優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2022年01月

大寒
大寒の昨日は北日本では厳しい寒さだったようです。寒いですが日差しははっとするほど明るくなっています。すでに光には春の兆しがはっきりと見え、厳寒の澄んだ空気の中でそれがさらに際立ちます。「光の春」といわれる美しい季節がすでに始まっていると感じます。
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冬陽
大寒です。今冬は寒く大寒の今日も北日本は厳しい寒さ、日本海側は雪の予報です。北海道では内陸部で-30℃の予想気温になっていましたから想像を絶する寒さです。この時期は日本が広いと感じます。北海道と沖縄の違いはもちろん、兵庫県のようなひとつの県でさえ日本海側と淡路島の南端では全く異なります。

先日、国道2号の加古川バイパスを通ったら橋の架け替えか拡張工事をやっていました。屋外で働く人には暖房など関係ありません。足場の上できびきびと働く姿を見ていると、こういう大勢の人たちが日本を支えているんだなあとありがたい気持ちになりました。
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寒月
18日が満月でした。朝、夜明け前の空を探したら名月の頃よりもかなり北の位置で山の端に向かっている満月が見えました。夜が長い時期なので、太陽は南寄りに、月は北寄りに沈みます。明日は大寒。寒さの厳しい時期ですが日差しが明るくなり少しずつ春の兆しが身辺に漂い始めます。
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寒波が一段落し日本海側の雪は少しおさまっているようです。瀬戸内海側は雪はほとんど降りません。北を見ると兵庫県中部、中国山地に属する山々を遠望することができます。手前の山に雪はありませんがさらに北に雪を被った山がわずかに見えます。
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大根
柚子をたくさんいただいたのでYouTubeで見た大根とゆずの醤油漬けを作ってみました。ポリ袋だけで漬けられ2時間ほどで食べられるようになります。柚子の香りとぽりぽりとした大根の食感が絶妙な美味しいお漬物です。これほど簡単に美味しくできるなら、柚子をいただいたらこれで決まりです。
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山眠る
日本海側や東北、北海道では寒波の影響で週末は冬の嵐に見舞われました。テレビは持っていないのですが、YouTubeでその様子を見ました。毎日のこととなると大変だろうと思います。冬はほぼ毎日青空が広がる地域に住んでいると想像が難しいです。
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松の内
関西の松の内は今日までです。今年の干支の寅の置物をいただいていて飾っています。松明けで正月飾りなどは取り払われますが、この置物は今年一年飾っておこうと思います。
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正月
このコースの最後は須磨寺で締めくくられているのですが、今回は須磨寺へは寄らずそのまま須磨寺商店街を抜けて須磨寺駅に向かいました。商店街の途中に弘天さんがあります。弘天の弘は弘法大師を、天は天神様、菅原道真を表しています。

商店街を通る道は北側に弘法大師をまつる須磨寺、南側に菅原道真をまつる網敷天満宮があります。智慧の高いふたりにゆかりの社寺をつなぐ道を智慧の道と呼び、途中に神仏同座のモニュメントが設置されました。

奥には七歳の弘法大師と五歳の菅原道真像が並んでおり、五角形の門は智慧の輪と呼ばれ、ここをくぐりぬけてお参りすることによって智慧を授かることができます。ものごとを好転させるという意味合いも込められているとか。
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正月
須磨寺公園を経て桜の広場で一休みしました。すぐ下を第二神明道路が走っています。このコースは「奥須磨の桜をめぐるウォーク」と名づけられており、あちこちに桜があります。高倉中学の隣で階段を降り、道はどんどん下って行きます。途中で木の間から須磨の海が見えてきました。
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水仙花
多井畑厄神の境内は一方通行の規制がされていました。初詣の時期や1月18日から20日の厄除大祭のときは大勢の参拝客が訪れるので混乱を避けるためでしょう。境内をぐるりと一回りして拝殿前に戻り石段を降りると水仙が咲いていました。冬の終わりが近いです。
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