると、「みなさんそれを聞かれます」と言われました。こうしたビジネスが成り立つということは、当然多いということです。私はお願いしませんでしたが、人目をはばかる方のために仏壇に覆いをして運ぶ用意もされていました。仏壇はバンの後ろに載せられて去っていきました。
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春の雪
春になってから寒い日が続いています。遅れてやってきた寒です。昨日、自分の家のあたりは晴れていましたが、北では雪のようでした。
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余寒
今日は粗大ごみと同時に可燃ごみの収集日でもあります。実家からは可燃ごみもLサイズ5袋を持ち帰りました。同時に自分のゴミもフエルアルバムを入れて出しました。まだ5冊残っています。昨夜は冷え込みました。しかし、あまりにも暖かい冬でしたので、余寒にほっとするところがあります。
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二月早や
明日がこちらの粗大ごみの日なので、前から今日は実家へ行こうと計画していました。居間と台所の椅子あわせて六脚を積み、プラスチックケースを二つ、鏡台、布団と毛布などを中心に小さな陶器の置物、金物類、古い箒などを組み合わせて積めるだけ積み込んで戻りました。夕方から気温が下がり、寒中よりもむしろ寒くなっています。
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春立つ
昨日は姉宅で恵方巻を食べました。切らずにと言われますが、食べにくいので切ってイワシのフライもいただきました。昨年は亡くなった義兄も、入院している母もいっしょに恵方巻を食べたことを思うと、この一年の様変わりに驚きます。

母は今朝が退院でした。そのままサービス付き高齢者向け住宅に向かいました。病院からは30分ほど。よく晴れて気持ちの良いドライブでした。施設ではきちんと準備を整えて待ってくださっており、細やかな心遣いを感じて、ここにしてよかったと思いました。
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節分
節分です。朝食を食べてコーヒーを飲んでいたら、窓辺にスズメが二羽やってきました。窓は閉め切っていますから、人がすぐそこにいても大丈夫だったようです。今日はベッドの移動なので、午後から実家へ行きます。ベッドがなくなれば、部屋は随分広く感じられるようになるでしょう。
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日脚伸ぶ
片付けを終えて家に帰ってくると生垣越しに二重跳びをしている音が聞こえてきました。隣あった住宅地の前の道路で小学生が縄跳びの練習をしているようです。明日が節分、明後日が立春、日暮れの時間が遅くなり、夕方ものんびりした雰囲気が漂っています。
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