優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2020年04月

春の山
ゴールデンウイークが間近ですが、気温が低いです。昨夜は寒く今も真冬のころとほぼ同じ恰好をしています。それでも戸外は初夏が近いことを感じます。今頃の山は落葉広葉樹の新葉がいっせいに出そろい日ごとに色彩が変わっていきます。日差しは強く明るくそれらの若々しい緑を照らします。
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躑躅
晩春を飾る花のひとつがツツジです。増位山ドライブウェイにあがる手前に立派なお宅があり、毎年キリシマツツジが真っ赤に咲きます。今、最盛期を迎え前の道路からもよく見えます。鹿児島県の霧島山に自生するツツジから江戸時代初めに見出されたのが名前の由来です。数多くの品種があり、花の色もさまざまです。
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春筍
増位山へ散歩に行き、随願寺の庫裏前を通ったら炊き立ての筍ご飯をいただきました。今年は筍が少ないようで、猪が掘り返した跡もほとんどないとのことでした。晴天が続きます。

ゴールデンウィークが近づいて、「家にいよう」がさらに重要になっています。こういうことになると、休みやすくするためにゴールデンウィークやシルバーウィーク、移動祭日を作ったことが皮肉な逆効果を産みます。今の情勢だとお盆の帰省シーズンもどうなるかわからないですね。
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八重桜
増位山ドライブウェイ入口のヤエザクラ並木が満開になり、その木陰に停車している車がありました。日差しはすでに強く、停車するにはちょうどいい場所かもしれません。花のひとつひとつが大きいので満開になると普通の桜とはかなり趣が違います。
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病院から帰ってきて運転席から降りようとしたら、車の中に小さなヤモリがいました。どこからいつ入ったのかわかりません。動作が緩慢なので簡単に捕まえることができました。部屋に連れて戻りしばらく遊びました。掌でもしばらくじっとしていてよく見ると可愛らしい顔をしています。
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花水木
昨日はCIDPの定期受診の日でした。症状はあまり変わりません。筋力が落ちていれば再び免疫グロブリン大量静注療法を受けることになるでしょう。今のところまだそこまでは行っていません。

病院からの帰り道、あちこちでハナミズキが咲いているのを見ました。並木や庭木として植えられており、桜と入れ替わるように咲きます。大正の初め頃にアメリカから日本に入りました。ハナミズキの季節が終わると春も終わりです。
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糸桜
「家にいよう」なんですが、家に籠ってばかりいるわけにもいきません。しかし、人が集まるところはほとんどすべて閉鎖されています。そのため、ふだんの平日ではあまり人影がない増位山でも人の姿を見ます。先日は随願寺奥の院をスケッチしている人がありました。
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日永
春分から一か月です。夕暮れ時が遅くなり、休校中の子どもたちがかくれんぼをしている声が聞こえてきました。春分には京都の大谷本廟へ義兄のお墓詣りに行きました。新型コロナが身近な話題として騒がれ始めたころです。それでもここまで大変なことになるとは、あのころは想像していませんでした。次の一か月でも収束していない可能性の方が高く、耐乏生活は長期化しそうです。
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春疾風
サービス付き高齢者向け住宅に入っていた母が先週土曜日に転倒し、右大腿骨頸部骨折を起こしました。去年の暮れにひどい貧血が発見されて入院したのをきっかけに、一人暮らしは無理と判断し退院後はサ高住に入りました。しかし、そこでも入所三日目に発熱があり、肺炎が警戒されて入院。3週間入院して退院後、40日ほどして今回の骨折です。

昨日、主治医の説明を受け、大腿骨の骨頭部分を人工の骨に置換する手術をすることにしました。コロナ禍の最中で面会もままなりません。暮れに入院するまでは大きな持病はありませんでした。それでも最初の入院中からたびたび転倒があり、危ないなと思っていたら案の定ということになりました。
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枝垂桜
午前中に近所のイオンに買い物に行ってきました。20日なので5%割引の日なのですが、それほど人は多くありませんでした。さすがに今は買い物客もほぼ全員マスクをしています。外から戻ったらハンドソープで丁寧に手を洗います。
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