優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2021年09月

彼岸花
今日は彼岸の入りです。ヒガンバナが畔に咲きそろってきました。田園地帯を彩る秋の色です。ヒガンバナは大陸から有史以前に渡来したものと考えられており、人間の生活があるところにしか見られません。
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台風一過
台風が去った後は天気が急速に回復しました。台風の連れてきた南の空気のせいか午後からは気温もあがり夜も暑かったです。今朝は早くも雲の多い夜明けです。明日が彼岸の入りで、敬老の日でもあります。今年は祝日を確認しないと混乱します。
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台風
台風14号の近畿への接近は予報より半日ほど遅く昨夜に入ってからでした。眠るころには戸外で強まる風の音がしていました。台風は福岡県に上陸した後、九州を横断して愛媛県に再上陸し、四国を縦断。今後、和歌山県から紀伊半島を横断して太平洋に向かう進路をとりそうです。
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台風
台風14号は東シナ海で停滞していました。少し前の予想では上海から朝鮮半島方面に向かうとのことでした。しかし、急激に進路を東に向け九州に上陸した後、西日本をほぼ縦断する進路をとりそうです。秋雨前線が刺激されるため豪雨に警戒が必要です。午前6時、曇ってはいますが姫路はまだ雨は降り出していません。
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弓張月
9月21日が名月です。名月は太陰太陽暦の8月15日の夜の月を指します。ここ数日、雨だったり昼間は晴れても夕方は曇ったりで月は見えませんでした。昨夜は久しぶりに晴れ、かなり膨らんできた月を見ることができました。
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露草
朝の早い時間に散歩しているとあちこちでツユクサに出会います。雑草ながらその花の美しさ、独特の深い青色は印象深いものがあります。昔から日本人には親しまれており、月草、青花、蛍草との呼び名もあります。
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糸瓜
二階からテラスを通って一階、さらに玄関の隣にかけてヘチマを這わせているお宅がありました。黄色い花がいくつも咲きその間にヘチマが実りつつあります。ヘチマは雌雄異花、自家和合性があり同一株で受粉が可能です。

小学生のころ学校でヘチマを育てたことがあったのを思い出しました。あのときはヘチマ水を採ったりタワシを作ったりしました。若い果実はそのまま食用になるとか。キュウリみたいな感じなのでしょうか。
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曼珠沙華
日曜の朝、散歩をしていたら田の畔にヒガンバナが咲き始めているのをを見つけました。昨年は猛暑でお彼岸に間に合わず10月に入るまで咲いていました。今年は長雨で涼しい日が多かったせいか彼岸の入りの前から咲きだしました。
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天高し
金曜日の午前中は久しぶりの快晴になりました。晴れてももう残暑という感じではなく澄んで明るい秋の日差しです。午後からはしだいに曇って土曜日の早朝は雨になりましたが、それもすぐにあがり洗濯日和になりました。

夜明けは遅くなっており午前五時ごろようやく東の空が白み始めます。あと一週間でお彼岸ですから無理もありません。今年は彼岸の入りの日が敬老の日。今週末からシルバーウイークながら、緊急事態宣言の延長でそれどころではない話です。
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燕去る
昨日の朝は久しぶりに気持ちのいい快晴でした。今日はすでに雨になっています。雨がちの間を縫ってツバメが南へ去ったようです。昨日、注意してあたりを見ましたが姿を確認できませんでした。

近所のビルに巣を作っているコシアカツバメはまだ残っています。ツバメと異なり集団ねぐらは作らず渡りの寸前まで巣にいるようです。
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