優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2020年07月

白雨
九州、四国、中国地方の梅雨明けが発表されました。近畿も間もなくでしょう。白雨とは、驟雨のことです。突然の激しい雨で目の前が白く見えることを表しています。雨の国日本には多彩な雨の言葉があります。

昨日は昼過ぎに明るい空から急に大粒の雨が落ちてきました。その後、一時的に風交じりの強い雨が降り、空が暗くなり間もなく小降りとなって雷鳴が聞こえました。雷が鳴ったら梅雨明けです。
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川鵜
近所を流れる市川にはさまざまな水鳥が暮らしています。秋冬にはカモ類も渡ってきます。先日、中州でカワウが一羽入念に羽づくろいをしているのを見ました。器用に首を回して背中の方まで嘴をまわしています。かなり長い時間そのようにして過ごしていました。
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青トマト
近所には家庭菜園程度の畑もところどころに残っています。作物が熟れてくるとカラスなどが目ざとく見つけて人間より先に食べてしまいます。鳥よけの仕掛けが畑に立てられていました。ボトルタイプの缶コーヒーの空き缶が元になっています。風が吹くと軽快な音をたてて回りました。
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鬼百合
住んでいるところは20世紀までは田園地帯でした。今は水田が次々埋め立てられて商業施設や住宅地に変わっています。古い農家が取り壊されてアパートになったところもあります。昔からの農家と新興住宅地が混在しており、農家の庭先でオニユリが咲いていました。
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夏鶯
四連休の間、結局毎日雨でした。昨日も昼前から雨になりました。今朝もどんよりして今にも雨が落ちそうです。四連休中は昼間に入浴しました。時間帯を変えるだけで気分が変わります。のんびり湯舟につかっているとウグイスの囀りが聞こえてきました。
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梅雨長し
四連休の最終日になってようやく晴れてきました。雨続きで各地で災害が発生しています。災害に備えて食料や水を備蓄しています。ローリングストックという考え方にしたがって定期的に食べながらの備蓄です。今週に入ってから備蓄食料中心に消費するようにしました。

その中にベースフードというものがあります。完全食と銘打たれ二種類のパンとパスタで、26種類のビタミンやミネラル、食物繊維、タンパク質が含まれています。食感は普通のパンやパスタと変わりありません。
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ひまわり
連休に入ってから雨が続いています。今朝は雨音がはっきりきこえるほど強い降りです。近所の庭でひまわりが咲いています。近頃は自分が子どものころに見た見上げるような背丈のひまわりは少なくなり、こぶりのやわらかな雰囲気のものが多くなりました。梅雨が長いです。七月中に梅雨明け宣言はあるでしょうか。
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燕の子
今日も曇り空です。梅雨明けはまだのようですね。昨日のツバメの巣の続きです。親が餌を運んでくると巣から落ちんばかりに身を乗り出して、自分の身体よりも大きな口を開けるヒナたち。しかし、親が再び出かけるとぱっと静まり五羽が頭を揃えて巣に収まっています。このコントラストが面白いというか…。
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燕の子
今朝はどんよりとした空模様です。先日近所を歩いていたら軒先にツバメの巣があるのに気が付きました。巣の下には糞除けの新聞紙がしいてあります。巣には五羽のヒナがいました。親ツバメが戻ってくるのを見つけると巣から乗り出して大きな口を開けます。口の中は
黄色く、親鳥はこれに触発されて餌を与えるのでしょう。
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大暑
今日は二十四節気の大暑です。梅雨明け宣言はまだないものの、ここ数日晴天が続いていて実質的には梅雨明けしているような気持ちです。夏至から一か月が過ぎて夕暮れが少し早くなってきたのが実感としてわかります。地上で何があろうと太陽の運航は変わりません。
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