優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2022年01月

寒の入
三が日が終わると日が永くなったと感じます。神戸での日没が最も早かったのは12月の初旬の16:48でした。小寒の昨日の日没は17:02です。15分近く日の入が遅くなっているので、夕暮れ時の遅さを体感できます。これから少しずつ日の光の強さも感じられるようになっていき、大寒のころは寒いですが春の接近が思われ心浮き立ちます。
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小寒
今日は二十四節気の小寒、寒の入です。冬は晩冬に入り一年で最も寒い時期になります。晴れた朝は一面に霜が降りています。近所を歩いていると犬を散歩させている方によく会います。人間の運動にもなって一石二鳥でしょう。どんなに寒くても犬は散歩に行きたがるでしょうから。
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四日
四日の昨日は午前中風がありましたが晴天でした。風が強かったのは寒波の影響でしょう。三が日が終わり生活は日常のものに戻りつつあります。年末から新年にかけては新しい年の干支があちこちで登場します。ただ、新年になって一週間もたてば誰も今年の干支のことは脳裏にのぼらなくなります。
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三が日
雪国では寒波のためにまた雪が降り続いています。北海道では空の便にも欠航が相次いでいるようです。元日の朝にわずかな積雪がありましたが、その後は晴天で風もなく暖かな三が日でした。出かけることに何の憂慮もないありがたい地域に住んでいると感謝です。
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三日
三日は姉の誕生日ということもあり姉の家に集まってすき焼きを食べました。予約していたお肉をスーパーへいただきにいくと大勢の人が鍋の材料やお刺身、カニ、お寿司などを買いにに来ていました。久しぶりに食べきれないほどの料理を食べ、今日はファースティングしようかと考えています。
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初日影
三が日が終わり明日から日常が始まります。今年は元日が日曜日だったので曜日の並びから年末年始の休暇は短めの方が多いと思います。一年の計は元旦にありという言葉がありますが、私自身は年末の間に計画し新年から実行しています。松の内が終わるころには忘れ去っていたなんてことにならないようやっていきたいですね。
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初御空
新年はすべてのものに「初」がつきそれが季語にもなります。お正月のころは最も日の出が遅くゆっくり起きても空が白んでいくあたりから眺めていることができます。地上がまだ暗いときでも川は空の明るさを映して先に明るくなり始めます。
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大旦
元日の朝を大旦(おおあした)といいます。今年の元日は雪景色で明けました。元日はLINEで友人たちとやりとりをしました。年賀状の代わりにLINEを使っている感じです。学生時代の友人などいくつかグループでお正月の様子をやりとりしました。

こういうグループLINEでも学生のころ発言が多かった人はやはり発言が多く、ほとんど発言しなかった人はROMなのは面白いです。LINEは無料、何度でもやりとりができ、いろいろな人の発言をきいてそれに応じて話を発展させられます。一枚63円、手間暇がかかって一方通行の年賀状は太刀打ちできなくなるでしょうね。
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年新た
家のカレンダーはいただきものばかりです。その中にお寺のものがあって、一月は可愛らしい石仏の写真とともに「松たてずしめかざりせず餅つかず かかる家にも春は来にけり」元政法師(笈埃随筆)の言葉が書いてあります。

私も家に特段の正月飾りはしていません。年賀状も10年ほど前からやめています。それでもお正月はやっぱりお正月だなあと思いますし気持ちは新たになります。暦があるというのはいいものです。
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元朝
明けましておめでとうございます。朝起きてみたらうっすらと雪が積もっていました。日本海側は大雪で大変ですが、この辺では雪は珍しく心を浮き立たせてくれる存在です。積もった雪に初日が差して周囲の景色が輝いています。
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