秋分
古代の遺跡などでは、春分や秋分の太陽の光が差し込んで、ある一定の場所にあたるように設計された建造物があります。暦を知るのにそのふたつがとても重要で、古代の人たちはそれを把握しようとしていたのです。

夏至のころの朝日は部屋の奥深くまで差し込んでいました。日の出の地点が極限まで北よりになっているためです。しだいに日の出が南にずれていき、秋分の今日はわずかに壁に朝日がさす程度でした。間もなく、部屋に日の出の光は入らなくなるでしょう。

夏至周辺の時期、午後の日差しは全く部屋に入りませんでした。南中高度が高く、日没地点が北よりだからです。しかし、お盆を過ぎるころから夕方の日差しが入り始めます。冬至前後では、正午でも日差しが入るようになり、南西側の午後は日差しが部屋の奥深くまで入ります。建物の中にいても日差しの様子がわかり、おもしろいものです。
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