優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2020年04月

青き踏む
「青き踏む」とは、春の青々とした草を踏むことをいいます。今日は平日ですが、増位山の山上広場は昨日と同じくらいの人影がありました。ゴールデンウィーク、どこかに出かけようと予定されていた人も多かったはずです。せめて近所で息抜きをしたいというところでしょう。
DSCN1812



霞桜
増位山の山上公園では、まだ一本のカスミザクラが咲いています。ゴールデンウィークのころは外に出かけるには一番いいころです。暑くもなく寒くもなく、湿気は少なく風は心地よく日は長く気分がゆったりします。皮肉にも今年のゴールデンウィークは晴天が続きそうです。
DSCN1788



大霞
遠出ができないゴールデンウィークとあってか、増位山の山上公園はいつにない人出でした。駐車場にたくさんの車が停まり、テントをたてている人、東屋の下に集まっているグループ、芝生に敷物を広げてくつろぐ家族連れなどがいました。

しかし、増位山の頂には人影はありませんでした。コバノミツバツツジの花期は完全に終わっています。今日は良く晴れていたものの、播磨灘は霞んで淡路島も家島も見えませんでした。
DSCN1807[1]



黄金週間
正確にいつからがゴールデンウィークなのかはわかりません。先週末からすでにそうだととらえてもいいのかもしれません。いずれにせよ今年はコロナ禍で黄金週間ではなく在宅週間になっています。
DSCN1773



春昼
先日右大腿骨頸部骨折を起こした母の手術が昨日ありました。折れた大腿骨の骨頭部分を人工のものに取り替える手術です。これでうまくいけば寝たきりになることを避けられます。手術は一時間ほどで無事終了しました。
DSCN1783



春の宵
「ブルーライトアップ」は、新型コロナウイルスの治療や感染防止に取り組む医療関係者に応援と感謝の気持ちを示すため、建物を青色にライトアップする運動です。ロンドンで始まり世界に広がって、日本各地の名所も青い光に包まれています。姫路では世界遺産国宝姫路城がブルーライトアップされています。昨夜は西の空に三日月が残り、幽玄な印象でした。
IMG_4560


野遊び
晩春の今頃は外で過ごすには最適のころです。野山には日差しがあふれ、風は心地よく木々は新葉を茂らせ始めています。その中へ出て一日過ごすことを表す季語が「野遊び」です。増位山山上公園には子どもを連れたお父さんが来ていました。子どもたちは走り回っていました。特に意味もなく走り回れるのが子どもというものです。
DSCN1793


霞桜
増位山の山上公園では今、カスミザクラが咲いています。桜の時期の最後を飾る桜で、ソメイヨシノなどよりは通常半月ほど遅く咲きます。土曜日は快晴でそのカスミザクラの下でお花見をしている人の姿がありました。緊急事態宣言中のひっそりとしたお花見です。
DSCN1789


山躑躅
ヤマツツジは日本全国の山野に普通に見られる代表的なツツジ、と図鑑には書いてあります。しかし、増位山ではコバノミツバツツジが圧倒的に多くヤマツツジはほとんど見られません。そろそろコバノミツバツツジの花期は終盤です。先日ひっそりと咲いているヤマツツジを見つけました。
DSCN1778



葉桜
今日は快晴でした。晴天でも春は風の強い日が珍しくありません。風が萌えだした新葉を煽り、山々をいっそう生き生きと見せます。増位山梅林に生えているヤマザクラの巨樹もすっかり葉桜となり風に新葉をそよがせていました。
DSCN1782


このページのトップヘ